- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812490891
作品紹介・あらすじ
ホラー漫画家外薗昌也が、積年封印していた自身の体験談や取材した恐怖実話を結界から解き放ち書き下ろした。漫画家ならではの日常生活に入り込む、心に引っかかって落ち着かない怪異現象から怪談マニアも驚愕する怪奇現象など、ヴィジュアルがイメージしやすい独自の視点で語られる恐怖譚は新たな戦慄を巻き起こす。「腐女子地獄」「おもろい奴〜怪談大会」「夢魔」「霊感者ふたり」「書かれたくない」「動かぬ少女」などに加えて『"お化け屋敷"に住んでいたことがある…』という書き出しで始まる力作、ハンパない自分の異常な体験を綴った「僕の家」など27編収録。マンガでは表現できなかった外薗ニューホラーワールドを体験せよ。
感想・レビュー・書評
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XのFFさんのお勧めもあって読み始めました。
序章とあとがきを含めて29のお話がまとめられているのですが、一つ一つは短いので、すっと読めます。でも、ほとんどのお話がなんか後味悪い。
この本に関しては、感想書きたくないなぁ…って言うのが正直なところです。理由は自分でも分からないけど。
山森めぐみさんの「憑きそい」に読後感が似ている。読みたいのか、読みたくないのか、読んでるうちに自分でも判らなくなってくるんだけど、読み続けないといけないというのか。蛇に睨まれてる感じ…
赤く視えるのはヤバいやつ…
だから、表紙、赤くしたのかな?? なんか嫌だな…
結局最後まで読んだし、面白かったのは確かなんだけど、、星の数、悩みました。
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図書館にある実話怪談を全部読む、で借りてきた2冊目。
よく考えたら怖いはなしがけっこうてんこ盛り。
『腐女子地獄』『木の立ちふさがる家』『秘密結社』シリーズが面白怖かった。
外薗昌也さんの作品はヤバイものが多いと聞いていたけどまぁヤバいのはあるなーって感じでした。でみんなに読ませて薄めてるんやろなーって。
そう思ってしまった。
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はじめまして、おみと申します。
赤異本、人からのお勧めで読み始めたのですが、他の本に寄り道したりしてまだ途中でストップしてしまってます。色々...はじめまして、おみと申します。
赤異本、人からのお勧めで読み始めたのですが、他の本に寄り道したりしてまだ途中でストップしてしまってます。色々一段落したので、また再開しようかな…
怖い本、お好きですか?
怖い本を読まれてる方、あまりお目にかからなくて、私くらいなのかなってちょっと淋しく思ってました。。
そうっと、フォローさせてください。2024/03/16 -
おみさん
フォローありがとうございます。
実話怪談が好きすぎて中毒になっています。
怖さや不思議の中毒なんだと思います。
中毒が大きくなっ...おみさん
フォローありがとうございます。
実話怪談が好きすぎて中毒になっています。
怖さや不思議の中毒なんだと思います。
中毒が大きくなって今はホラー小説にまで手を出して収拾つかなくなってまして笑
怖い話のお仲間ができて嬉しいです!!2024/03/21
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本当にあった怪異なの?それとも作り話?と思いたくなるような話ばかり。
裏表紙にもかいてあるけど見たこともないのに頭の中にビジュアルが浮かんでくるのがなかなか気持ち悪い
お化け屋敷に住んでいた話をもうちょい詳しく知りたいなあ・・
妹さんは5年の間に帰ってきたのだろうか -
キケンな本。
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2017年、2冊目は昨年末から、主に隙間読書用にしていたモノ。外薗昌也の実話怪談。『~異本』シリーズの一作目。
実は、実話怪談系(←ダジャレのつもりではありません)はあまり好みではないんです。読むのも、おそらく、一昨年の実話系ホラーアンソロジー『女之怪談』以来だと思う。今回は、実話怪談系作家数名を紹介され、外薗昌也もその中の一人、というコトで読んでみました。
実話怪談系だけに、オチがなかったりするモノもある。そんな中、一番のお気に入りは、呪詛的話の「腐女子地獄」。後はコレと言って印象に残るモノは……。
隙間読書用としては、実話怪談系も悪くない。って既にシリーズ二作目『黒異本』が控えてるんですけど……。 -
ブックパスにて。
小説に入れるかどうか悩んだ末、このカテゴリに追加。色々な方の話をまとめたものだしね。
スッキリしない終わりの数々。現実なんてそんなもの。 -
先に「黒」読んでから「赤」があることに気付きました。
個人的には「黒」よりもイヤな話(語り口?)が多かった。
ナントカお盆休み中,家族と一緒のウチに読み終わりました。
こんなの一人暮らしのマンションでは読めません。 -
すっきりオチない話が多い。必読というほどではないが、悪くない。
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こういう心霊体験は眉唾だと思ってあまり手を出さないのだけれども、マンガ『犬神』の外園さんの本となれば、まぁ読もうという気になろうっていうやつで。名前が知れている漫画家さんの実体験ということになれば、そう簡単に嘘もつけまい・・・。で、実際には「Hの漫画がアニメ化するらしい」とか、「Yが経営しているという画廊は今も銀座に~」など、当事者の生々しさがあって、妙に信憑性が出てくる。挙句、外園さんの家族みんなで心霊体験していたり。しかし、霊感がない私には、やはり幽霊よりも人の憎しみや恨みとか執着のほうが怖かったりする。この本でいえば、「腐女子地獄」とか「蟻壷」とか・・。