乱れ咲く薔薇の宿命 (ラヴァーズ文庫)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 119
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812490983

作品紹介・あらすじ

赤い瞳、年を取らない身体-。半分人間ではない者の世界で、「下級」である香具山紲と、「貴族」のルイは、気の遠くなるような歳月を経て、ようやく恋を実らせ、永遠の愛を手に入れたかのように思えた。しかしそれは、ふたりにとって壮絶な運命の始まりだった。身分の違うふたりを引き裂こうと、様々な妖しい魔の手が紲を狙い、紲を守ろうとするルイと激しい死闘を繰り返す。譲れない愛情は、ふたりを次第に追いつめてゆき…。狂おしいほどに純粋な禁断の恋物語。

感想・レビュー・書評

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  • これって、幸せなラストなんでしょうか?あまりにも切なくて・・・・。
    ルイと紲は幸せなのでしょうけど、未来が見えにくいです。ほんと切なかった。
    あとがきに書かれていた蒼真のお相手も気になります。

  • 紲がヴァンピエールになるかならないかで引っ張ってきたお話だけど、
    一難去ってまた一難というか。
    確かにそのおかげで、淫魔としての嗅覚を失わずに済むようになったけど、
    それを上回る危険を自ら招きいれてしまったようで、その後の2人が心配です。
    でも大変魅力的な世界観と設定のお話が、2巻で終わらず
    シリーズ化してまだまだ続きそうなのはちょっと嬉しいかも。
    大変にドラマティックで大満足。

    そしてスピンオフの蒼真編も楽しみ。
    どっちでもいいけど、受で読みたいなあw

    今まで、どっちかというと國澤さんのイラストは苦手だったんだけど
    「え?」て何度か名前見返したぐらいにすごくよかったー。
    この巻の挿絵はすげー好きだわ。

  • 吸血鬼×淫魔。と書けば簡単ですが、これだけでは書ききれないのがこのカップル。
    前作でようやく出来上がったのに、また離れることになった二人に、あれやこれやと難題が降りかかって、とうとう最後にはえらいことになってます。
    このままでいれるはずもないんですから、続きがないと生殺しです。ぜひ続きを!

  • 素直になった受け様がシンデレラの様に虐められていて、とても可哀想です。ドラマチックな展開と、二人の愛が切なくて良かったです。

  • シリーズ2作目です。
    気持ちを伝えあったはずなのに、攻受ともに考えて考え過ぎて、臆病になって誤解を生んだりするのがじれったい!!!

    などと思ってたら事態は急展開!!
    まさか受が……そしてそれが意味すること……いやぁ〜一気に不穏な空気ビンビンです。
    ここから導かれるのはバットエンドですが、きっとそうはならないと思っているので、なら何が起こるのか…?
    続きが楽しみです。

    でも…はぁ……やっぱ蒼真がカッコ良すぎてモフモフしまくりたい(≧∀≦)
    攻受お互いの気持ちも揺るぎませんが、それを見守るようにさりげなく支えているのが蒼真です。
    ただでさえ参謀体質が大好きなのに、貴族なのに気ままな一匹狼(豹だけど)とか、受を大事に守ってたりとか、ドツボ過ぎてたまらん!!

  • 道半ば。続編に期待

  • シリーズ2作目。一気に面白さハラハラドキドキ度がアップ!ルイと紲は気の遠くなるような歳月を経てようやく恋を実らせ永遠の愛を手に入れたかのように思われたが…。そこは貴族悪魔と使役悪魔。身分違いの二人を引き裂こうとする魔の手が襲いかかる。しかも紲の身体に異変が…。そこで益々状況が悪化…。追い討ちをかけるように逆らうことの出来ない女王の登場とハラハラしっぱなしの展開に読む手が止まらず。別離か死の選択に全てを捨てて逃避行を決めた二人のこれから先が全く見えず…。幸せは訪れるのか? 次巻へ期待!

  • 2作目に入り、1作目よりも面白くなってきた。表紙にも豹化した蒼真が描かれているけれど、1作目ラストでも元サヤに戻って蜜月の主人公たちだけじゃなく、ちゃんと蒼真も物語に深く絡み続けているのが嬉しい。

  • えー、っていうのが第一声…。あまあまの続編を考えていたので、こうくるかって感じです…。もう紲が香りに拘りすぎよ!! すんなりヴァンピールになってれば… 女王がでばってこなかったのに。まぁ、蒼真が格好いいからそこに食いついてます♪

  • シリーズ2作目。やっと受けが攻めの気持ちを素直に受け入れようとしたのに、やっぱりBLに女はタブーだな。このまま3作目へ

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著者プロフィール

『不夜城のシンデレラ』がホワイトハート初作品。
現代ものからファンタジーまで幅広いジャンルを書き分ける。
竹書房、プランタン出版などで活躍。

「2013年 『料理男子の愛情レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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