FKBふたり怪談 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812491867

感想・レビュー・書評

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  • 前半と後半がかなり趣向違っている。面白く読めた。

  • 黒木あるじパートと、松村進吉パートのコントラストが強すぎて、一冊の本というよりは、別の書籍を一冊にしたような印象を受ける。

    いわゆる王道に近い、心霊寄りの怪談を提供する黒木に対して、松村は精神的な恐怖を綴っている。どちらに惹かれるのかは好みが分かれるところなのだろう。

    個人的には、松村は新しいもの狙いすぎているような気がする。
    怪談のオチを読者にストンと落とすのではなく、じわりと染むような効果を狙った言い回しが多く、結果的に読後感がクリアではないのが残念。

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著者プロフィール

○編著者
松村進吉(まつむら・しんきち)
1975年、徳島県生まれ。2006年「超-1/2006」に優勝し、デビュー。2009年から老舗実話怪談シリーズ「超」怖い話の五代目編著者として本シリーズの夏版を牽引する。主な著書に『怪談稼業 侵蝕』『「超」怖い話 ベストセレクション 奈落』など。共著に丸山政也、鳴崎朝寝とコラボした新感覚怪談『エモ怖』がある。twitter@out999

「2022年 『「超」怖い話 壬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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