異界ドキュメント 白昼の魔 (竹書房恐怖文庫)

著者 : 高橋ヨシキ

• 竹書房 (2013年1月29日発売)

作品紹介・あらすじ

交通事故から生還した男を襲う理不尽な出来事「顔が違う」、地方のファストフード店に現れた異形の少年「叫び」、突然訪ねてきた自分と瓜二つの顔を持つ女「馬鹿」、山奥の巨大工場で稼働する謎の機械「ピストン」、高度経済成長の時代に起こった異様な宗教儀式を追った「イシガミ」…衝撃の犯罪映画『冷たい熱帯魚』で国際的な評価を獲った気鋭のシナリオ・ライターが夜の繁華街から地方の病院までを訪ね歩いて蒐集したショック実話集。

感想・レビュー・書評

[ykikuchiさんの感想 · 2018年10月28日]

"実話集とのこと。奇想天外な話が沢山。さぶいぼ（鳥肌）立ちまくり！
「人それぞれ」とか「もう一丁」などは、冷たい熱帯魚の脚本の参考になったであろう逸話。
本当に怖い出来事は日常にあふれているのかもしれない。
できれば、遭遇したくはない出来事が詰まっている傑作です。"

[yuyu9900さんの感想 · 2013年9月2日]

平山夢明監修ということで、期待して読みましたが本家には及ばないなーと思いました。。
平山夢明は、オチがなくてもそれゆえに気持ち悪い・・・とザラザラした読後感を感じるのですが、この小説ではそれがなく「ふーん」で終ってしまう。

[sabiwasabiさんの感想 · 2013年4月29日]

http://kumaniac.blog99.fc2.com/blog-entry-609.html

[nasuoさんの感想 · 2013年4月19日]

平山 夢明の「怖い本」みたいな人が一番怖いじゃん！世界を高橋ヨシキの冷めた目線文体で不気味な話を堪能できる

[nankadoさんの感想 · 2013年2月11日]

平山夢明直系というおもむき、なおかつオリジナリティもあり面白かったが、平山作品ほどのインパクトには及ばず。

著者プロフィール

1969年生まれ。映画ライター、アートディレクター、デザイナー、チャーチ・オブ・サタン公認サタニスト。
著書に『悪魔が憐れむ歌――暗黒映画入門』（ちくま文庫）、『高橋ヨシキのサタニック人生相談』(スモール出版)、『高橋ヨシキのシネマストリップ 戦慄のディストピア編』『高橋ヨシキのシネマストリップ』(共にNHKラジオ第1「すっぴん! 」制作班・編／スモール出版)、『ヨシキ×ホークのファッキン・ムービー・トーク！』（てらさわホーク・共著／イースト・プレス）などがある。

「2021年 『ヘンテコ映画レビュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」