ぼのぼの名言集(下) 「理由はないけど すごくさびしくなる時がある」 (竹書房新書 3)
- 竹書房 (2012年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812493038
作品紹介・あらすじ
「ぼのぼの」は発表当初より、4コマ漫画でありながら哲学的であると評価され、多くのファンを掴みました。「いぢめる?」「しゅりんくっ」「それはヒミツです」「楽しいことが終わるのは、悲しいことが終わるため」「生き物はこまらない生き方なんか絶対ないんだよ」「さァ〜どんどんしまっちゃうからね」などの名言が誕生しました。下巻は哲学者の内山節さんが解説をしました。生きることが楽になる珠玉の言葉が本書にはたくさん収録されています。あなたの心にも、ちゃんと届きますように。
感想・レビュー・書評
-
"哲学的な問い?素朴な問い?心に響く言葉?
ぼのぼのが暮らす森には、生き物の賛歌にあふれている。"詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どうも竹書房も新書を始めたということらしい。
-
ぼのぼのの世界観は、つくづく癒しと「こころ」を与えてくれると私は思う。忙しく回る世の中で、自分にゆとりがないと思ったとき、この世界に戻ってくるとほっとする。と、同時に心の井戸に深く落ちる一滴の感動がある。
この本はそれが凝縮されたものだ。本編を読んだ時を回顧しながら読むとまた感動も一入。 -
シマリスくんはかわいいのに、色々と家族が大変だなぁ。それにしても何故今頃出版されたのだろうか?
-
本日、読了。
ここ最近、暑いせいか集中力が続かなくて、中々読み進められなかった…。
シャチの長老様の笑顔が、私には切なく感じました。 -
時々ふっとみたくなる。
アニメの方は昔からよく見ていて、馴染みがあった。
アニメではギャグ色が強くて、そういうものなのかなと思ってこの本を手にとったら、全然雰囲気が違って、なんだか笑うというより、読んでいてほっこりした。
一つ一つの言葉が人間ではなく、そこから切り離されたものたちによって語られる物語だから、変に押し付けがましくなく、ほっこりできるのだと思う。
本当にぼのぼのに出てくる登場人物たちは、暖かくて、いきいきしている。 -
深く読もうと思うといくらでも深く読める良書。
-
ものすごくバカバカしいことばっかりやってるよーで、
ものすごくグッと来るホントのことをサラリと描いてはったんやなぁーと、
しみじみしました。
ぼのぼのの名言がおいしいとこ取りでギュギュッと詰まっています。
こんなお話あったナー、とダイジェスト版的にサクサク読み進めるもヨシ。
みんなホントに大きくなったねぇ。。 -
いぢめる?
-
のほほんとした動物たちのシュールな漫画だけど、哲学的なことが満載。
小学生の頃はぴんとこなかったことも沢山あったろう。いま読んでよかった。
生死や成長、恋愛にかんすることまでかかれているとは思わなかった。ぼのぼの達の解釈に「なるほど」となる。
でも、ほんとにこの本を読んでて好きなのは「冬のにおいがする」とか「春の一番いいところは春がくることだ」とか季節に関わること。
名言っぽくはないが、心に残った。