龍のすむ家 第二章 氷の伝説 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812495544

作品紹介・あらすじ

コンカーをトチの木の下に埋めてから数週間-。小さな龍たちが暮らすペニーケトル家には平穏が戻ったかに思えた。ところが、ルーシーが願いの龍「ガレス」を作ったことからとんでもないことが起こり始める。願いの龍は、作り手と名付け親がひとつずつ願いを叶えてもらえる特別な龍だ。名付け親となったデービットは、半信半疑で大学に向かうが、最近やってきた極地研究の専門家・バーグストローム教授はなぜかガズークスのことを知っていて、「龍は存在するか、否か」について、論文を書けと言ってきた!平和な日常の中、陶器の龍たちが生きていたのか、またもや信じがたい気分になっていたデービットは、ついにガレスにこう願う-龍伝説の真実を知りたい、と。新たな少場人物に4匹の龍が加わり、ついに物語が動き出す!

感想・レビュー・書評

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  • 一巻でも少し気になったけど、展開が唐突すぎたり早すぎると感じることが多々あった。私の理解力がたりなさすぎるのかもですか…

  • 『龍のすむ家』の続編。
    龍とシロクマの伝説を追う話。
    主人公と龍の絆が強まってきて、龍達の出番も増えてきて、龍モノ本番になってきた感じ。
    魔女とか伝説の(特別な力を持つ)熊なんかも出て来て、ファンタジー(?)だった前話から、一気にファンタジーそのものに。
    ドラゴンが可愛くて猫がクールで、シロクマがかっこいい。
    主人公は相変わらずの図々しさで、そこだけが違和感あるかなあ。下宿人ってそんな好き勝手出来るもんなのか、主人公が特別図々しいのか……。

  • 一作目の予感は正解でした!

    第二作では 多くの謎が
    ジグソーパズルのピースのように
    ひとつひとつ ゆっくりと
    はまっていって 目が離せません。

    それぞれの人がそれぞれの使命に
    気づかされ 本当の自分の思いに
    揺り動かされる時 こんなにも
    強く激しく変わるのだと知り
    もう大興奮!

    一生懸命な小さな龍たちにも
    私 すっかりやられてしまいました。

    私の今年はファンタジーの当たり年。
    早く次を読まなくては!

  • ルーシーが作った願いの龍に、デービットが龍伝説の真実を知りたいと願ったことから色々なことが起こりはじめる。
    次の第3章が楽しみになってきました。

  • ソフィーよりザナのが好きなので、こういう状態になってくれて安心。

    ヘンリーさんが小粋。

  • シリーズ、第2弾。
    ごく身近なところでスタートしたけど、じりじりと出てきたね。色々ね。
    悪役と強い味方とかね。
    でも、新しい彼女まで出てくるとは思わなんだ。いいのか、それで。
    児童向けらしく、いろんなことが明快で単純なようなのに、実は謎だらけのシリーズ。次もはらはらしながら読むことになるんだろう。

  • 第一章のノンビリした展開とは一転、物語のスケールが急に大きくなり冒険活劇へと様相を変えて行きます。

    熊の伝説はなかなか興味深い。

  • ソフィーがいい人過ぎて泣けるわー。
    デービットめ!ザナも素敵な子なんだけどね!

    ”そこまで言ったところで、ルーシーが現れて、まるで家出したイヌを捕まえたみたいに、デービットを廊下の向こうへ引きずっていった。 -227P”
    この本の中ではこのシーンが一番好きかも。

    だんだん龍の秘密が紐解かれてきました。
    次は北極へ行くのか~。
    シロクマ、スヴァールバルときて黄金の羅針盤を思い出したり。
    あれもおもしろかった!
    こちらではどんな冒険が繰り広げられるのかなぁ。だんだん冒険っぽくなりそう。

  • 熊と龍。その昔世界を治めていたのは9頭のクマ。下宿先の小さな龍とどう繋がるのか…… 動く龍を見える人が増えてきて、さて、この先は???

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著者プロフィール

1954年地中海のマルタ島に生まれ、後にイギリスへ移り、中部の都市レスター、北西部の都市ボルトンで育つ。ヨーク大学で生物学を学んだ後、レスター大学前臨床科学部で働く。十代からシンガーソングライターを目指すが、39歳のときに児童文学の公募のために書いた子どもの物語が出版社に認められ、1994年“AHoleatthePole“(未訳)でデビュー。現在までに約30冊の子どもの本を出版している。邦訳作品に「龍のすむ家」シリーズ(竹書房)がある。

「2021年 『飛べないハトを見つけた日から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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