FKBふたり怪談 弐 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812495636

作品紹介・あらすじ

不可思議な読み味の中に底知れぬ不気味さを忍ばせる我妻は、学生時代に書いた恐怖小説に纏わる「人魂」、コンクリートの床に突然現れた落書き「死ななない」など44編の断片で恐怖を魅せる。徹底的な取材力と筆力で攻める黒木は、死に纏わる干支の言い伝え「十二支の家」、子供を事故で亡くした母親の怨念「梅雨に嗤う」、金にはなるが忌まわしいアルバイト「軍手」など渾身の32話。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったはなし。
    我妻俊樹『ありがとう』『たけるくん』『遅送』『人魂』『石』『三つ目』『使用中』『二階』『片靴』『花火』『日なた』『墓地に来ないか』『新年会』
    黒木あるじ『廊』『きづいてしまう』『エアコン』『かたるな』『にせもの』『いまわのこと』『もとにもどす』『すいかづら』『軍手』『百忌』
    とくに気に入ったのは『軍手』。
    昔、小説で落ちている手袋が動くはなしを書いたけどこれはまさに同じシチュエーションやった。怖すぎる。絶対絶対落ちている軍手にさわったらあかんってはなし。

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著者プロフィール

黒木あるじ(くろき・あるじ)
怪談作家・小説家。二〇一〇年に『怪談実話 震』でデビュー。著書に『黒木魔奇録』(竹書房怪談文庫)、『全国怪談オトリヨセ』(KADOKAWA)、『掃除屋 プロレス始末伝』『小説 ノイズ』(集英社文庫)など。近著に『山形怪談』(竹書房怪談文庫)。

「2023年 『呪物怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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