鳥籠の中の愉悦 ~貴公子の指先に溺れて (蜜猫文庫)

著者 :
  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812499726

作品紹介・あらすじ

自分に執着する幼馴染みから逃れるため、公爵家令息クラウスに匿われることになったアンネリーゼ。穏やかで非の打ち所のない貴公子に見えたクラウスだがある日を境に豹変してしまう。「今日から君は、僕のものだ」優しく、しかし逆らうことを許さない強引さでアンネリーゼの乙女を奪い、屋敷に閉じ込めて毎日のように愛し続けるクラウス。狂気のような快楽に浸りつつも、クラウスの自分への強い執着と孤独の影に惹かれてしまうアンネリーゼは?乙女のための絶対的エロティックラブ!

感想・レビュー・書評

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  • 白痴ヒロインと執着ヒーローの閉じた世界のお話。
    鳥籠に監禁またきたぞ。
    この作者の文章は句点が多くリズムが独特で少し読み辛い。

  • イラストもきれいなんですけど、なんていうか登場人物が歪んでいて、これは「ソーニャ文庫」で出した方がよかったんでは?って思いました。

    クラウスはSMの性嗜好のある父とは同じようにはならないと思っていますが、アンネリーゼを前にすると、鎖でつないだりと意外と同じ嗜好を持っているみたいです。

    そんなクラウスに日夜愛されてるアンネリーゼですが、どうも彼女が流されてるだけのように思えて、あんまり共感できませんでした。好きだというのはいいのですけど、自分を持っていない感じがして・・・。

    登場人物にまともな人が少なく、唯一まともだったんじゃないかなぁって思ったのが、アルベルトかなぁ。彼は最初はアンネリーゼに執着を魅せていましたけど、これはアンネリーゼと血のつながりがないと思っていたからで、その後の行動を見ると、彼が普通で他がおかしいのだと思いました。

  • ヤンデレというより病んでるヒーローがいろいろあってヒロインを閉じ込める話だけど、そこに至るまでの経緯や過去に何があったのか断片的にしか明かされなくて、ちょっとわかりにくかった。ヒロインもアレだし…全体的に好みではあったんだけど。

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