ケルトの封印 下 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812499757

作品紹介・あらすじ

「ドゥームズデイ・ブックの鍵」を探し求めて、グレイたちはウェールズ沖合いのバードジー島を調査する。一方、ペインターはノルウェー北極圏のスヴァールバル諸島にある世界種子貯蔵庫へと乗り込み、ヴィアタス社のCEOイヴァー・カールセンと対峙することとなる。カールセンを追及するペインターだが、すでに破壊の種子は世界各地に拡散しつつあった。「ドゥームズデイ・ブックの鍵」の正体は何か?それは人類にとって癒しなのか、それとも呪いなのか?法王の預言で知られる聖マラキの生涯や、黒い聖母の伝説を手がかりに、グレイたちは最終目的地へと向かう。だが、イングランドの湖水地方、北極圏、ウェールズを経て、グレイたちがたどり着いた「鍵」の在り処は、厳重な警備態勢の敷かれた意外な場所だった…。

感想・レビュー・書評

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  • 除籍本。

  • 安全だと言われている遺伝子組み換え食品。
    今は良くても、何年・何十年・何百年後には一体どんな副作用がでるのかなんて誰にも分からない。
    分からない未知なるモノに手を伸ばすのは、人間の性なんですかね……

  • アクション派手だが、陰謀への対応があっさり説明過ぎ感。
    やはり順を追って読むべきか。

  • 今回も素晴らしい。特にセイ○○が良い。

  • マンネリにならずによく続く。
    作物の遺伝子操作と、ドゥームズデイ(土地台帳)。
    地下での謎解き
    相変わらず展開が素早い。
    WASPナイフ、こんなのがあるんだ。

  • なんとなんくね、
    このケルトの封印
    ジェファーソンの密約
    ギルドの系譜は微妙なんですよ。。。
    ちなみに、
    この3作品は1巻のマギの聖骨から続く「ギルド」との戦いの歴史であります。

    Domesday Bookは土地台帳
    Doonesday Bookは終末の日の書
    と、
    1文字で意味が大きく変わる書物があったとさ。
    で、
    そこまで重要じゃない気がする。。。
    マイナンバーのほうが怖いわ!


    おもしろかったのはクリスタとコワルスキ!
    コワちゃんはこれからも頑張っていきます!


    ちょっと恋愛色が強かったかな?
    グレイと、
    レイチェルとセイチャン。
    かぐりん的にはレイチェル派なんですけどね。
    今後やれやれな展開が待ってる。


    かぐりん的には聖マラキの予言が気になるります。
    この手のものはたくさんあるけど知っててなんでそれ通りにするのか意味不明。
    マラキさんいわく、
    歴代の法王さんのことを予言してて、
    予言通りの人間が法王になってるんだって!
    だったら、
    そうじゃない人がなるようにならんもんかね?
    わざとか?
    最後の法王は世界の崩壊なのか、
    キリスト教の崩壊なのか気になる!
    たぶん、
    生きてるうちに最後の法王が選ばれるだろうから待ってる。


    遺伝子組み換え食品。
    アメリカで作られるトウモロコシの3分の1が遺伝子組み換えなんだって!
    スナック菓子の裏っ側を見ると良く書いてあるよね、
    遺伝子組み換えでないトウモロコシとか。
    でも、
    アメリカではもう3分の1が組み換え食品!
    しかも、
    管理がずさんなような様なことが多々あるようですからね!
    怖いけど、
    これが流れなんでしょう。


    次のジェファーソンの密約は微妙な中でも楽しいほう!

  • シグマフォースシリーズ5

  • ノルマン人が馬車とか、ケルト十字と渦巻きが特別な意味を持ってるとか、最初から嘘臭くてちょっと読む気を削がれたけど、エンタテイメントとしてそれなりに面白く時間を過ごせた。

  • 今回のテーマは、真菌、人口増加による食料問題など。

  • 読書録「ケルトの封印(下)」3

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p244より引用
    “ 経験から、そうした予感を無視するべき
    ではないと知っている。人間の体は大きなア
    ンテナのようなものだ。表層意識が気付かな
    い信号も、脳の奥底にある本能がキャッチし、
    絶えず情報を処理しながら必要に応じて警報
    を発する。”

    目次から抜粋引用
    “破壊の種子
     黒い聖母”

     機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
    長編アクション小説。シリーズ第五弾下巻。
     上院議員が狙われ、その容疑者の元へとも
    に向かう、シグマフォース司令官・ペイン
    ター。向かう先は、植物のためのノアの箱船
    のような施設で…。

     上記の引用は、工作員の一人の、嫌な予感
    に対する考え。どんなに考えても答えが出な
    いけど、なんとなく感じるという時は、感じ
    たままに行動するのも、一つの手段なのかも
    知れません。
    知識のとおりに、世の中が動くことには、限
    度があるでしょうから。
     シリーズ初期から関わっていた、犯罪組織
    との対決が、より一層深まり始めます。今後
    の展開に盛り上がりを期待させる内容ではな
    いでしょうか。

    ーーーーー

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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