たとえこの恋が罪であっても (SHYノベルス)

著者 :
  • 大洋図書
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本棚登録 : 114
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813010180

感想・レビュー・書評

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  • 私は受が勘違いやすれ違いから心理的に痛い思いをして終盤で一気にハッピーエンドという王道の物語が大好きなので、この話は久しぶりにツボの設定でした。

    最後、両思いになるまでのミズキの独白に不自然さを感じる部分があったり、エドワードや父親との確執についてはさらっと流れた感じがあったりしましたが、ミズキが幸せならいいかなと思えました。

    久しぶりにドキドキしながら読めた本でした。

  • あまり期待せずに読み始めたら、後半からラストに向けて号泣。
    やばい…これ、激ヤバ。

    受がとにかく酷い目にあいまくる

    いや、好きなんです。徹底的に受が酷い目にあうって設定。
    これでもかって不幸の連続に、ちょっとせつなくなりましたよ…。
    学校生活における古典的なイジメを、ひたすら受けるので、読んでると
    ちょっとせんない気持ちになるんですが、この受、もの凄い健気。
    誤解が誤解を生んで、こじれにこじれて、すれ違いまくる、という、
    BL好きにはたまらない展開だと思います。

    続きものらしいので、速攻で密林のカゴをぽちっとしました。

  • 備考:異母兄弟/兄×弟

  • < ★3~4 >
    (2010年1月~3月)

    設定とかもつぼなんです。すごく。
    可哀想な受け…。そして攻めの後悔。的な
    (大雑把に言えば)

    物語に引き込まれたし、胸が痛かった。すごく好き。
    けどなんか…最後の方がすごく駆け足な感じで終わった印象でした
    (読んだのがちょっと前で読後じゃないのでアレなんですが)
    あんなに受けが可哀想で胸が痛んだのに。なんというか受けに今までした事、受けの受けた悲しみ痛み
    を考えると。最後があっさりしすぎだったような…? 攻めキャラもそれ以外のキャラも、なんかないのかと。
    ちょっと思ってしまった覚えが。。。

    といっても、多分それまでが引き込まれてすごく良かっただけに、
    細かいトコ目についてしまったというか、多くを求めるってか、、、ね。
    厳しい目になってしまっただけかも。
    個人的にちょっと終盤もったいない思いだったんですが
    基本、泣ける良い話だと思います。(感じ方とツボはそれぞれ皆違うと思うので「受けが可哀想」「泣ける話」を読みたいなら1読してみるといいと思います♪)

  • ●たとえこの恋が罪であっても
    ●たとえ禁じられた恋であっても
    ●たとえ背徳の罠に堕ちても

    なぜ、★3つか。
    それは、面白いのは「たとえこの恋が罪であっても」だからで、続編は・・・・ちょっと・・・・・?みたいな感じだからです。
    切ないお話なんだけどね~1作目はよかったんだけど;

  • [貴族御曹司長男×義弟]

    凄い話だった。

    どんだけだよ。
    これでもかってくらいに主人公に不幸がふりかかります。
    日本ではない国を舞台にした話だけに
    この話がなりたっている。ような気がする。

    最後はちょっと終わりを急いだ感はあったけど
    圧巻でした。

    涙無しには読めない・・・かも。

    ****************************

    ☆あらすじ☆

    「そんなに男が欲しいのなら、おれが代わりをしてやろう」
    母の死により実父ににひきとられた瑞樹は、
    だれひとり知る者のいない異国であるイギリスのパブリックスクールに入り、
    そこでひとりの男と出会う。
    父の再婚相手の連れ子であり、生徒達から憧憬を集める義兄のアルフレッドだ。
    だが、男好きで問題ばかりおこしてきた亡き母の子どもとして、
    瑞樹は冷たい視線にさらされる。
    頑張ろう、くじけちゃいけない。
    健気に毎日を過ごす瑞樹にアルフレッドは次第に惹かれるのだが、
    ある日の午後、全裸で男に仕えている瑞樹の姿をみてしまい!?

  • 原作: いとう由貴 イラスト:門地かおり
    キャスト: (アルフレッド) 鳥海浩輔×野島健児 (津田瑞樹)/ 森久保祥太郎 (エドワード)/ 高城元気 (アレク)/ 加藤亮夫 (中山)/ 佐々木省三 (ジェラルド)/ 宝亀克寿 (ジョンソン・弁護士)
    発売日: 2004年11月20日  2,700円
    収録時間: 70分26秒  トークあり  予約特典: オリジナルポストカード
    発売元: インターコミュニケーションズ:大洋図書SHYノベルスINCD-2135
    内容:
    誰ひとり知る者のいない、異国のパブリックスクールで出逢ったのは―!?物心つく前に母に捨てられ、療養所で暮らしてきた少年・津田瑞樹の人生は、その母の死によって一転する。母の死後、瑞樹の養育権を主張してきた父は、なんとイギリス屈指の名門貴族・第十四代グラムスコート伯爵だったのだ。父の誘いを受け、イギリスへと渡った瑞樹は、全寮制私立学校・グレンフィールド校に入学することとなる。そこで瑞樹は、二つ年上の二人の兄――異母兄のエドワードと、義理の兄のアルフレッドと出会った。二人の兄と心を通わせることを願う瑞樹であったが――。瑞樹の亡き母こそグラムスコートの家名に泥を塗った悪女であり、その息子である瑞樹に向けられる目は、あくまで冷たかった……。
    フリト、司会鳥海さん。初対決、気持ちよかったです。野島さん森久保さん 収録日が誕生日@高城さん 初絡みの宝亀さん 7分半強。

    貴族鳥海×うじうじ野島

    シンデレラストーリーですが、相当シリアスです。
    野島が大変可哀想な目にあってます。

    そんなことはどうでもいい!!!

    このCD、宝亀さんにすべて持っていかれた!
    宝亀×野島、絡み直前までの鞭ありフェラありの鬼畜攻め。宝亀さんGJ!!
    これトラウマになりそうwwwwwwオソロシスwwwさすがベテランとしか言うほかないww

  • 受けの子が健気すぎて(あと不遇すぎて)、涙なしでは読めなかった…。
    ラストのほうの泉のシーンは特に情景が目に浮かぶようでした。
    ハッピーエンドでよかった!

  • 【原作】いとう由貴【イラスト】門地かおり【キャスト】津田瑞樹:野島健児/アルフレッド・フィッツウォルター:鳥海浩輔/エドワード・フィッツウォルター:森久保祥太郎/アレクサンダー・ヴィクター・ステイプルトン:高橋元気 ほか 【発売】20041120 ===== 鳥海(英国人義理兄)×ノジケン(日本人義理弟)。昼ドラ的だった…ノジがかわいそすぎ。(でも健気な役上手いんだよね〜)元気無い時に聞いたら更に凹みそう。ハッピーエンドで良かった!

  • 舞台はイギリスのパブリックスクール。
    瑞樹は、実の父とは母が妊娠中に別居、その後離婚。実の母にも見捨てられ、田舎の療養所で育ちます。
    家族の顔も愛情も知らずに15年間生きてきた瑞樹。
    寮や学校ではいじめられ、腹違いの兄・エドワードには疎まれたあげく策略に引っかけられ、見ず知らずの男に陵辱されかかります。
    その場に踏み込んだアルフレッドとエドワード。その日を境に、アルフレッドまでも瑞樹に冷たく当たるようになったのです。怒りにまかせ、瑞樹を陵辱するアルフレッド。でも、アルフレッドが好きな瑞樹は拒めません。
    でも、心が限界を迎えた瑞樹は死のうと湖へ…。健気、健気すぎます瑞樹!
    誤解が元で、同級生だけでなくアルフレッドからも冷たくされる場面では、「何でそこまでいじわるをするの?」とかばってあげたくなりました。
    我慢をするから、生きる気力をなくして死を選ぼうとまで思い詰めちゃったんでしょ?

    でも、最後はハッピーエンドだから許しましょう。瑞樹もアルフレッドのことを許したんだし…。

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