- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813010258
感想・レビュー・書評
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あらすじを読んでよっぽど気に入ったのか、気づいたら本棚に2冊もあったこの本。読んで納得、ワタシ好みの暗ったい話。後半、静一の元を去っていった亮介に許しを請うために、亮介のところへ何遍も何遍も通うシーンとか、よくある展開だとは思いつつ、でも静一同様自分も何度も落胆を繰り返してしまった。そして最後、ああやっぱダメなのか…となってからの~~、あの結末でよかった。それにしても静一は危なっかしいやつだな、あんなに足元が覚束ないんじゃ亮介もこの先心配だろうに(笑)。
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英田先生の初期作品。現在の小説の片鱗があるような。兄弟もので同居っていいな!
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もっと早く読めばよかった…!
背徳感と切なさのバランスが絶妙です。
血の繋がらない弟・亮介から求められる兄・静一。兄弟なのに、家族なのに、でも1人の男として惹かれ、愛されることに抗えない。
静一の心境の変化が細かく描写されていて、あっという間に引き込まれました。大きな事件はないものの、徐々にスピードをあげて展開していく2人の関係に引き込まれ、あっという間に読了ですw -
義弟×兄
そっけない態度の弟が、好きな人にだけは優しくなる。ポイント高いですね。
兄弟での禁忌感が薄い私なので、お兄ちゃんそんなに悩まなくてもと思ってしまうので星が低いですが良い話です。 -
未入手
期待度★★★★☆(あらすじを読んで)
以下あらすじより
「本気で嫌なら抵抗してみろよ」父親がなくなり、ひとりぼっちになってしまった静一の元に、ずっと離れて暮らしていた弟の亮介が帰ってきた。すっかり大人の男に成長している亮介はまるで知らない人間のようで、静一は落ち着かない。そんなある日、酔った静一は男とホテルに入るところを亮介に見咎められ、越えてはいけない一線を越えてしまう。こんなの許されない、例え血が繋がっていなくても…煩悶する静一に情熱を隠さない亮介だったのだが -
義兄弟ものか…。
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(あらすじ)
「本気で嫌なら抵抗してみろよ」父親がなくなり、
ひとりぼっちになってしまった静一の元に、
ずっと離れて暮らしていた弟の亮介が帰ってきた。
すっかり大人の男に成長している亮介は
まるで知らない人間のようで、静一は落ち着かない。
そんなある日、酔った静一は男とホテルに入るところを
亮介に見咎められ、越えてはいけない一線を越えてしまう。
こんなの許されない、例え血が繋がっていなくても...
煩悶する静一に情熱を隠さない亮介だったのだが...。 -
番外編を手に入れたので再読。弟に振り回されてる兄といった風情ですが、実は兄の心の揺れに弟が翻弄されてるような…。でもそれがあったから自分の心が求めてやまない真実に気づいたと言えるのかも。