- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813010418
感想・レビュー・書評
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売れっ子デザイナー・諏訪×男娼・崇生。女郎島で崇生を見た諏訪は崇生にのめり込んでしまう。島から連れ出し、自分のマンションに連れてくるけど崇生は普通の生活に馴染めない。諏訪がいないと寂しくてオシリがたいへんだ!色んなものが入ってしまった…。諏訪は諏訪で仕事に支障が出るくらい崇生に構いたおし、女に追い出された崇生を追って島に。諏訪、人生転落から這い上がってこれたのも、崇生がそれを応援してわかり会えたのもよかったと思います。
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綺月さんの『梔子島に罪は咲く』まだ読んでるんだが、なんつーの、よく「乾く暇なし!!」って言うけれども、正にそれだよ、崇生のあ○る、乾く間ない…(笑)。生い立ちの特殊性を考えると、乾いてしまうと崇生の精神衛生上宜しくない、と言う異常性が際立っている。
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トンデモ設定の比較的多い綺月陣さんですが、これはそんなにおかしくはなかったです。むしろ、私的にはかなりアリです。
倒錯的というか、どん詰まりというか、JUNEっぽい雰囲気で結構引きずっておいて、最後に読者向けの救いを入れましたね。救いを入れなくても、いい話になってたと思います。 -
間違えて注文してしまいました・・・。しかしそれでもあらすじはなかなか面白そうだったのですが、激しいBLエロでちょっとげんなりとしました。デザイナー×男娼(それも性しか知らないような)で、最後が報われるものの色々深く抉っていくので読み進めるのが辛いものがありました。<br>読者を選ぶでしょう・・・
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三十路男だから「おじさん」ってほどではないんだけど、読みながらお前は谷崎潤一郎かっ、て密かに突っ込み入れてしまいました。ラストになって救いがあって良かったよ。あのままじゃ二人とも社会的落伍者ですから。救いのないBLには手が出ないですからね。
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凄くエロくて、痛いお話しです。でもこういう暗ーーい話し、嫌いじゃありません。最後がBADじゃなければ、途中どんなに暗くて痛くてもOK
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元々ピアス誌に掲載されていただけあって、ハードです。ハードエロです。
しかし、男娼、閉塞的な「島」という世界、地位と名声を手に入れた男が、たったひとりの美少年にあれよあれよと堕ちていくさまは見物です。
日常の世界で成功を収め生きてきた男と、閉塞的な島という空間で男娼以外では生き残る術のなかった、ある意味「非現実的」な世界で生きてきた少年とが、お互いどうやって歩み寄り二人で生きていくのか…やっぱりこれしかないよな…と、ちょっと後味が悪い感じがするのですが、私はこういうの、好きです。 -
諏訪慎也(30才位・デザイナー)×駒野崇生(14-5才位・クチナシの精?)。とある島での一夜がとんでもないことに。すべてを捨てて二人で生きる?どうする?究極の選択!どうなっていくのかハラハラドキドキ。こんな形の幸せもあるのだ・・・。それにしても女性は強かだ。あ。挿絵めっちゃ多い!特盛り?でご馳走さま〜、うぇっぷ。