- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813012221
感想・レビュー・書評
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駒沢の真巳への告白にびっくりしたのは私だけ?そんな素振りあった?私が気付かなかっただけかもしれないけど、唐突に感じて思わず笑ってしまった(^^;)
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う~~ん、椎崎先生のネガ受け大好物なのに、イマイチ感情移入できなかったなぁ…主人公がビッチだったからかな…(笑)それとも江島さんより駒沢弁護士を愛してしまった時から歯車が狂いだしたのかしら…(私が)
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定番の健気受けを不幸が襲う。
今回本人は自分の境遇を不幸だと思っていないけどかなりの不運です。
父の再婚による疎外、家族全員の死、残った多額の負債、病の祖父と、てんこもり。 -
好きな方の椎崎さんだった。
BLとしてはありきたりな設定ではあるけれど、
人に頼れないで無理しちゃう子が大好きなんで大当たりw
椎崎作品に、よく出てくる気持ち悪いストーカーキャラも出てこないし
爺ちゃんも良かった。最後は何もかもハッピーエンドより説得力のある終わり方だったかなーと思います。 -
あらすじ・・・・家族を交通事故で失った川村真巳は、入院中の祖父と一緒に毎日をつましやかに暮らしていた。コーヒー好きの祖父のため、持ち帰りができる店を探していた真巳は、隠れ家のような喫茶店『翠雨』を知る。誰にも頼ることを知らず、甘えようとしない真巳を、店の主人である江島は優しく見守っていた。そんな江島にどうしようもなく惹かれていく真巳だが、江島の存在を知った祖父から、彼とはもう会わないでほしいと言われてしまう、彼は赦せない相手だから、と。混乱し、納得できずにいた真巳だが、そんなとき、男にキスしている江島を見てしまい!?
感想・・・文章がしつこい。つまらなくて途中挫折・・・。飛ばし読みで十分。 -
開いてみて二段組でビックリしました。
オンタイムでもそうじゃなくても沢山の人の死が出てきました。
大切の家族の死、そして故人の想い。
そしてそれに対する遺された人々の想い。そして未来。
難しいなと思わせる内容でした。
これを表現する為にはやっぱり二段組は必要だったんじゃないかと思います。
評判通り、泣ける良い作品でした。 -
「ひとでなし」とあわせて、全サ目当ての購入でしたが、読み始めたらイッキ読みしてしまった。
主人公の真巳がほんと不幸続きの人生で、不憫。絵に描いたように不幸です。しかし、まわりのサポートがものすごい。暖かい。
どうしてそうなのかって言うのが話の根幹にかかわっている重要なところ。だから、そこのところ知りたくて、読み進んでしまう感じでした。
おじいちゃんの気持ちは痛いほどわかるし、登場人物中、一番同情しました。事故により何もかも失って、無念だったはず。優しい孫、真巳の幸せを誰よりも願っていた人物ですね。生い立ちのせいで自分の気持ちを押し殺してしまう真巳に、とても心を痛めただろうな、と思うし。
ストーリーは、真巳の心情を細かく描写するあまり、ちょっとぐるぐるしすぎだったような。それに、元カレの規一や、駒沢のカラミが中途半端では…?もっと、もっと絡んでもらってもよかったかな。もっと、イヤな奴でもよかったと思うくらい、いい人たちでした。
ベッドシーンは淡白ですが、それはこのストーリーの流れで妥当です。ま、「ひとでなし」と比べたら、当たり前なんですが。
コーヒーが、とてもいい感じの小道具でした。