IN THE APARTMENT (H&C Comics ihr HertZシリーズ 156)

著者 :
  • 大洋図書
3.97
  • (58)
  • (92)
  • (52)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 881
感想 : 48
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813030515

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • かなりほろ苦BL
    関連作品モアザンワーズを読まないと心情が理解できないかも

  • 全二巻読了。(20220525再読)
    世話焼き美容師×過去の人間関係から逃げてきた猫系男子の、小学生時代の同級生の再会BL。『SUPERNATURAL/JAM』とややクロスオーバーあり&時系列的に『モアザンワーズ』ののちにあたる作品。

    受けのとんでもない系過去もありますが、それ以上にお互いにお互いの気持ちがよく分かってないカップルのため、読んでるこちらがモヤモヤしてきてしまう一冊です。
    ハピエンぽい一段落ついた一冊目の二人ののち、続(二巻目)の、何となく噛み合ってない感じと距離感……けれど突如なつっこくもなる受けに、攻めだけでなく読者側も振り回される体験をさせられているような。本作でも話には出ていますが、そんなにも慎重になった経緯は『モアザンワーズ』をご参照ください、ということなのでしょう。(なかなか読む機会がなく未読です)
    複雑ながらも落ち着くところに落ち着いたご縁あるENDだったので、少し気持ちが疲れはしましたが、安堵できる終わりで良かったです。
    一冊ずつより、二冊あまり間を置かず読むのが個人的にはオススメです。
    『SUPERNATURAL/JAM』とやや繋がる箇所は照らし合わせて読む、などもしたりしました(笑)
    絵津鼓さんの作品は割りとここでしか読めないBL感があるため、この感覚を楽しみたさから手に取ってしまいますね。★3.7

  • シンプルな絵柄が気になってた1冊。
    表紙もおしゃれで好き
    普段BL読まない人にも読んで欲しいようなテーマも盛り込まれてていい意味で予想外!
    こういう日常ベースのBL求めてる時とアホエロBL求めてる時があるんだけどほんのなんの周期なんだろう

  • 2014-7-10

  • 絵もお話もすごく好き、っていう漫画になかなか出会えないけどこれは文句なしに★5

    辛い過去から逃げて生きる妹尾と、仕事のことも自分の生い立ちのことも消化できないアサト。
    世の中ってものはどうしようもなくて、時間はどんどん過ぎていくという人生の虚しさや無力さが痛いほど伝わってきてしまう。
    BLだけどそれだけじゃない、良質なドラマ見ているような感覚になる。

  • 本編があることを知らず一般誌のスピンオフ「モアザンワーズ」を先に読んで、その後の話があると聞いて読んだけど、こっち読まないとダメじゃん!?!?両方読まないといけないと思った。最後、別にちゃんと付き合わなかったのが良い。

  • モアザンワーズを先に読んでいたので、一見、掴み所ない妹尾が痛々しくて。うちに秘めた過去と苦悩。報われて良かった!本当に良かった!許す事で自分も救われる。1歩が踏み出せる。だがしかし、マッキーが許しても私はあの二人がまだ許せん…!ぐぎぎ

  • 「好きっていうより、いとしい」
    お洒落で可愛いBLだと思うと内容とのギャップに驚かれるかたもいらっしゃるかも。
    ストーリー重視のBLですのでエロはひかえめだけれどちゃんと描写はあります。
    メイン2人のそれぞれにしっかりとした物語があるので、読み応えがあります。
    最初のセリフは話中に出てくるものですが、まさにそのとおり。2人の関係性は「恋」というより「愛」で繋がっていると感じました。
    その後がとても気になる終わり方でしたが、続編があるようなのでそちらにも期待しています。
    話中に出てくる妹尾の過去の話を描いている「モアザンワーズ」こちらは女子目線から語られるBLといった雰囲気ですが、読むとITAについてより理解が深まると感じました。

  • 「モアザンワーズ」の表紙に惹かれて、こちらから読了。
    毎日一緒によるごはん、杉本と妹尾の距離感がいい。
    美容師だからシャンプーをしてあげたり、支えあったりする姿にほっこりする。
    妹尾の過去が予想外に重かった…。
    「モアザンワーズ」読むのが楽しみ。

  • まず絵が好み。
    そして絵津鼓さんの描く髪の毛がめっちゃ好き。毛流れ綺麗だし柔らかそう…。

    作品内容は…なんだろう、ただのふわふわBLじゃなくて、こう、主人公杉本を深くまで掘り下げている話。読みながら何度も「これBLってジャンルでくくるのもったいなくなーい!?」ってなるやつ。
    恋で一喜一憂とかじゃないのよ…。妹尾という人間に救われ、家族と向き合い、仕事と向き合う…人生を描いてるのよ…。
    だからなんも考えなくていいBLではない。そういうの読みたいときは読んじゃだめだ。これ読んだら考えさせられちゃうぞ。
    だって自分の生活においても杉本と同じ悩みの人は多いと思うもん。家族とのわだかまり、仕事に対するもやもや。あるある。
    でもさー、その杉本がさー、妹尾と触れ合うことによって、妹尾に救われることによって人間らしくなるというかさー!!
    ていうか妹尾の過去凄まじいな。過去のエピソード説明を5ページくらいでやってもうてるけどこれもっと深く掘り下げれる話だろ…と思ったらその話が「モアザンワーズ」という漫画で発刊されていることを知った。即買って読んだ。その感想はそっちに書くけどね!

    BL的萌えをあげると
    ・「鼻だけでも俺って分かる?」
    ・「ソファな」
    ・男二人で台所に立つ、そして二人で食べる
    ・ていうか二人が生活してる
    ・突然棒読みになる妹尾
    ・そしてラスト!!!
    に、ツボをえぐられました。
    会話劇がすごく自然で、おもしろくてよい。大阪よりキツくない柔らかな関西弁。
    2巻ももうすぐ出るとのこと!たのしみー!

全48件中 1 - 10件を表示

絵津鼓の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村明日美子
中村 明日美子
中村 明日美子
中村明日美子
中村 明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×