記憶の糸 坂の上の魔法使い外伝 (H&C Comics ihr HertZシリーズ)

著者 :
  • 大洋図書
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本棚登録 : 112
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813031970

感想・レビュー・書評

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  • その後の話がまた読めて大変嬉しい。リー様が元気そうで何より。本編の時より苦悩・苦労が減った?おかげか前より呑気そう。ラベルが意外としっかりして来たせいかな。ラベルの心の声を発声してしまう使役が相変わらず笑える。

  • 面白かった

  • 非BL。どこがゴールだったのかな。

  • 『坂の上の魔法使い』その後のお話が読めるなんて、望外の喜びでした。
    今回は本編のように大きな事件が起こることはなく、ゲルという街と人と魔法使いのその後が、前作のキャラクターたちを通して語られているのが群像劇っぽくて新鮮でした。ああ、こういう見方も面白いなあ、と。
    前作よりもはるかにBL要素は影を潜めましたが、この世界観が好きな人にはたまらない。
    できればまた、このシリーズを読みたい…。ファンとしては強く希望します。

  • リー様って、大魔法使いレベルの凄い魔法使いなんだな…『黄金の川』で、ラベルを連れ戻す為に魔力回復の秘儀、死んで生まれ変わるをやろうとした時、初めて死に対して恐怖を抱いた下りは思い出すだけで涙出て来る。マキが魔力を増す為に殺され、生き返るのを怖がっている恐怖を初めて理解した辺りが…

    ラベルは使役に名を与えなかったが、使役としての役目を担った存在としてずーっと認識しているのがな…名を与えられた使役がどうなったかを見ているから、そう言う方法を取ったんだと思う。『黄金の川』で微力ながらラベルを守る行動を起こした使役も、ラベルを慕っているから自発的に行ったんだろう…

    リー様は王とは表立って友情をはぐくむ事は出来なかった。でも、ラベルを託されて、養い親となって、王家の血を持つラベルが王家の目を悪用する事なく、魔法使いの弟子としてもきちんと育って、今はその自慢の息子に爺の我が儘が出来るのも,、甘えられる「生」を生きられているからじゃないだろうか。
    (稀少本を買うことにハマったリー様は 
    何かある度にお金を儲けようとしてきます)
    リー様…www

    使役「この守銭奴!
    親が子供から金を巻き上げるなんて世も末だ 恥ずかしくないんですか」(笑)

    『坂の上の魔法使い』シリーズは、漫画好きの職場の子に教えようと思っている。BL読まないらしいが、そう言う問題じゃない。漫画として面白いんだから…と言う風に布教活動を続けたい…「BLだけど面白いから!!」と言うのは妙なんだよなぁ。

  • 後日譚が読めて嬉しいです!
    仄暗い感じだった本編と比べて、外伝は面白さ増量のコミカルな仕上がりになっていました。
    リーとラベルが登場してるけど、お話の軸はギルトの長のエイベンが無くしてしまった記憶の解明です。

    ラベルの使役は相変わらず働き者でかわいいです。使役の果たす役割に興味津々にさせられます。
    ラベルが気になっていたエイベンの使役の正体には、エイベンの過去にも繋がっていて…
    しかし、使役の3姉妹のインパクトがありすぎて、私的にはこっちが気になっちゃいました。すごいよ、3姉妹。
    そして、その中の一人スーリは、最初おっさんかと思ったら~!!スーリめっちゃ美人。しかも才能あるし。
    あのキモいのに妙に笑える大ミミズの銅像彫っちゃうとか、リーに大木収納頼まれたりとか、むちゃぶりな課題も難なくこなす愛嬌ある美人で好きになりました。

    リーもちょっとくだけたところが出ていて、ますます愛と親しみがわきましたよ。ラベル効果なのかな?
    まさか、リーが「ブ、ブー~ハズレ~」とか言い出すなんて笑いが止まらずww
    でも、ちゃんと全てを見通している偉大な魔法使いであるのは間違いないのです!
    使役との絡みが今回とても面白かったです。どの使役も個性豊かで印象深かったです。

    BL…?という疑問は大きく残りますが、本編からの流れで読み応えたっぷり。満足感もいっぱい。
    坂の上の魔法使いの世界観が好きなので、本当に引き込まれて読んでしまいました。
    また、次の外伝にも期待してしまいます、プリーズ!!

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