手品師は口上で愛を囁く (SHY文庫)

著者 :
  • 大洋図書
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813041436

作品紹介・あらすじ

橘優作、25歳。人生に絶望し自ら命を絶とうとした夜、無職・借金・不能・きみより僕のほうが不幸だと言う、貧乏くさいのに不思議な魅力ある男と出逢い、その人の家に居候することに?最初は浮世離れしたへんてこなおっさんだと思ってた。だけど次第に、優しくてあたたかいあのとろける笑顔を見ると、綺麗な指先に触れられることを想像すると、優作の心はそわそわする。ある雨の降る夜、その人は見たことのない表情で優作にキスしてきて-!?

感想・レビュー・書評

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  • まぁまぁ・・・かな。自殺しようとしてなぜか手品をやるヘンなおっさんに助けられた青年が一緒に住むようになって、おっさんの過去とかに触れる中で、だんだん好きになっちゃう感じのお話。

  • デビュー作だが三話分くらいのボリュームがあった。

  • ★2か3で悩んだ作品。
    彼氏に『結婚するから』と告げられ人生に絶望…
    悲観して公園で首を吊ろうとしてた優作25歳。
    そこへ、たまたま犬の散歩に来てた冴えないオジサン・小鳥遊エイスケ50歳。
    自殺を止めようと自分もまた不幸だけど(仕事クビ・借金・不能)生きていると力説、
    そんな出会い、
    成り行きで優作は小鳥遊の家の居候となるが……。

    なんだろうね~文章は上手だと思うけど
    上手いと面白いは別なんだなぁ…みたいな(;^◇^;)ゝ
    エピソードテンコ盛り、
    エピソードの前にエイスケが優作を好きになる気持ちの揺れを書いて欲しかったなぁ……


    私はどちらかと言うと小鳥遊の義理の息子・宗一と
    宗一の相方・ジュリアン高坂の2人が気になった(〃艸〃)ムフッ
    この本はパッとしなかったけど
    この2人のスピンオフが出たら買うと思う(笑)

  • 受賞作かつデビュー作。文章が読みやすく、ぐいぐい引き込まれました。手品のシーンが、じつに余韻があって目に浮かぶようです。先生と優作のそれからを、もう少し読みたくなってしまう。小椋ムクさんのイラストもぴったり!

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