坂の上の魔法使い (ミリオンコミックス 84 Hertz Series 72)

著者 :
  • 大洋図書
4.06
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本棚登録 : 527
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813052272

感想・レビュー・書評

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  • 明治カナ子さん、絵の感じ、作品の空気、私の中では京山あつきさんと同じ好ましさを抱いている。かわいいのだ。この作品は、明治カナ子さんの作品の中ではそんなに暗くなく、そしてとびきり可愛く、ちょっぴり切ない素敵な漫画だと思っている。

  • 2015/01/03
    【好き】再読。 魔法使いが多く住む町・ゲルの外れの荒れ山に、魔法使いのリーと弟子のラベルは住んでいる。 町が苦手でちょっぴり変わり者のリーとの暮らしは決して裕福ではないが、学校に魔法にと勉強に励むラベルは充実した毎日を送っていた。そんなラベルの成長を、ときに厳しく、ときに温かく見守るリーだが…!?(裏表紙のあらすじ引用) ラベルは革命によって死んだ王より託された息子。 リーはかつて王に仕えたが、恋愛を禁じられている。 ラベルを通して王を思い出している姿が哀しい。

  • 魔法使いの作り方に戦慄した…。今の魔法使いの平穏がとても愛おしく感じます。

  • 魔法使いの弟子の少年の話。ほのぼの可愛い話なんだけど、その背景にある世界観がしっかり練られているのでファンタジーとしても秀逸。伏線が大仰ではなくさり気なく張ってあって内容に溶け込んでいるにも関わらず、話の中で存在感がちゃんとあるのが上手い。癒し系の話の合間にある、魔法使いの過去シーンが暗い翳りを帯びているのも緩急あって読み手の興味を誘います。BL要素は非常に少ないけど、それが気にならない作品。絵が苦手でない人にはぜひ読んで欲しい。

  • 魔法使いが多く住む町・ゲルの外れの荒れ山に、魔法使いのリーと弟子のラベルは住んでいる。町が苦手でちょっぴり変わり者のリーとの暮らしは決して裕福ではないが、学校に魔法にと勉強に励むラベルは充実した毎日を送っていた。そんなラベルの成長を、ときに厳しく、ときに温かく見守るリーだが…!?
    (出版社より)

  • 最初に申し上げておきますと、正直BLで剣や魔法のファンタジーは苦手です。
    マイノリティーである事の葛藤を越えて幸せになれる話が好きなので、人外も普通にいるファンタジー世界で「え?ゲイくらい人間同志なだけマシじゃない?」としか思えなくて。
    BLでなければ、ファンタジーはほどほどに好きです。
    そういう理由でこの話は何となく避けておりました。

    ごめんなさい。
    高評価通り、とても素敵な話でした。
    明治さんの絵柄でファンタジーってどうだろううと思っていたのですが、逆にファンタジーの方が合いますね。
    お話もほのぼのだけれど少しダークな感じが、とても絵柄とマッチしていて外国の絵本を読んでいるような感覚を覚えました。
    BLでは全くない……いや少しありますがこの程度なら一般の漫画でも特に問題ないレベルですし、逆にこの話にそういうエロは入れないで欲しいので、本当に色々バランスが良くて素晴らしい。
    私は先にSMやら痛い方から読んできたので全然問題ないのですが、逆にこの話から遡った方はちょっと過去の作品はきついかもしれませんね。
    作品に流れる空気の仄暗さは変わらないのですが。

    多分、この先リー様とラベルに大変な事が起きて、ハッピーエンドじゃなくなるのかもしれないけれど、最後まできちんと見届けようと思いました。

    リー様のピンチで終わりですが、全然ピンチじゃない事をネタばれしての続刊なので心穏やかに二巻を読めるのでした。

    自分がそうだからという訳ではないですけれど、何となくハリポタのスネイプ先生がお好きな方はリー様も好みなんじゃないかなあと思うので、そういう方は是非!

  • 全巻をいっきに揃えていっき読み!コメディとシリアスの配分が秀逸。絵柄がミステリアスでとってもそそる。

  • 3部作イッキ読み。BLというよりファンタジー。
    評判どおりすごくよかった~
    「坂の上」「坂の上の魔法使い」「恋の味は薬の味」
    「ドラドラケープと課外授業」「旅先にて」「使役」
    「冬の修行」「冬の試験」
    カバー下におまけあり。

  • 2巻を読む前に再読
    泣いた~…
    こんなに良い作品だったっけね、そういえば…
    1巻ラストの印象が強くて…
    最初読んだときはラストに驚いたのでwwこういう展開!?ってww

    明治さん作品の中でも特に素晴らしい一作

  • すばらしい。ひたすらすばらしい。BLというよりファンタジー色が強いけど、まだまだ明らかにならない部分からエロティックさが漂ってくるようで興奮する。

明治カナ子の作品

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