きみと、もう一度 (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 190
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813701422

感想・レビュー・書評

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  • 2.8
    ちょっと合いませんでした。
    ページがなかなか進まず、読み終わるのに時間がかかってしまいました。
    後悔があっても見方を変え、自分を変えれば、取り戻す事が出来る可能性がある、ということを感じました。
    行動せずにあれこれ悩んだり勝手に想像するよりも、行動した方がいい、勇気をもって行動するという強さを持てればいいんですけど、、、

  • 主人公の千夏は20歳の大学生で、同棲している恋人の幸登がいますが、最近はすれ違ってばかりで、不満が募ります。15歳の時に好きだったのに告白できなかった男の子の今坂くんと心の中で比較してしまいます。そんな中学時代に告白できなかったことや、それが原因で喧嘩してしまった親友のセイちゃんとのことが、後悔やわだかまりとなって心に残っています。そして、その親友だったセイちゃんと初恋の今坂くんが幹事の同窓会の案内が届きます。同窓会に参加するかどうか悩む千夏ですが、実家に戻った時に、後悔の15歳に戻ってしまいます。今度は失敗しないようにと中学校卒業式までの1週間をやり直します。物語の最後にじんわりと涙する恋愛と友情の物語です。

  • リア充20歳女性にも後悔があるし、今も悩みや不満で一杯。そう、人はどんなに恵まれていても不満がある生き物なんだよね。
    凄く少女マンガっぽいお話しでした。綺麗な絵でマンガになるとそれなりに人気でそう。
    自分が変わらないと変わらない。かなり後半まで、主人公がウジウジぐずぐずしてましたが、予想の範囲内のハッピーエンドに満足です。

  • 所々の場面で中学生らしさやどこか脆く儚いながらも芯があるそんな雰囲気が卒業と絡めて時間がない中で変わっていく恋愛と友情を感じられて面白かった。

  • 「Repentance comes too last. 後悔先に立たず」
    同窓会の幹事に連なる名前は。
    高校生というのは些細な事でも当人達にとって重要であれば、それだけで大事になるぐらい繊細な時期だからな。
    彼は彼女と同棲を始めた事により、毎日出会える幸せや何気ない言葉など気に留めなくなってしまったのかもな。

    「Failure teaches success. 失敗は成功の元」
    違う未来を求めて過去へ来た。
    積み上げてきた過去があるから今があり変えてしまったら、彼女の過ごした未来は存在しないかもしれないな。
    これから起こる事が分かっていても、人の感情に答えなどないのだから正解の道など無いのだろうな。

    「Tomorrow is another day. 明日は明日の風が吹く」
    突然謝罪の言葉を口にした訳。
    男女間で価値観は違うだろうが、大切な人なのに適当な扱いをしていたら愛想を尽かされる事を知ったのだろうか。
    本当は二人で話し合い向き合う事が出来たら一番な気もするが、今までのままだと喧嘩で終わっていたかもな。

  • ラブストーリーというよりは友情物語。
    表現が平凡すぎて、読むのが楽しく感じられなかった。
    ストーリー展開も普通で物足りなさを感じる。
    主人公が現在に戻ってきてから、いろんなキャラが都合よく変わりすぎ(笑)
    非現実的な設定だけど、あの結末から考えると私たちに訴えるべき内容ではあったと思う。

  • 文章は読みやすかったけれど半ばまでどころか1/4程度読んだ所で結末まで完全に予想できてしまう。
    こういう漫画とかラノベ、どこかで読んだ事あるなあと思ってしまった。
    スタ文ってこれに限らずどれもネタそのものが既視感あるものばかりで、だからこそあれだけプッシュされてても食指が動かないんだと再確認。
    主人公が没個性過ぎて全く惹かれない上に応援したいとも思えず、そのせいでやたら淡々とした話だったけれど、これはわざとなんだろうか。

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著者プロフィール

2015年、スターツ出版文庫創刊を飾った『君が落とした青空』が22年に実写映画化。また17年からロングヒットの「交換ウソ日記」シリーズは累計40万部を突破し、10代女子を中心に人気を博している。他著に『わたしは告白ができない。』『世界は「」で沈んでいく』『世界は「」で満ちている』など人気作多数。

「2023年 『小戸森さんちはこの坂道の上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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