天国までの49日間 (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
3.53
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本棚登録 : 1051
感想 : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813701781

作品紹介・あらすじ

14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。死んだ直後に目覚めると、そこには天使が現れ、天国に行くか地獄に行くか、49日の間に自分で決めるように言い渡される。幽霊となった安音は、霊感の強い同級生・榊洋人の家に転がり込み、共に過ごすうちに、死んで初めて、自分の本当の想いに気づく。一方で、安音をいじめていたメンバーも次々謎の事故に巻き込まれ-。これはひとりの少女の死から始まる、心震える命の物語。死んで初めて辿り着いた真実とは-。思いもよらない圧巻のラストに号泣!

感想・レビュー・書評

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  • 『49日間、下界で過ごし、その後、天国か地獄か自分の行きたい方を決めよ』
    ひとりの少女の死から始まる不思議な物語。

    14才の女子中学生・折原安音は、いじめが原因で飛び降り自殺を行う。
    気が付くと、辺りが真っ白な世界で、天使(?)が告げる。

    幽霊となってから、家族の悲しむ姿を見るにつけ、自殺を後悔する。

    そんな中、クラスメートで無愛想な少年・榊洋人には、霊感があり、安音が見えて、会話が出来るという。

    一見、人間と幽霊のラブコメのようですが、いじめの問題など、中身は重いですね。

    最後、49日が経ち、安音が消えるシーンは、まさに映画『ゴースト』のようで、ウルウルです。

    エピローグにて、あの日から16年経ち、大人になった榊は、学校のカウンセラーになっていた。
    そこで出会った少しお転婆な中学生・荻原安音。
    記憶は無くとも、生まれ変わりってあるんでしょうか?
    希望を感じさせるエンディングで、とても良いと思います。

  • 第5回ケータイ小説大賞受賞作品
    ファンタジーなライトノベル

    しかし、文庫本の帯はすごい煽り方
    「永遠に心に残る一冊」
    「大号泣の感動小説」
    ちょっとそこまでではありませんでした。

    ストーリとしては
    14歳の安音がクラスメイトからのいじめを苦に自殺。
    幽霊となって49日後に天国・地獄を決めるという設定。
    その49日間のストーリ。
    霊感少年の同級生の榊とだけ会話ができる設定。
    幽霊となって知る様々な事実
    いじめの構造
    さらに、発生するいじめのメンバの学校での謎の事故。

    といった展開です。
    死んだ後の物語はよくある設定
    いじめる側いじめられる側の気持ちやその変化もよくあるパターン
    ということで、正直あまり新鮮味がありませんでした
    さらりと恋愛ストーリにまでまとめていますが、そっち方面にもっていかないでもらいたかった

    ただ一つの大事なメッセージだけを貫いてほしかった

    自殺はダメと!

  • 幽霊になってからはじまる恋物語。
    いやー、最後泣くなー。

    でも僕なら、いじめられたら絶対祟る、許さない。
    20180228

  • 弟の本を母経由で横流し(*^_^*)。
    --
    帯に「永遠に心に残る1冊」だの「命の重み、人の温もり…死んでから知るなんて。」だの「大号泣の感動小説」だのといふ惹句が書かれてて、おまけに読者からの感激感想!として「予想と違うラストに、幸せな気持ちが広がりました」だの「途中から、涙が止まりませんでした」だの「ここまで深く、いきることについて考えたのは始めてです」だの「命の大切さを知りました」だのと載せてある。
    どんなにすごい感動のストーリー、感動の結末かと思うて読み始めたが、なんのことはない、いつまで経つても所詮コドモダマシである(>_<)。
    終りにどんなどんでん返しがあるかと、仕方なく期待して読んだけど、結局何もなし。
    これはイケナい。時間の無駄をしてしまつた(T_T;。
    スターツ出版、もう手に取らないやうにチェックしておかねばねば。

  • まさに今中学生、の娘が勧めてくれて、読みました!
    娘が読んでいる最中から、時おり、❜榊カッコよすぎる❜ 等、その都度、小説の感想をはなしてくれてたのですが、私も、最後まで読んでみて良かった。
    色々考えさせられます!そして、大人が思っているより(考えるより)、まだ大人ではない、子供「中学生」、は、しっかりしているし、大人をしっかり見ている!でもまた、まだまだ脆くもあり…
    いっぱい感想ありますが…
    涙なみだのお話の中に、最後は少し光が見えた、ストーリー。

  • 子供にすすめられて読んだが、とても良かった。
    榊くんが素敵。

    終わりも、希望があってすごく良かった。

    • めいめいさん
      現役中学生等々、子供だけでなく大人にも、もっともっとたくさんの人に読んでほしいですよね♪
      反抗期のくせに、どうでもいい事は沢山話すのに、イ...
      現役中学生等々、子供だけでなく大人にも、もっともっとたくさんの人に読んでほしいですよね♪
      反抗期のくせに、どうでもいい事は沢山話すのに、イマイチ自分自身の事はあまり、話してくれなくて…気がかりな次女ですが、最近は、本の話題で、話す会話が増えてます^_^
      2021/07/25
    • tokitisoさん
      コメントありがとうございました!
      子供と同じ本を読むって、良いコミュニケーションになるなあと思っています。
      コメントありがとうございました!
      子供と同じ本を読むって、良いコミュニケーションになるなあと思っています。
      2022/01/06
    • めいめいさん
      年末年始にかけて、スマホ故障してしまい、先週ようやく、修理から戻りました(泣)
      久々にブグログアプリ引き継ぎ、見ています!!
      年末年始にかけて、スマホ故障してしまい、先週ようやく、修理から戻りました(泣)
      久々にブグログアプリ引き継ぎ、見ています!!
      2022/01/29
  • 中高生向きなのかもしれないですが、最初から最後まで大人も考えさせられる作品でした。

    死んだ人間の周りの人たちの気持ち
    いじめをする側、される側の気持ち

    いろいろな立場で考えることができた。

    やっぱり人は弱い生き物で、自分を守るために手段を選ばないこともある。
    そんな弱い気持ちに打ち勝つためには、共感してくれる、自分の気持ちをわかってくれる存在が必要
    かつそういった存在は身近にいることに気付くことが必要なんだと改めて感じた。

  • とても読みやすい作品でした。
    最近、いじめによる凍死のニュースが取り上げられていましたが、いじめられている人が読むと心が苦しくなるシーンもあります。
    もちろんそればかりではないのですが、苦しくなっても早とちりせず最後まで読んでみてください。

    個人的に、学園モノではありますが登場人物が多すぎなくていい作品だと思います。

  • いじめで死に追い込まれた主人公が、いじめた子をみんな許して救ってあげるというなんてあるのかな?
    …と、まったく共感できず最後は読み飛ばしつつ進みました。
    10代、同じくらいの年齢の子供がいる人にはなら違うのかもしれません。

  • いじめを題材としたものはどれもやはり重たい文章で描かれていることが多いですが、この作品はファンタジー要素も混ざっているためか、割とライトに読めると思います。

    いじめが時に人の命を奪うことになる、ということももちろんですが、主人公が幽霊の姿になって知る家族や友達の姿から、なくなっていい命なんてないんだよな、と思わされたのでそちらの方が強く印象に残りました。

    学校でのいじめがテーマになり、展開が進んでいくので中高生でも読みやすいと思います。一度読んでみて下さい。

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著者プロフィール

東京都在住。代表作『天国までの49日間』は2008年に書き上げられ、第5回日本ケータイ小説大賞にて応募総数9,116作の中から大賞を受賞し、作家デビュー。その後、フリーライターに転身。現在、webを中心に小説やコラムを執筆している。最近は開運アドバイザーとしても活躍。著書に『70年分の夏を君に捧ぐ』『100回目の空の下、君とあの海で』『八番目の花が咲くときに』(すべてスターツ出版)、『線香花火のような恋だった』(集英社オレンジ文庫)など。生きることの尊さと儚さ、壮絶さを描いた作品が人気。

「2021年 『文庫 16歳の遺書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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