- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813703761
作品紹介・あらすじ
就活に難航中の莉子は、就職祈願に伊勢を訪れる。参拝も終わり門前町を歩いていると、呼び寄せられるように路地裏の店に辿り着く。『居酒屋お伊勢』と書かれた暖簾をくぐると、店内には金髪の店主・松之助以外に客は誰もいない。しかし、酒をひと口呑んだ途端、莉子の目に映った光景は店を埋め尽くす神様たちの大宴会だった!?神様が見える力を宿す酒を呑んだ莉子は、松之助と付喪神の看板猫・ごま吉、お掃除神のキュキュ丸と共に、疲れた神様が集う居酒屋で働くことになって…。
感想・レビュー・書評
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神様が擬人化するという変わった設定ではあったが、ライトノベルかのようにサクサク読めるお話だった。あっという間に終わった。
そしてこの感想を書くために検索したら、なんとシリーズものだったのね。気が向いたら続き読もうかな。
お伊勢詣り、1回は行ったけどまた行きたいなぁ。伊勢うどんを食べに行きたい。
あと、こういう文体のお話って必ず男と女が出ればすぐ恋愛に結びつくのが、ちょっとうんざりした。好きだな、と思うまでが早いと思うし、何でもかんでも恋愛に結びつけなくていいんじゃないか。その部分だけ食傷気味である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神様の気まぐれがすごすぎる!
伊勢神宮にはたくさんの神様がいるので、「神様がだらだらできる居酒屋」があっても不思議ではないですよね!!
朔日餅は、私も参戦してみたいです! -
帯に「今、読みたい大人ほっこりはこれ!!」とあり、手に取った。もともと伊勢の物語は読んでみたかった。伊勢弁とか入ってて、いい。神様の物語、いいな。バレンタインに伊勢うどんって、新しい!
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莉子ちゃんが阿呆気味なんだけど、なかなか愛せるキャラ。松之助もいい味出してる
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21.2.20読了
読みやすい。幽霊が見えなかったら見えるようにしちゃえばいいのねって言う。最近まやかし系の小説ばかり読んでるけれど、この導入は初だなぁ。笑
三重のお話だから、おかげ横丁行きたいなー赤福ーってなりながら読んだ。三重弁?もあって、やっぱりこの辺の言葉は強く感じるなーとも。神様とフラットな立場でお話が進んでいくのもほかの小説とは違う感じ。
続編あるので、どんどこ読んでいきましょって感じかなー。