- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813703778
感想・レビュー・書評
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色々辛いことが重なって将来に不安を持って
「自分って何のために生きてるんやろぉ?」
「自分にしか出来ひん事って何?」
「そもそも〝自分らしさ〟って何?」っと思っている時に、この本の帯に
〝迷いの中で見つけた、自分らしく生きることー。〟
と書いてあるのを見つけて、「あっ私だ」と思い買いました。
きっと誰しもが一度や二度〝自分らしさ〟に悩まされたことがあると思います。
そんな時にこの本を読むときっと答えが見つかります。
この本の中に文字としては決して答えにつづく地図なんてものは書いてありません。ましてや答えなんてものは書いてません。
でも、きっと読み終えたころには心の中には答えがあります。
登場人物達の青春ならではの恋愛とも言えないような不確かだけれども確かな関係にも注目です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
購入して約三年越しに読みました。伏線回収の仕方が凄すぎて最後はもう鳥肌が止まりませんでした。本当に素敵な作品です。夢に向かって進んでいる人は是非読んで欲しいお話!本当に大好きです。
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緑黄色社会の歌から入って、リトルシンガーを聴きながら、本を読みました。
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愛知県の進学校、部員6人で活動するボランティア部に所属する高校2年生の小林カンナは、あと3ヶ月で廃部になると告知されます。活動最後の思い出に、地元安城市で行われる七夕まつりで、部員でバンドを結成して演奏することを決定します。昔から素晴らしい歌声のカンナは、幼馴染の一色禄(ロク)にボーカルとオリジナル曲の製作を任されます。ロクにカンナらしい曲を求められ、わたしらしさってなんだろうと悩みます。カンナには昔に捨ててしまった歌手になるという夢がありました。スランプで活動休止中のプロのシンガーソングライターナナセとの匿名のメッセージアプリでのやりとりや父とのやりとり、バンドの練習を通して、わたしらしさの答えを見つけていきます。優しい気持ちで読めます。
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内容紹介:
残り3ケ月で廃部という告知を受けた、進学校のボランティア部。部員6人は、活動の最後に地元名物・七夕まつりのステージに立とうとバンドを結成する。ボーカルを任せられたカンナは一度捨てた夢、歌への情熱がよみがえり…。 -
たとえ
自分が今
どんな場所にいても
自分自身に胸を張れる生き方をしていれば
上々
道を選んだ方法や
道を選んだわけなんて
どうだってかまわない。 -
なんとも彼女らしい優しい物語。とりあえず深呼吸しよう。(ゼーハー)
沖田円さんの物語を読むととにかく若い世代の人たちを大事にしようという気になるし、かつての若者としてその不安定で真っ直ぐな気持ちをどこかに留めておかなくてはいけないなとも思う。
大人は子供のためにいろんな間違いをするし、子供は子供てまたいろんな間違いをする。でもみんなそうやって間違いや迷いや失敗を重ねて、なりたい自分になっていく。
カンナの唄はきっと何年も何十年も10代の背中を押し、かつての若者のハートを包み込むんだろうな。
個人的には地元の地名が出てくると嬉しくて、おおおお!と小躍りしたくなりました。
新しい図書館わたしもまだ行けてないよ(笑)
ラストの詞もすごく素敵でした。ラストにこれ。にくい演出だねえ。
著者プロフィール
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