京都あやかし料亭のまかない御飯 (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 122
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813704478

感想・レビュー・書評

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  • 祖母の家で暮らし始めた遥香が働くのは、老舗料亭の跡取りで幼馴染の弓弦が引き継いだあやかし相手にまかない御飯を提供する料亭。
    まかない御飯、というタイトルなのでご飯がメインの話かと思ったら、ご飯の描写は少ない。あやかしが抱えている問題を聞き、解決のお手伝いがメインかな。
    幼馴染二人の過去の話も出てきて京都のお祭りの裏事情等もわかって面白いけど、それぞれの印象が薄くって何をメインにしているのかわかりにくいかな。

  • 22.03.22読了
    あーっというまに読了。
    京都の料理屋さんがスポット。展開が早いからこそ読みやすいのかも。その中に人や妖の思いがちゃんと込められてて、じーんとする場面も。
    これは次に続くのかな?
    読みやすさもあって、よかったです。

  • 京都、あやかし、ごはん…って最近よく見るワードだなあ。好きだけど。東京で夢破れた主人公(声優は大変だと思うが…)、実家に戻るも居心地が悪く、不思議な縁から幼馴染の料亭を手伝うことに。ちらし寿司がおいしそうでした。主人公より主人公の祖母の話の方が気になりました。狐の嫁入り、化け猫の話がよかった。

  • うん、なんか好き。弓弦くんもなんかいい味出してる

  • 京都とあやかし、安倍晴明と揃ったライノベの連作集。京都観光ネタもあるし、悪くないと思うんだけど、もう2年以上続編が出ていないってことは受けなかったのかな? 半年に1冊出そうな内容だけど・・・

  • 夢破れて故郷に戻る途中で寄る羽目になったのは
    祖母の知り合いの料亭。

    どんちゃん騒ぎに参加している時点で
    結構考えなし、の気がします。
    しかも自宅に戻って、祖母の家に行く、とか
    行動力と決断力がすごいです。
    光熱費どうするのですか? とか思いましたが
    突っ込みどころはそこではないかと。

    手伝いでお金を稼ぐ、という現実ですが
    それ以外は?
    むしろそこの息子たる彼の給料は大丈夫なのか?
    という謎も出てきます。
    一体いくらで雇われたのか…。
    賄いにつられているので、それでもよし??

    母親へのごはん、嫁入りのために解決したもの
    いなくなる前の最後の晩餐。
    ご飯は、食べて幸せになるものです。

  • 購入。

    最近、なろう系とか京都、あやかし系ばかり読んでる気がする(笑)
    さらりと読了。二人の関係がどうなるのか少し気になる。

  • まごころこめて、今日も御飯を。

    京都の老舗料亭で、夜中はあやかしのための店が開く、という設定からもう好きな感じ。店を継いだばかりの幼馴染、他に行く場所のない主人公、そして人情とマスコットのあやかし。よくあるパターンでご都合主義すぎると言ってしまえばそれだけだが、ご飯も美味しそうで、ストーリーもここからどのようにも広げられそうだったので、楽しく読めた。

  • これは面白かった! 老舗料亭が店を閉めたあと、あやかしを癒すための、まかない御飯を提供するという裏の顔がフックになっている。
    料亭の場所が一条戻り橋のあたりというのと、ユヅルが晴明の末裔であることを匂わせる設定も好み。
    ひとつひとつの話がそれぞれ個性的で最後まで楽しめた。続編に期待してます。

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著者プロフィール

山口県出身、大阪府在住。趣味は友人とワイワイすること。『オトナ女子が本当に読みたい小説大賞』優秀賞を受賞し、2012年にデビュー。著書に「エクスタシー」「デビルズナイト」(ともにスターツ出版刊)がある。

「2016年 『空ガール! ~仕事も恋も乱気流!?~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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