初恋のうたを、キミにあげる。 (野いちご文庫)

著者 : 丸井とまと

• スターツ出版 (2019年1月25日発売)

感想・レビュー・書評

[Shion.Kさんの感想 · 2019年1月19日]

星夏ちゃん、恐ろしい子…！！（白眼
こんなにかわゆい生き物を目の前にして振り回された森井氏には深く同情するよ！！きみ、よく耐えられるな！！
わたしが思い切り抱きしめたいわコノヤロウ（錯乱
かわゆい星夏ちゃんをさらっていったので、やはり森井氏が憎たらしくなってきました。同情撤回（早いな

しばし物騒な小説ばかり読んでいたので（ミレニアムとか）、こんなにかわゆいキュンとする話を読んでしまい、おばちゃんのハートは不整脈を起こして倒れそうです。困りました。

そして思うわけです。人を傷つけるやつはどこにでもいるけれど、人を救うのもまた人なんですよね。
わたしも森井氏と同じで言葉を軽く発しがちなので、人を傷つけたりしないように大事に使わなくてはいけないなとしみじみ。

忘れてしまいがちな人を大切にする気持ちを少しばかり思い出して、今となってはキュンともしない相手との食事に行こうと思います。

しかし、星夏ちゃん、恐ろしい子…！！

著者プロフィール

青春もの、あやかしものを得意とする。『青くて、溺れる』（ビーズログ文庫）などを刊行。第1回魔法のiらんど大賞〈青春小説部門　特別賞〉受賞第5回野いちご大賞『青春ゲシュタルト崩壊』で〈大賞〉、『教えて、春日井くん』〈noicomi賞〉受賞。

「2021年 『君と過ごした透明な時間』 で使われていた紹介文から引用しています。」