- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813706922
作品紹介・あらすじ
本当は君を、心から愛したいのに…。高2の蘭花は自閉症で心を読みづらい弟・稔(みのる)を持ち、周囲の目に悩む。そんなある日、彼に特別な力があると気づく。悲しみの色、恋する色…相手の気持ちが頭上に咲く“花の色”で見える稔は、ちゃんと“誰かを想う優しい心”を持っていたーー。混じり気のない彼の心に触れ、蘭花は決意する。「もう逃げない。稔を守る」しかしその直後、彼は行方不明に…。物語のラスト、タイトルの意味が明かされる瞬間、張り裂けんばかりの蘭花の叫びが心を掴んで離さない‼
感想・レビュー・書評
-
障がい者の家族を持つ。
将来を考えれば母親の言いたい意味も理解できるが、付き合い続けた二人が最後には答えをだすのでは。
何も理解出来ていない訳では無いが、コミユニケーションを取るのが困難なのは大変なことだよな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多様性が叫ばれる中で、いまだに障害への偏見や差別があることが悲しい。人の得意なことや苦手なことはそれぞれなのだから、それぞれを活かせる社会になると良いなと思う。障害だけでなく、多くの人が抱える生きづらさの解消にもつながるはず。
-
人って本当は優しい人ばかり。
ただまだどうしても受け入れられないことに直面したら心がぎゅーっと固く冷たくなるね…
理解できないこともあるけれど、世界中のみんなが自由で尊い存在なんだと思いました。 -
Having a disabled person in the family has various difficulties.