ひだまりに花の咲く (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 61
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813707226

作品紹介・あらすじ

高2の奏(かなで)は小学生の頃観た舞台に憧れつつ、人前が極端に苦手。ある日誘われた演劇部の部室で、3年に1度だけ上演される脚本を何気なく音読すると、脚本担当の一維(いちい)に「主役は奏」と突然抜擢される。“やりたいかどうか。それが全て”まっすぐ奏を見つめ励ます一維を前に、奏は舞台に立つことを決意する。さらに脚本の完成に苦しむ一維のため、彼女はある行動に出て…。そして本番、幕が上がる――。感動のラストは心に確かな希望を灯してくれる‼

感想・レビュー・書評

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  • もし、作者の名前がないままにこの作品を読んだとしても、わたしは『沖田円』の名前をあてられるとおもう。

    作中のそこかしこに、彼女がいるように感じました。
    登場人物の特定の誰かというわけではなく、誰のどの言葉にもふるまいにも、彼女の持つ要素があるような。

    どこか達観していて、狭いようで広いハートをもっていて、冷めているようでうちに熱いものをもっている(でも滅多にそれは外には見せてはくれない笑)

    自分の世界を変えるのは自分。
    ここではないどこかを求めるのではなく、今いる場所を居心地のよいものにする。

    世界の美しさに気づける目を、耳を、ハートを、持っていられますように。

    毎日怒ってばかりいないで、もう少し自分の世界を綺麗なものにしなくちゃなと思いました。
    とりあえず、明日も仕事をがんばってくるかな。


  • 高校2年生で主人公の奏は、小学生の時に見た高校演劇部の舞台に憧れて、自分も小学校の学芸会で主役に立候補しますが、本番で何もできずに大失敗。その時のトラウマで人前に立つことができず、授業で当てられて教科書を読むだけでも気絶しそうになります。そんな奏は、目立たないように日陰で学校生活を送っています。しかし、そんなある日、高校の文化祭で演劇部の舞台の主役をすることになります。
    自分で自分を諦めていた奏が、自分のやりたいことができるようになるまでの、暖かい感動のお話です。

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著者プロフィール

沖田円(おきた えん)
愛知県安城市出身・在住。代表作に『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』。『神様の願いごと』は安城市を舞台としており、同作は安城七夕まつりの公式ポスターに起用される。『きみに届け。はじまりの歌』は、同作内の作中詩を「緑黄色社会」とコラボレーションし、楽曲化された。

沖田円の作品

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