ラストは絶対、想定外。~スターツ出版文庫 7つのアンソロジー2~

  • スターツ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813707233

作品紹介・あらすじ

その結末に、あなたは耐えられるか…⁉「どんでん返し」をテーマに人気作家7名が書き下ろす、スターツ出版文庫発のアンソロジー、第二弾。寂しげなクラスの女子に恋する主人公。彼だけが知らない秘密とは…(『もう一度、転入生』いぬじゅん・著)、愛情の薄い家庭で育った女子が、ある日突然たまごを産んで大パニック!(『たまご』櫻井千姫・著)ほか、手に汗握る7編を収録。恋愛、青春、ミステリー。一気読みして驚いて、また最初から読み返し…。ハッとする。グッとくる。今年一番の衝撃短編、ここに集結!

感想・レビュー・書評

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  • 7人による、優しさと切なさとちょっと怖い短編集。

  • いぬじゅんさん、灰芭まれさん、櫻井千姫さんが大好きで、購入。
    他の著者さんの作品もなかなか、面白みがあった。
    これで、好きな著者を作るのも大事だと思う。

  • 「いつかねむりにつく日」のドラマを見ていぬじゅんさんを知り、本屋でこの本を見つけて即買い。一気読みでした。
    【帯より引用】
    人気作家7名の一気読み短編集。

  • 「どんでん返し」がテーマのアンソロジーらしい。
    ひとつひとつの作品の良し悪しはまぁ良しとして、「どんでん返し」の定義(あるいは認識)が7人の作家に共通のしてないおかげで、全体としてものすごくまとまりがなく、え?これなんの短編集??という印象。

    意外な結末、と、どんでん返し、をごっちゃにして考えてる人がいるようにも思える。どちらにしろ企画を立ち上げた担当者がきちんとその共通の定義を7人の作家に伝えて落とし込んでから、作品書かせた方がよかったと思います。

    どんでん返しがない、というどんでん返しを食らいました。
    (あるいは参加した作家さんも蓋を開けてみて、どんでん返しを食らったのかもしれない)

    それはただの深イイ話では?という作品もあれば、これ長編ネタを無理矢理スピンオフぽく短編にしてませんか?みたいな作品もあり、はたまたオチがは?みたいなやつもあり、、、全体的にうーんという印象。


    どれも単品で読めば(どんでん返しのアンソロジーとしてではなく)、よかったと思うけど、とりあえず高校の部活動レベルを脱してないなという感じです。

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著者プロフィール

奈良県出身、静岡県浜松市在住。2014年『いつか、眠りにつく日』(スターツ出版)で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し作家デビュー。2019年フジテレビFOD、地上波にて連続ドラマ化され、のちにコミカライズ。『この冬、いなくなる君へ』(ポプラ社)で第8回静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」大賞、『この恋が、かなうなら』(集英社)で第10回同賞受賞。その他、『今、きみの瞳に映るのは。』『北上症候群』(実業之日本社)、『君がオーロラを見る夜に』(KADOKAWA)、『叶わない恋を叶える方法』(ステキブックス)など人気作品多数。持ち味の〝どんでん返し×泣けるヒューマンファンタジー〟や生死をテーマにした作品には根強いファンを持つ。

「2023年 『無人駅で君を待っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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