天国までの49日間~ラストサマー~ (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 217
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813709763

作品紹介・あらすじ

ある少女の死が、私を変えた――。
ひと夏の、儚くも強い絆の物語。
霊感があることを周囲に隠し、コンプレックスとして生きてきた稜歩。
高校に入って同じグループの友達がいじめを始めても、止めることができない。そんな中、いじめにあっていた梢が電車に飛び込んで自殺してしまう。責任を感じる稜歩の前に、死んだはずの梢が幽霊として現れる。意外なことに梢は、自殺したのではなく他殺されたと言うのだ。稜歩は、梢の死の真相を探るべく、同じクラスの霊感少年・榊と共に、犯人捜しを始めるが…。気づけばいじめの加害者である稜歩と被害者の梢の不思議な友情が芽生えていた。しかし、別れのときは迫り――。

感想・レビュー・書評

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  • 天国までの49日間~ラストサマー~
    著作者:櫻井千姫
    発行者:スターツ出版
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    被害者との不思議な友情が芽生えた。

  • 悩み多き中学時代、人間関係に悩んだら読んでほしい一冊。自殺することがいじめへの抵抗だと考える浅い考えに、ブレーキをかける一冊になるであろう。
    いじめられる側、いじめる側両方に何らかの悩みがあることにも触れ、双方の気持ちを慮る本だった。

  • 一気に読みました。
    相手の気持ちを考える、生活を想像するということは大人になってもできない人が多くて(私もそうですが)、自分も改めて考え行動せねばと強く思いました。

  • 一気に読みました。
    すごく主人公と一緒に過ごした感覚を味わっています。
    とてもおもしろくて切なく優しいストーリーでした。

  • 加害者と被害者の友情。
    実際に言動に起こしている者が悪いのは当たり前だが、それを見て見ぬふりをして注意しないのも同罪なんだよな。
    子供の将来か自身の立場か何を一番護りたかったのか分からないが、自分の大切な子が罪を犯した時に隠蔽出来る立場でも絶対にやってはならない事だよな。

  • 作者の原点に戻る作品だだった。年々加速していくいじめ問題をこれを通して知ってもらいたいと感じた。

  • 天国までの49日の3作目

    いじめをしていた側(いじめを止められなかった)の稜歩と、いじめを苦に自殺したと思われた同級生の梢の霊。梢は誰かに背中を押されたと言う。そして同級生の榊と梢を突き落とした犯人を探すことになる。

    いじめがテーマとなる今作。稜歩と一緒にいる沙知代と明菜のいじめられる方が悪いと言う考え方がどうしても好きになれませんでした。いじめられている人を庇うと自分が標的になると言うのは自分の身に置き換えたら、同じ行動を取っていたと思います。

    稜歩と梢と榊の三人の関係が、だんだんとかけがえのないものになっていく姿が心地よいけど、別れの時が迫るのは、やはり悲しい。

    稜歩の沙知代と明菜とも、本当の友達でありたいという姿も素敵だと思う。上部だけではない友達や親友とは何かも今回のテーマだと思いました。

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著者プロフィール

東京都在住。代表作『天国までの49日間』は2008年に書き上げられ、第5回日本ケータイ小説大賞にて応募総数9,116作の中から大賞を受賞し、作家デビュー。その後、フリーライターに転身。現在、webを中心に小説やコラムを執筆している。最近は開運アドバイザーとしても活躍。著書に『70年分の夏を君に捧ぐ』『100回目の空の下、君とあの海で』『八番目の花が咲くときに』(すべてスターツ出版)、『線香花火のような恋だった』(集英社オレンジ文庫)など。生きることの尊さと儚さ、壮絶さを描いた作品が人気。

「2021年 『文庫 16歳の遺書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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