あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。 (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 833
感想 : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813710264

作品紹介・あらすじ

初めて会ったはずの君に
僕はどうしようもなく惹かれた
中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。初めて会うのになぜか懐かしく、ずっと前から知っていたような不思議な感覚。まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。しかし告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、75年前の戦時中にまつわる驚くべき話で――百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。好きな人に、忘れられない過去の恋があったら、それでも思いを貫けますか?愛することの意味を教えてくれる感動作。

感想・レビュー・書評

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  • あなたは、『死ね』という言葉を発したり、心の中で思ったりしたことはないでしょうか?

    あなたは、仕事や何かの練習に疲れて『死にそう』とか『死ぬほど』という言葉を発したことはないでしょうか?

    昨今の少子高齢化によって私たちは直接誰かの”死”と接することが少なくなりました。例えセレモニーとしてのお葬式に出席したとしても、人が死にゆくリアルな瞬間を見ることは稀です。しかもそんなお葬式にさえ参列する機会も減ってきている状況もあります。そんな中で私たちが“死”というものを考える時、それはTVドラマや映画の中の作り物のイメージとしての理解に置き換わっていっているように思います。そんな中で、”死”という言葉が重みを持たなくなるのはある意味当然のことなのかもしれません。

    しかし、そんな“死”というものを身近に体験した瞬間にはそんな思いも一変する可能性があります。一つの命が消え失せていくことを体験することになると、人の意識は嫌が上にも引っ張られるでしょう。この作品は、そんな風に”死“というものに何かしら強い思いを持つ女の子を好きになった一人の男の子の物語。『彼女にこれほどまでに”死”の重みを植えつけたのは、誰だったんだろう』とそんな彼女に隠された想いを感じる男の子の物語。そして、それは、『俺と百合は、惹かれ合う運命だったのだ』と、『魂に刻みつけられ』た運命に向かって惹かれあっていく二人の物語です。

    『物心ついたころから、繰り返し見る夢があった』と、『飛行機を操縦してい』る夢のことを思い出すのは主人公の宮原涼。『パイロットになりたい』という作文を書いたこともある涼は、一方で『咲き乱れる百合の花に囲まれてこちらに背を向け、星空を見上げている女の子』の夢も同じように見て、『どうしようもなく懐かしいような、泣きそうに切ないような』気持ちになるのを不思議に思ってきました。そんな涼は、父親が『急に県外転勤が決まった』こともあって『夏休みの直前に』『前に住んでいた街から電車で三時間』という街の中学校に転校してきました。そして『学校の案内や説明など』をもらいに新しい中学校へと赴くことになった涼。サッカーが好きという涼は、グラウンドで『いくつかの部が』練習しているのを見て転入後のことを楽しみに思います。そんな時、『ふいに背後から小さな足音が聞こえ』、振り向くと『ひとりの女の子が立ってい』ました。『視線が静かに絡まり合う』二人。『なんて印象的な子なんだろう』と感じた涼は、あの夢の中に出てくる少女を思い出し『やっと見つけた』と、『自分でも意味不明な思い』に囚われます。『君、ここの中学の子?』『何年生?』と思わず尋ねると『に…二年生』と囁くように答える彼女。『じゃあ、同じ学年だ…二年に編入するんだ。よろしく』と言いながら『無意識に』手を伸ばす涼。『軽く目を瞠り』手を出した彼女と握手した涼は、『どん引き』な行為をしたと思いましたが、彼女は『…よろしくね』と小さく呟きました。そして、『初めまして、宮原涼と言います』と転校初日に教室で挨拶した涼は、『窓際の席に彼女の姿』を見つけ『驚きと興奮で』心臓がぎゅっと縮まるのを感じます。『頬杖をついて、ぼんやりと外を眺めて』いる彼女は、加納百合という名前でした。『俺の新しい学校生活は始まった』という日々の中、涼はサッカー部に入部し祐輔と聡太という友達ができます。ある日『何気ないふうを装って』、『加納さんってさ、どんな子なの?』と訊くと『なんか、ちょっと変わってるよな?』と話す二人は、『先生に対する態度とか… 超反抗的なの、びっくりするくらい』、『不良っつうか、ヤンキー』のようと予想外な彼女の素顔を伝えられ驚きます。しかし、『最近、急に大人しくっつうか、反抗しなくなった』とも話します。今の彼女を見て『ヤンキーという言葉の響きとはかけ離れている』と感じる涼は、『加納さんになにがあったんだろう。どうして変わったんだろう』と考えます。そして、『それまでよりもさらに、彼女のことが気にな』っていく涼は、『ときどき彼女が俺のほうをじっと見ているような気がする』と感じています。一方で『社会科見学の発表の準備』が進み始めました。彼女と同じグループになった涼は、 転入前だった社会科見学のことを知りません。そんな中、行った場所が『特攻資料館』だったことを彼女が説明してくれます。そんな彼女の顔を見て、どうして『あんなに悲しそうな顔をしているんだろう』と思う涼。そんな涼に隠された過去との繋がりの中で、彼女・加納百合との運命の出会いの様が描かれていきます。

    「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」というこの書名、どこかで聞いたことがある?という印象の通り、この作品は汐見夏衛さんの代表作「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編です。小説に続編ものは多々ありますが、その位置付けは前作がいかにも”つづく”で終わっているものと、前作の人気を背景に、”おしまい”だった物語に後から続編として追加されたものの二つに分けられると思います。この作品はその中間点に位置するような続編です。前作には『私は、七十年前の日本に、タイムスリップしてしまったのだ』と、主人公の加納百合がまさかの戦時下を体験することになる物語が描かれていました。そんな物語は、現代に戻った百合が目の前にある元いた世界のことを『新しい世界だ』と感じ、『あなたたちが命を懸けて守った未来を、私は精いっぱいに生きます』と力強く誓う中に感動的な結末を迎えました。まさしく前作として完全に完結した物語と言えます。しかし、そんな中に違和感のある数行が存在しました。それが現代に戻った百合が、学校の正門で『見慣れない制服の男の子』と出会うシーンでした。その男の子の顔を見て『この男の子は ー 彰だ』と感じ『あきら、と心の中で叫ぶ』百合。まるで”転生”を想起させるようなその内容は感動的な物語の中に、”少しの違和感”を感じさせるものでした。そんなシーンについて、『前作で百合が恋をした相手・彰の生まれ変わりが現れたことを、快く思われなかった読者様もいらっしゃいました』、『不愉快な思いをさせてしまって申し訳』ないとおっしゃる汐見さん。実際、汐見さんの手元には賛否両論の声が届いたそうです。しかし、この続編を読んでそのシーンが、”必然”として挿入されたことがよくわかります。そう、この続編は、一見完結したかに見える物語の中に残された『愛する人を理不尽な形で失ったあと、百合がどうやって生きていくのか』という視点の決着へ向けて、汐見さんが意図的に前作の結末に埋め込んだシーンを起点にするものです。そんな表現を綺麗に受け継ぎながら今を生きるそれからの百合が描かれていくこの続編は、その点からも前作とは決して切り離せないものです。続編と知らずにこの作品をまず手にした方は、この作品は一旦読まずに横に置いて、まずは前作を先に読むことをお勧めします。読中に味わえる二冊分の物語を同時に味わう感覚は、この作品を先に読むことでは決して得られないと思います。

    そんなこの作品の前作となる「あの花が咲く丘で」では、戦時中の『特攻隊』の存在に光が当たりました。それは、現代人である百合がタイムスリップによって自らの目でそんな『特攻隊員』とのリアルな関わりを持つことによって、読者である私たちもそんな彼らの考え、想い、そして生き方をリアルに感じることのできる物語でした。この続編では、”飛び道具”とも言えるタイムスリップが再度登場することはありません。この作品で『特攻隊』は、資料館の中に残された写真や遺書、そして参考書籍の中からその存在を知るという、私たちの普段の関わりと同じです。そんな『特攻隊』について調べ、『俺たちとそんなに変わらない年の人たちが、死を覚悟して何ヶ月も訓練して、死ぬと分かって飛び立って、自分から敵に飛び込むとか… 現代の俺たちには絶対に真似できないし、敵わない』と率直な感想を抱く涼。この感想は決して特異なものではなく、私たちが『特攻隊』という存在に対して抱く代表的な感情の一つとも言えます。それは、”死”というものと身近に接する機会が極めて少なくなった現代社会に暮らす私たちの結果論としての感覚だと思います。しかし、前作で描かれた通り、今の平和な世の中に暮らす私たちは、未来へと時間を繋げてくれた『特攻隊』の隊員たちの存在を決して忘れてはならないと思います。この作品も前作同様の感覚の上に描かれている物語だとは思いますが、リアルな戦時下の描写がない分、その印象はどうしても薄くなってしまいます。そのため、百合が抱く”死”というものに対する強い感覚を理解するには、この作品だけではもの足りないと思います。物語に深く感情移入するためにも、やはり前作、そして、本作という読む順番はとても大切だと思いました。

    そして、そんな物語の軸足となるのは前作の主人公・加納百合と、この作品で視点の主となる宮原涼の関係を描く物語です。その描かれ方は、この物語の中の登場人物は二人だけと言って良いくらいに凝縮された恋の物語が展開していきます。そんな物語の冒頭は上記した通り学期途中で転校してきた涼が百合との偶然の出会いを経て、新しい学校に馴染んでいく様子が描かれていきます。前作の結末で百合視点で描かれた二人の偶然の出会いが、今度は涼の視点から描かれるこの作品。『小さいころからとにかくサッカーが好き』という主人公の涼。そんな涼は、転校してきた新しい学校でもサッカー部へと入部し、サッカーを中心とした生活を生きています。そして、そんなサッカー少年なら誰でも一度は口にするであろう『俺、プロになりたいんだ。プロのサッカー選手に』という言葉が語られます。そして、これもお決まりのように『そんな、夢みたいなこと言って。プロなんて、選ばれたほんの一握りの人しかなれないのよ?…プロになれなかったらどうするつもりなの?』という両親と、進路を巡っての意見のぶつかり、葛藤も描かれていきます。こんな風に内容の一部を切り取ると、この作品はよくある”青春もの”の一つという印象を受けられるかもしれません。しかし、前作を読んだ人間には、幾らそんな描写があろうとそんな”青春もの”な展開に気持ちが向くことはありません。冒頭にまるで一編の詩の如く提示される『こんなにも君に惹かれてしまうのは、どうしてなんだろう。なぜだか、ずっと昔から知っていたような気がする』という涼の独白に隠された真実。涼とはいったい何者なのか。この一点に読者の想いは集約されていくと思います。そんな涼と百合の恋心が描かれるこの作品。〈中学二年、夏〉から始まった物語は、空白期間を置いて〈大学二年、冬〉〈大学三年、春〉と章が進んで結末という体裁を取っています。この空白期間の意味合いが後半の物語に非常に複雑な”三角関係”の恋物語を形作っていきます。まさかの想いに囚われる涼と百合。『好きな人に好きだと言えるのは、本当に本当に幸せなことなんだ… 自分の気持ちを正直に口にできるというのは、平和な世の中だからこそなんだ』と感じる涼。そこには、『特攻隊』の存在に光を当てた汐見さんの熱い想いを感じました。この続編を『どうしても描かなければいけない』と強い決意を持って取り組まれた汐見さん。二つの作品を読み終えてそんな汐見さんがこの作品に込められた”その先に続く百合の人生の物語”への熱い想いを感じることができたように思います。

    『みんなが当たり前のように「死にそう」とか「死ぬほど」とか言ったり、冗談で「死ね」とか言うのを聞くたびに、なんていうか、息が苦しくなる…』。

    私たちは日々の暮らしで何気なく”死”という言葉を使いがちです。少子高齢化の流れもあって”死”というものをどこか自分とは関係のない別世界のものとして考えがちです。しかし、そんなこの国でもほんの七十数年前には、”死”と隣あわせに生きるしかない暮らしがあり、”死”を迎えることがわかった上で、それでもこの国の未来のためにと思い、散っていった命がありました。

    『今の俺は、国のために死ねと言われて死ねるだろうか。死ぬために戦闘機を操縦することができるだろうか』。

    私たちは日々の暮らしの中でこんなことを考えることはありません。しかし、たまには、一度くらいは、いっ時だけでも、先の大戦の中を生きた人たちのことについて思いを巡らす時間を持つことがあっても良いのではないか、この作品を読んで改めてそう思いました。

    書名と装丁に惹かれてたまたま手にしたこの作品。図らずもこの作品はとても大切な時間を私に与えてくれました。とても読みやすい物語の中に色んなことを考えさせてくれたこの作品。前作に涙した方には是非とも読んでいただきたい、百合のその後を是非見届けていただきたい、そう強く感じた作品でした。

  • 続編ということで、手に取りましたが、これだけでも読む意味があるかと。

    「中2の涼が出会った百合。初めて会うのになぜか懐かしく、ずっと前から知っていたような不思議な感覚。告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、75年前の戦時中にまつわる驚くべき話で―百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。」
    前世について知った涼が、思いと過去に戸惑うところがわかりやすく書いてくれていると思いました。もちろん百合のその後、どういった考えをもったのか、前作からの読者が気になるところを救い上げてくれています。主人公たちが前世の彰の年齢となりようやく向き合えるところもよかったです。それぞれ自分の人生を丁寧に生きようとする、そんな中で持った思い、信念は大きな力になるのだろうと思います。
    実はこちらが続編とあったので、前作と違い、新たな二人のハッピーエンド満載で青春ものになっていたら?と思っていました。
    が、いい意味で違ってました。
    作者があとがきでふれているように、続編は出してくれてよかったなと思いました。
    本文より
    「すべての人たちが、どうか理不尽な目に遭わずに自分の人生を全うできますように。現在と過去と未来の、世界中の人たちが、どうかどうか、満ち足りた幸福な日々を生きられますように。」

  • 前作「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。
    戦争なんて昔の話と思いながらも、ロシアとウクライナの戦争が始まった。なんにもできない自分が腹立たしい。

    「恩送り」で平和な世界になるといいな。

  • 百合が悩んでいるように、涼も悩んでいて、、でもお互いが必要としていて、魂から求めてるような人と、平和に暮らせる今の時代に感謝だと思いました。

    「恩送り」って、すごくいいなと思いました。人からしてもらったこと、なんでもいいから人に返していく、人と人との繋がりを大事にできる、素敵なものだと思います。

  • 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編です。前作の最後に百合の通う中学校で転校生の男の子に出会ったところから、物語が始まります。本作の主人公の涼は転校先の中学校で大人びた感じの百合に出会います。凛として真っ直ぐで正義感の強い百合に惹かれていく涼ですが、距離が近くなった百合から、過去の悲しくて忘れられない恋の話を聞かされます。
    前作の号泣したシーンを思い出し、また泣いてしまいました。命の大切さ、普通に夢を追いかけることができる世の中の幸せさを教えてくれます。

  • 『どんなに必死に自分の考えを訴えても、ちっとも分かってもらえなかったりする。おんなじ言葉を使ってても、それまでの環境とか生き方とかが違うと、まるで外国語みたいに伝わらないこともある』

    特攻に行って欲しくない、生きていて欲しいという強い気持ちがありながらも、愛する人の決断を変えることのできなかった百合の後悔する気持ちがひしひしと伝わってくる1文だなと思った。

    この2作を読んで、現代の人達は『死』という言葉を軽々しく使いすぎだ思った。嫌なことがあったら当たり前のように『〇ね』と言うことの出来る感覚って普通じゃない。
    今はありがたいことに戦争がなくて、命を落とすことに対する恐怖が無いかもしれないけど、いつ何があるか分からない。たまたま戦争のない時代、国に生まれただけ。
    SNSで気軽に言葉を発信することの出来る今だからこそ、言葉の使い方についてもっと慎重になるべきだと思う。

  • 前作で終わっても良かったな~って思ったけど、これはこれで面白いなと思いました。

  • 娘のレビューです。

    中2の涼は転校先の学校で百合と出会う。百合は周りよりもどこか大人びていて、なぜか初めて会った感じがしない。
    涼は百合にどんどん惹かれ、ついに告白する。

    しかし百合から聞かされたのは過去の恋物語であった。会えなくなっても消えない百合の彰への思い。さらに百合は、涼が彰の生まれ変わりに違いないと言う。

    百合が愛しているのは自分に重ねた彰であって自分ではない、と感じてしまった涼はごめん、と伝える。

    その後大学生になった涼は、百合と再び会い、一緒に生きていくことを決意する。
    .............

    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。
    個人的には前作の方が感動しました。私は相手に忘れられない過去の恋があったら、思いは貫けないです、、。別人ならまだしも本作では生まれ変わりで、難しい設定だと思いました。中学生ならではの葛藤も描かれていました。前作を読んでから、是非。

    【オススメ年齢 中学生以上】

  • あの花が咲く丘で君にまた出会いたいの続編だからという理由で買ったが、とても良かった。
    ロシアとウクライナの戦争が今、メディアでは取り上げられているが、ほかの国でも戦争が絶えず起こっているということを忘れてはならないし、百合と彰のような戦時中に愛してる人を失うような人達が、当時の日本には数えきれないほどいて、今も世界中でいるという事実を深く受け止めなければならないと感じさせてくれた。

    戦時中に亡くなった方全てが、生まれ変わって幸せに暮らしてくれたら嬉しいな。

  • 複雑な想いが残りました。
    1人は覚えているけど、もう1人は全く覚えがない…
    私なら、心が小さいから、彼女が好きと言っても、覚えのない前世の自分をまだみてるんじゃないかって嫉妬するし、苦しくなるだろうなぁ…

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著者プロフィール

鹿児島県出身。愛知県在住。ケータイ小説サイト「野いちご」で2013年頃から小説執筆をスタート。2016年、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版)が初の書籍化作品に。記念すべきデビュー作が、近年、10代を中心に異例の大ヒット。主な著書に『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(スターツ出版)、『さよなら嘘つき人魚姫』(一迅社)、『ないものねだりの君に光の花束を』(KADOKAWA)、『真夜中の底で君を待つ』(幻冬舎)など。
若者たちの等身大の葛藤、切なく繊細な心模様を描いた青春小説には根強いファンが多く、現在、著者累計90万部を突破。今後の活躍に目が離せない。

「2021年 『文庫 臆病な僕らは今日も震えながら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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