天国までの49日間~ファーストラブ~ (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813711964

作品紹介・あらすじ

最後に君へ届けたい――あの日、言えなかった想い。
霊感があり生きづらさを感じていた高2の稜歩は、同じ力をもつ榊と出会い、自信を少しずつ取り戻していた。でも榊への淡い恋心は一向に進展せず…。そんな中、ファンをかばって事故で死んだイケメン俳優・夏樹が稜歩の前に現れる。彼は唯一の未練だという「初恋の人」に会いたいという。少しチャラくて強引な夏樹に押されて、彼の初恋の後悔を一緒に取り戻すことに。しかし、その恋には、ある切ない秘密が隠されていて――。死んで初めて気づく、大切な想いに涙する。

感想・レビュー・書評

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  • 売れっ子俳優だった夏樹。事故で亡くなるが、色々な女性と関係をもってきた問題児の霊。この世にいる間に初恋の女性に会いたいと願う。霊感のある榊や稜歩は、夏樹の願いを叶えようと動く。

    夏樹が登場した時は、チャラチャラしたどうしようもない霊でしたが、ほとんど、女性の敵と言ってもいいかもしれませんが、中学時代の初恋の女性の久美香への思いは素敵だなと感じました。当時のボタンのかけ違いで疎遠になってしまうけど、それが二人を苦しめる。

    生きているからこそ出来ること。
    苦しいことでも、辛いことでも、楽しいことでも。
    生きているからこそ、伝えられる。

  • 【請求記号:913.6 サ 4】

  • 死んでから気付くこと。
    ふと思い出す事はあったかもしれないが、生きていたら絶対にしないだろうし考えを改める事はしなかったろうな。
    勝手な行動をした末の出来事だというのに、言葉にもしていない想いを捨てていなければ違っただろう。

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著者プロフィール

東京都在住。2008年に書き上げられた代表作『天国までの49日間』は、その後2011年に第5回日本ケータイ小説大賞にて大賞を受賞し、作家デビューを果たす。現在、作家として小説やコラムを執筆し続ける一方で、開運アドバイザーとしても活躍。著書に『16歳の遺書』(実業之日本社文庫GROW)、『70年分の夏を君に捧ぐ』(スターツ出版文庫)、『線香花火のような恋だった』(集英社オレンジ文庫)など。生きることの尊さと儚さ、壮絶さを描いた作品が人気。

「2022年 『ひとりぼっちの殺人鬼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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