なんだろうなんだろう

著者 : ヨシタケ・シンスケ

• 光村図書出版 (2019年12月5日発売)

作品紹介・あらすじ

「いってきまーす」いつものように学校に向かうぼく。
途中で会った友だちのお母さんから「学校どう?たのしい」?って聞かれた。
「そう言われてみると、学校ってなんだろうね。あれ、たのしいってどんな気もちなんだろう…」
友だちって?しあわせって?立場って? ふとした瞬間にうかぶ、12の「なんだろう」を徹底追究。
抽象的で漠然としたテーマを、しなやかに、具体的に、ユーモアたっぷりに描きます。
○「なんだろう」を徹底追究! 12のテーマ
がっこう/ たのしい/ うそ/ 友だち/ しあわせ/ 自分
正義/ ゆるす/ 自立/ 立場/ ふつう/ 夢
○ 道徳教科書(小1~中3/光村図書)のコラムが、かき下ろしを加えて一冊に!
○ ヨシタケシンスケの発想と言葉が光る!

感想・レビュー・書評

[MRさんの感想 · 2023年11月26日]

ヨシタケシンスケさんの絵だからっていうのもあるけど、大切なメッセージが無理なく押し付けがましくなく入ってくる！

立場　のところの お似合いですョ！って言ってる店員さん最高！！

[MRさん · 2023/12/22]

おはようございます。
励ましのコメントありがとうございます♪
すごく小さい人から、まあまあ大きい人の仲間入りくらいの成長を感じるくらいになってきました。

まだまだ子供ですので手はかかりますが、最近自分に目を向ける時間も増えてきました。

ひとりで、、、とか一人時間なんて書いてある本に手が伸びます。

おすすめの本ありがとうございます♪
ブクログを始めてからみなさんの感想やおすすめの本を知って、世界が広がってます！

[アールグレイさん · 2023/12/22]

返信ありがとうございます
(^-^)/~~
お薦め本を一冊、さてさてさんに教えて頂いたのですが｢私にふさわしいホテル、柚木麻子｣これは皆さんに喜ばれています。
お子さまには｢た｣これはお米の大切さを教える本。小学生用かな？
｢おにのおふろや｣二冊とも、ダイナミックな絵本です！私の本棚にあります。
もし、良かったらp(^-^)q

[MRさん · 2023/12/22]

私にふさわしいホテル　積読になってる本です！！
気になって買ったものの、まだ読んでませんでした

おすすめありがとうございます♪

[かなさんの感想 · 2023年6月20日]

　学校って？友達って？正義って？ゆるすって？しあわせって？…たくさんの“なんだろう”をつきつめて考えていく作品です。それで答えが見つからなくってもいい、“なんだろう”って思うことに意味がある…そんなメッセージを受け止めることができました。

　『…ちょっとずついろんなことを考えたほうがいいと思う。なぜなら、そのほうがおもしろいことが増えるから。』『…自分をしあわせにすることができれば、人のこともしあわせにできるじゃないかしら。』この2つのフレーズが刺さりました！考えさせられます。

[Macomi55さんの感想 · 2020年1月18日]

「友だち」って？「うそ」って？「自分」って？「幸せ」って？
　元々は道徳教科書のコラムだったそうですが、決して答えを教える教育的な内容ではありません。でも「考えても分からないけれど考える自分」を認めてもらえているようで、読めば心が落ち着きます。
　後半は大人でなければ理解出来ないかもしれません。絵本といえども重たい内容になってきます。一人の人が何十年にも渡って読める絵本だと思います。

[かなさん · 2023/10/03]

Macomi55さん、おはようございます。
この度はいいねのやりとりと
フォローをありがとうございます。
こちらからもフォローさせていただきますので
どうぞよろしくお願いします。

ヨシタケシンスケさんの、この作品
すごく好きです！
今まで生きたからこそ、心に響く言葉がありましたよね(^^)
忘れられない作品になりました。

[Macomi55さん · 2023/10/03]

かなさん
こちらこそ、このたびはたくさんの「いいね」やフォローをありがとうございます。
そして、こんな初期のレビューも見てくださって感謝です。
この本、もう一度見てみると「しあわせ」とか「正義」とか「ゆるす」とか「立場」とか本当はじっくり考えないと大人になれない（なってるけど）ことをじっくり考えさせてもらえずに前へ前へ進まされたきた大人に対して、その「子供」部分に優しく問いかけてくれる大人のえほんでもありますね。ヨシタケシンスケさんが素晴らしい絵本を作ってこられている訳が分かる気軽します。
ほかに「いいね」してくださったヨシタケシンスケの本は、ブクログを始めたとき、とりあえず、本棚らしくするために、それまでに心に残った本を評価だけ入れてドンドン登録したため、レビューは書いていません。これから、登録し直して、レビューを書いていこうかと思います。
今後ともよろしくお願い致します。

[ポプラ並木さんの感想 · 2021年10月16日]

いっぱいの何だろう？「学校」「たのしい」「うそ」「友達」「しあわせ」「自分」「正義」「ゆるす」「自立」「立場」「ふつう」「夢」。これが１つでも分かったら哲学者だね。「さあ考えて～」というのは「さあ、おならして～」というのと同じ。急に出せ～と言われてもなかなかでない。でも出るときにはポンポン出る。なるほど～ヨシタケさん、うまいこと言うね。考えることこれは武器になるし、色んな時に応用が利くのだろう。考えは時期によって変わってもいいし、改める事もある。なので「考えること」を深く考えてはいけないということかな。

[ポプラ並木さん · 2021/10/17]

ゆうママさん、おはよう！図書館が自動選択してくれるのかな？それはスゴイシステムですよ。自分は最近は読み友さんご推薦本ばかりです。いまこれは経費で落ちません！を読んでいます。面白いね。そして、その次に、夜空に泳ぐチョコレート。ゆうママさんが読んだ本だよね。そうそう。鎌倉うずまきもすぐに読むよ！

[アールグレイさん · 2021/10/17]

ポプラさん、こんにちは！

お探し物は･･･、あまり期待したほどではなくて･･･
うずまきが良すぎました。午後から｢神様の罠｣を読み始めるところです。六人の作家さんの短編集です。
３冊続きの短編集(>o<)
でも、HPには｢琥珀の夏１｣となっています。
････秋になってしまいました。ア～アッ
他の本が先にきたりしてね！良くあるのよね！
･･･経費で落ちません。面白そうですね。レビューで教えて下さい。
(℃゜)ゞ

[ポプラ並木さん · 2021/10/17]

お探し物、感想読みました！ちょっと残念だったのですね？
ゆうママさんは長編が合っているのでは？
経費で落ちません、半分終了、面白過ぎますよ！
感想待っててね。
ではでは。

[ロニコさんの感想 · 2020年6月9日]

ヨシタケ・シンスケさんならではの視点で、世の中のみんなの「なんだろう」を取り上げている。

答えはない。
人はそれぞれ、なんだろう？と思う事柄も、物事を見る角度も違う。
でも、なんだろうね？って考え続けることが大事。
考える練習は日々必要。

ちょっとしたことも、思考停止せずに「それってなんだろう？どうしてかな？」と自分の中に、周りの人に問い続けることで、その時のその人なりの答えがみつかるのかな…。

今回もヨシタケさんの様々なキャラクターの表情にほっこりした。2020.6.9

[☆ベルガモット☆さんの感想 · 2023年3月26日]

多くのブグ友さんの本棚にあったので気になってお取り寄せ。
お題が『うそ』『友だち』『しあわせ』『自分』『ふつう』などなど、可愛い表情豊かなキャラの会話調も加わったイラストと、具体的な解説に納得しながら、それぞれわかったつもりになっててちゃんと答えが出せないなあとため息。
「考えることは脳みそをつかった運動だからちょっとずつ練習しないとすぐには上手に答えられない」、その通り。「それでも、いつもすこしずついろんなことを考えた方がいいと思う。」いまだに知らないことだらけ、焦ってもしょうがないのでアレコレ考えながら答えを出していきますか。

[衣紅*海外在住さんの感想 · 2021年5月30日]

身の回りの当たり前にあるものについて
ゆるーく考えるきっかけになる本。

「ともだち」「しあわせ」「自分」「ふつう」についてが考えさせられた。大事だな。
思春期の子におすすめ。
と思ったら、もともとは中学生の道徳の本用に作られたものとあり、納得。

[yitoyaさんの感想 · 2020年12月14日]

なんだろう？って考えること。
頭の中で、こーかな？あーかな？と自問自答すること。想像すること。
人間には出来るんだよね。
ついつい、子どもにはちゃんと自分の頭で考えなさいっ！とか、言っちゃうけど。

『でも、「考えましょう」って言われても、できないときはできないのよネー。

今からマラソンを走ってください」って言われてもそんなにたくさん走れないよね？でも、マラソンの選手は、毎日走って練習しているから、長い距離を走ることができる。
それと同じで、「考えること」も脳みそを使った運動だから、ちょっとずつ練習しないとすぐには上手に考えられないはずなのよ。』

それはホントにそうだな、と思う。
日頃から、自分の頭で考えるクセをつける。
その一歩を踏み出すキッカケにこの本がなってくれる、かも？

大人向けかな、と思うけど、
中学生の子どもにも読んでもらいたい。

[青竹さんの感想 · 2021年5月8日]

深いですね。
考えても正解はないけれど、ふと考えてみるって大事だなぁと思います。
主人公が少しずつ変わっていき、立場が違う状態で考えるから面白いです。
息子の頭の中にも少しでもいいから引っかかってほしいです。

[真島アキさんの感想 · 2020年6月1日]

「なんだろう なんだろう」
ヨシタケシンスケ(著)

2019 12/5 初版
2020 6/1 読了

面白い本を描くよねー！
ヨシタケシンスケ

難しい事は正しく難しいと
わからない事は正しくわからないと

いつも正直なヨシタケシンスケを
みんな好きになっちゃうんだろうね。

著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』（ブロンズ新社）で第6回MOE絵本屋さん大賞第１位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『もう ぬげない』（ブロンズ新社）、『おしっこちょっぴりもれたろう』（PHP研究所）で第26回、第29回けんぶち絵本の里大賞を受賞。ほかの著書に、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』（ともに講談社）、『ころべばいいのに』『ねぐせのしくみ』（ともにブロンズ新社）、『りゆうがあります』『あきらがあけてあげるから』（ともにＰＨＰ研究所）などがある。2児の父。

「2022年 『レッツもよみます』 で使われていた紹介文から引用しています。」