ベスト・エッセイ2021

  • 光村図書出版
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感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813803706

作品紹介・あらすじ

大きく変わった暮らしのなかで、
それでも私たちは喜びや悲しみや笑いを
胸に抱いて生きている。
変わったことと変わらないことを、
真空パックみたいに
新鮮なまま詰めた一冊になりました。
(本書編纂委員・三浦しをん)

感想・レビュー・書評

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  • 新型コロナウイルス感染拡大の日々を綴ったエッセイのアンソロジー『ベスト・エッセイ2021』8月27日(金)発売!|光村図書出版株式会社のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000073231.html

    ベスト・エッセイ2021 | ベスト・エッセイ | 一般書籍 | 光村図書出版
    https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/essay/book_es2021.html

  • 年一度出版されているこの雑誌はいつごろからでしょうか?

    「毎年,その年に新聞・雑誌などで発表された数多くのエッセイの中から,読み応えのあるものを精選し,まとめあげたエッセイ集です。日常生活の機微を切り取ったエッセイの妙味を,どうぞご堪能ください」
    とあった

    全く知らなかったのだが 友人の文が掲載され慌てて購入した

    いろんな分野で活躍されている方の旬なエッセイ
    それぞれに興味深かった

    誰も彼もうまいなあ
    スペシャリスト揃いなんだから当たり前か
    でもそれぞれ面白かった

    友人の活躍を念じて本を閉じた

    ≪ 世は移り 心も移り でも今日も ≫

  • 2020年に書かれたエッセイ77篇。

    「抱擁」小池昌代より
    「人のなかへ出て行かず、親しい誰とも話さず、家に閉じこもっていたが、誰かに会いたいと思わなかった。案外、わたしは平気だった。ただその平気さが、だんだんと重くなっていって、いつしか海の底にいるような気分になった。海の上にまた出られるだろうか。出られたとして、そのときには、何かが根本から変わっているのではないだろうか。」(P82~83)

    全世界で新しいウイルスとの闘いが始まった2020年、この文章に書かれたような不安感が纏わりついていた気がします。帯に書かれた三浦しをんさんの文章は「それでも希望を」と対の一文のように感じました。

    「大きく変わった暮らしのなかで、それでも私たちは喜びや悲しみや笑いを胸に抱いて生きている。」(三浦しをん)

    人生に一度、あるかないかの出来事の中で作家の方々はどんなことを感じ文章という形にしていかれたのか。今年はこの本、かなり待ち遠しかったです。しかし、コロナ禍といえど作家の方々、落ち着いておられた印象です。そこは2020年の混乱をパーフェクトに映し出してはいないかも?ただし、バァン!と「嬉しいことがありました!」というエッセイはなかったかなぁ。嬉しいこともしみじみとしたものでした。オンラインに関するエッセイが複数掲載されていました。

    気になったエッセイ
    「海を隔てバズった母」岸田奈美
    ミャンマーにおける車いす
    「旅の病」宇佐見りん
    グーグルでの旅。宇佐見さんのこれからの新たな世界。
    「抱擁」小池昌代
    今の私たちの世界はまるで浦島太郎の世界、かも。
    今年の個人的No.1。「図書」8月号…普段読まない本から掲載されるのがこの本の最良のポイントだと思う。
    「七輪大会」出久根達郎
    前回のオリンピック時のこと。
    「物語爆弾」井上荒野
    作家はするすると思いつく物語には気を付けないといけない。でも韓流ドラマは別!だそう。
    「社長ですか?」長嶋有
    あーあるあるこういうの、ですね。
    「キノコのスープ」岸本佐知子
    秋にぴったりのエッセイ。でもちょっとキノコを食べたくなくなるかもしれない。
    「戦争のために生まれた世代」保坂正康
    不運、不幸な世代の有無を狭い範囲で立証。
    「男の死」横尾忠則
    三島由紀夫の写真集制作を回想する。
    「書棚に関する回想から」月村了衛
    人はネットで本を<買わない理由>を探している。
    「南の島のよくウナギ釣る旧石器人」藤田祐樹
    こういう実験ってくすっとなる。面白い。
    「自分なり」角田光代
    究極の読書の後にしたことは、感情の共有ではなく独占。「私だけのための作品」と思いたい。

  • 2020年に発表されたエッセイを集めた1冊。
    ここ数年、毎年読んでます。
    普段なかなか手にすることができない地方紙からもピックアップされていたり、「作家」だけではない様々な立場の人の生活や想いを垣間見ることがてきる1冊。

    同じ時期に書かれて、先に発売された某社から出版されたエッセイ集と比べ、読み応えがありました。

  • 色んなエッセイがあって、どれも
    良くて一冊で得した気分。

  • 2021年11月
    よかったものをいくつか
    村田喜代子さんの「雨雨雨雨雨雨」
    井上荒野さんの「物語爆弾のしわざ」
    小池真理子さんの「最期まで 語り続けた彼」
    ブレディみかこさんの「愛は無償と値切るな」

    明示的に描かれているかいないかはあるが、コロナの影響が色濃く出ている。それが読みたかったので満足。
    宇佐美りんさんのGoogleで旅する話などはリアルな旅行がし辛い今ならではの気もする。

  • どうも今年だけぱっとせず。コロナネタが多いのはそういう方針だろうけど。

  • 豪華すぎ。

    といいつつ代本板、私の小学生の時はあったけどいつなくなったんだっけ。すごーく懐かしかった。

  • とても贅沢な一冊です。77名もの著名人によるエッセイ集。2〜3ページのものがほとんどですが、ギュッと凝縮されています。
    コロナ禍での出来事などを取り扱った作品が多かったように思います。印象的だったのが、俵万智さんの、『ホスト歌会』の短歌。永田紅さんの、代本版にまつわる思い出。あー小学校の図書室にあったな。と懐かしく思った。これ、後代に残して欲しい。知らない方の作品も多かったので、新たな出会いを得た気持ちです。

  • ベスト・エッセイは、読むのは初めてでしたが、色々なエッセイを読んでみたくなったので、買ってみました。それなりにはリラックスして楽しめました。佐伯啓思さん、高瀬隼子さん、藤原正彦さん、北大路公子さんのエッセイが特に良かったです。

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著者プロフィール

阿川佐和子 井上荒野 奥田英朗 柿村将彦 片瀬二郎 北原真理 今野敏 桜木紫乃 佐々木愛 佐々木譲 瀧羽麻子 田中兆子 馳星周 村田沙耶香 柚木麻子

「2020年 『短篇ベストコレクション 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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