日々臆測 (飛ぶ教室の本)

  • 光村図書出版
4.15
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感想 : 146
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813804215

作品紹介・あらすじ

みだれとべ! 臆測!
さえわたれ! 臆測!

ヨシタケシンスケはその日、
何を見て、何を思ったのか。その記録。

「臆測でものを言うな」。大人の世界では、よく言われる言葉です。まったくその通りだと思います。しかし、そんなことがよく言われる必要があるくらい、世の中は臆測で満たされているのかもしれません。かくいう私も、日々、臆測ばかりしています。――――本書「はじめに」より

児童文学総合誌「飛ぶ教室」での人気連載「日々臆測」が単行本化! 絵と文で綴られた 臆測の記録 90話と小さいお話たちを一冊にまとめました。臆測派の方々も、そうじゃない方々も、ぜひ。

感想・レビュー・書評

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  • 「臆測でものを言うな」とは大人の世界ではよく言われる言葉。
    それくらい世の中は臆測で満たされているのかもしれない。……ということで、ヨシタケシンスケさんの日々の臆測をイラストでまとめたものw

    もし臆測でものを言って責められてしまっても、「私だけではない」「私はまだまともな方」と慰めに勇気づけに役立てて、とのことw

    内容をちょっとだけ紹介
    【見えないほうが】
    マスクをしている方がモテる人の話
    【前に向かって】
    ビルの2階のトレーニングジム。窓辺のランニングマシンで走っている人は、もしマシンが止まってしまったら、窓を突き破って前に飛び出してきちゃうのかな?

    著者の想像の世界が面白い。クスッと笑えて元気が出た。
    あの人は何を買ったのかな?あれは何だろう?このお店って何?、というようなことは日常溢れている。
    私もおかしな勘違いをしてやらかしている。街で可愛らしいベビーカーを見かけ、覗きこんだら乗っていたのは人間の赤ちゃんじゃなくて、犬だったとか。その経験から逆も。犬だろうと思ったら人間の赤ちゃんだったとか^^;
    想像するのは自由。著者みたいに疑問を面白く置き換えて、日々を楽しく過ごしたいものだ。
    もちろん「臆測だけでものを言わない」ように気をつけつつ…。

    • なおなおさん
      チーニャさん、ありがとうございます。
      今回のアイコンテーマは、「祈り─聖なる夜に─」です(笑)
      近々またコスプレを変えます^^;
      チーニャさん、ありがとうございます。
      今回のアイコンテーマは、「祈り─聖なる夜に─」です(笑)
      近々またコスプレを変えます^^;
      2023/12/25
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      まぁ〜♡♡
      アイコンのテーマが…
      めっちゃ素敵じゃぁないですかぁ〜 ꒰ఎ꒰ ღ˘͈ ᵕ ˘͈ *꒱໒꒱
      まぁ〜♡♡
      アイコンのテーマが…
      めっちゃ素敵じゃぁないですかぁ〜 ꒰ఎ꒰ ღ˘͈ ᵕ ˘͈ *꒱໒꒱
      2023/12/25
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      次のコスプレも楽しみにしていますね〜(^^♪
      次のコスプレも楽しみにしていますね〜(^^♪
      2023/12/25
  • 人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの、日々の観察と想像のスケッチ。
    ヨシタケさんが日常見聞きする、一見何でもない、でも、引っ掛かること。
    普通のひとなら通りすぎて、記憶にも残らないような、ささいな出来事からの想像の飛躍が面白いです。
    ヨシタケさんの本は「絶対」を使わないところ(全部読んででないので、使ってるかもしれないけれど)と、ネガティブなことも否定しないところに優しさを感じます。
    ~○○しました。〜それで僕はこう思う~の繰り返しはまるでお笑いのフリップ芸のようで、ヨシタケさんは癒し系お笑い芸人としてでも成功したような気がします。
    会場が温かな笑いと空気に包まれそうですね。

  • ヨシタケシンスケさんの憶測の記録と小さなお話が詰まった一冊。
    日々のとある一コマを切り抜いて、ああかもしれない、こうかもしれないといった憶測が可愛らしいイラストとともに描かれている。
    その発想がどれも想像をはるかに超えていて、クスッと笑えておもしろかった。
    この憶測が「りんごかもしれない」などヨシタケシンスケさんの数多くの作品の原点なのかもしれない。
    想像力を働かせるだけで、退屈な日常をおもしろく感じさせてくれたり、ときには現実のつらさを和らげてくれる。
    ユーモアは日々憶測から生まれるもの。
    こんなユーモアを、欠片だけでも持って生きていきたいなと思った。

  • 誰かが「憶測でものを言うな」と言っている場面。
    現実かドラマの中かは問わないが、おそらく多くの人が身に覚えがあるに違いない。
    それほど世の中は「憶測」であふれている。

    いろんな場面での「憶測」が書かれている。
    少しわざとらしかったり、無理にひねり出したように感じるものもある。
    そう感じるのは、自分が普段当たり前のこととして受け入れていて、疑問に思っていないからだ。
    読みながら普段気にしていないことを調べたり考えたりしてみた。

    ・トイレットペーパーの幅が、ある日半分になっていたら?
     日本の標準品は11.4cmらしいが、10.5cmや7.5cmのものもあるみたい。
     日本はアメリカの基準を継承したようで、欧州では10.0cmが主流なんだとか。

    ・紳士用○○っていろいろあるけど、紳士なんて見たことない。
     紳士の対義語は淑女だと思うんだけど、淑女用○○って見たことない。淑女ってどんな人かも知らない。
     婦人服って言うけど、婦人の対義語って何?殿方?とか考えていたら婦人がどんな人を指すのかも分からなくなってきた。

    ・ちっちゃい子がぬいぐるみを持ち歩いているのってかわいい。
     ぬいぐるみって癒しの魔力があると思う。
     気持ちをやさしくしてくれる。
     プーチンにパンダのぬいぐるみをプレゼントしたら戦争やめてくれるかな。

  • ヨシタケシンスケさんの本は、図書館に並んでいるとついつい手に取ってしまう。
    文字だけでなく絵のゆる〜い感じがたまらないんだなな。
    表紙の絵も味わいを感じて良いんだなぁ。

    今回は、ちょっと大人向けかな。
    日々、ちょっとしたことに気づいたり、見たりしたときにふっと思ってしまうこと。
    それは、臆測であって真実かどうかまで追求せずとも良いという程度のもの…なのかなと。
    だけど自分の想像で勝手に推測することは、心に余裕があるときにしかできないかもしれない。
    だからこれも楽しむことだと思えてくる。

    気になったのは〈無言の理由〉〈持たずに生きる〉
    自分と違う動物の気持ち…知りたい。
    〈紳士の証〉では笑った。紳士とおっさんって違いはないだろうけど。

    今日も何かしら臆測するのかしらね。


  •  日常の何気ない風景のひとコマを切り取り、独特の視点(臆測)を絵と文で綴る全90話です。

     臆測(憶測)は「根拠なく」という意味があるのに対して、推測は「得た知識・情報を基にして」という意味があるそうなのですが、日常から派生するヨシタケさんのユーモラスな臆測、いや想像力の豊かさに敬服します。
     とかく根拠のない臆測は否定的な印象がありますが、本書はあくまでも愉快です。ヨシタケさんが幅広い年齢層に支持されている所以でしょうね。

     個人的には、ヨシタケさんのウェビングマップ(思考を可視化し整理するツール)が興味深かったのと、「よみきかせロボ メデタシー」が印象的で、余韻が残りました。
     メデタシー2体で、最後は「めでたし、めでたし」。
    最高です!

  • ヨシタケシンスケさんの作品はやっぱいい!普段何気に過ごしていて目に映るものを、今回は「憶測」のメガネをかけて見るような~そんな感じですよね♪「憶測」の世界は緩衝材のようなもの…ゆるくて何でも許してくれそうな世界観はさすがです。

     この作品の中で、あぁ~いるいるって思ったの、「大事なものとは」って作品です。自身の“はげ”が気になり、ちょっと値段の高い“育毛”的なシャンプーを購入、そのシャンプーを使いながら「髪がちょっとしかないのに高いシャンプーを使うのはもったいないのでは?」と思い途方に暮れるエピソード!!身近にあるあるですよねぇ(^^)/

    • かなさん
      は~い♡
      でも、どれも、読みたいと思ってしまえる作品なので
      多分、また本屋さんにいっちゃうと思います!
      しおりも全種コンプしたいし…
      ...
      は~い♡
      でも、どれも、読みたいと思ってしまえる作品なので
      多分、また本屋さんにいっちゃうと思います!
      しおりも全種コンプしたいし…
      完全にワナにかかってしまった(^_^;)

      チーニャさん、おやすみなさい☆彡
      ありがとうございます!
      2023/06/13
    • なおなおさん
      おはようございます!
      かなさん、いいですね〜♡
      私も本屋さんでチェックしてきますね!
      買う予定なくても買ってしまいそうな可愛さ!しかも何冊も...
      おはようございます!
      かなさん、いいですね〜♡
      私も本屋さんでチェックしてきますね!
      買う予定なくても買ってしまいそうな可愛さ!しかも何冊も(-_-;)危険だわ〜(`>ω<´)
      2023/06/13
    • かなさん
      なおなおさん、おはようございます(^-^)
      “あるかしら文庫フェア”ぜひぜひ見てくださいねぇ♡
      もう、その場に立ち尽くすこと間違いなしで...
      なおなおさん、おはようございます(^-^)
      “あるかしら文庫フェア”ぜひぜひ見てくださいねぇ♡
      もう、その場に立ち尽くすこと間違いなしです!
      でもって、5冊買えば5枚の
      ヨシタケシンスケさん特製しおりがゲットできますし、
      それがまたヨシタケさんらしいかわいいんです(*^▽^*)
      つい1冊のつもりでも、5冊欲しくなっちゃうんで
      かなり危険ですけど(;´∀`)
      コメント、ありがとうございます♪
      2023/06/13
  • 久しぶり読んだヨシタケさんの発想絵本。日々我々は色々なことを考えている。脳のエネルギーを消費し、人生の貴重な時間をかけ、あーでもない、こーでもないと。ほとんどが空想であり空中戦。なので生産性、利他性、向上心もない。それが人生の中で重要なんだろうと思う。そんなヨシタケさんの140ページにわたる空中戦。面白かったのは「ないものねだり」「わかってほしい」「翻訳すると」という内容。いずれも人間のエゴが現れている。ちょっと可愛らしく。この本は小5-->高1-->自分と渡り歩いてきた絵本。娘たちには難しくないか?⑤

  • めちゃめちゃ面白かった。すばらしい。
    いつもいく本屋で面陳されてたので、ふと手にとってみたら、
    全部読んでしまいそうな勢いで面白かったので、そのまま回収してきた。
    これは、手元に置いておきたい1冊。

    憶測で物をいってはいけない、
    特にオフィシャルな場所では当たり前である。
    が、しかし、”時と場合”による、
    そして、その”時と場合”がここにある。

    普段から、私もよく似たような事
    人には話せない事(笑)を考えたりするんだが、
    ”妄想”とか”想像”とか”愚にも付かない考察”というカテゴライズして、
    誰にも話さず、自分だけで楽しんで(笑)いることである。
    かなりプライベート領域。
    それを、惜しげもなく
    こんなふうに画を添えて具現化されると、
    これはもう芸術でしかない。心揺さぶられる表現である。
    そして、ヨシタケ”憶測”センスが絶妙。

    超ベストセラー絵本作家の目のツケドコロを感じる1冊


    >”我々「憶測派」の人間は、ものごころついた時から
    日々、身の回りの現実に勝手にのりしろをつけたして
    いろんなことの境目をあやふやにしながら暮らしているのです。

  • 【文芸】日々憶測 | ほっと一息(いー山形どっとこむ)
    http://www.e-yamagata.com/eyamac/hot-hitoiki/2022/12/29/1144/

    「臆測でものを言うな!」という大人に送るヨシタケシンスケの「臆測ばかりの日常」[ノンフィクション・ライトエッセイベストセラー] | ニュース | Book Bang -ブックバン-
    https://www.bookbang.jp/article/746265/2?all=1

    絵本作家 ヨシタケシンスケ - コピック公式サイト
    https://copic.jp/interview/yoshitake/

    飛ぶ教室の本 | 一般書籍 | 光村図書出版
    https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobunohon/index.html

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著者プロフィール

1973年神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。

「2023年 『しかもフタが無い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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