- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815532123
感想・レビュー・書評
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オメガバースが好きで、よくオメガバース物を読みますが、本作はオメガバースがあまり浸透していない世界でのお話。
設定はものすごく好きなので、自分で創作する際に参考にしたいと思いました。
お互いαとΩだと知らずに一夜のひとときをきっかけに受け(優吾)が妊娠、攻め(J)に何も言わずに去っていくのはいろいろ突っ込みたいけど、周りがいい人達で本当によかったと思いました…。
サクッと読める文量だと思うので(読み終えた時、もう終わり?と感じたほど)、オメガバース好きで受けが攻めに言わずに消えるパターンが苦手じゃなければオススメです。
前半の現在と過去がしっかり描写されていたぶん、後半が駆け足ぎみな印象を持ちました。
でも、すれ違いを経て両想いになってからの2人のイチャラブは読んでいて幸せになりました。 -
一目惚れした日本画はアメリカの大富豪の息子が描いた絵だった。縁あって彼の働く会社に就職して仲良くなって、発情していると知らない間に彼との過ちの一夜を過ごしてしまい、自分がオメガだと分かり幸多出産…。
エピソードとしては盛り沢山だけれど、主人公たちの性格が穏やかで微笑ましいお話でした。 -
オメガバースを意識しすぎた結果なのか、ちょっと物足りなかったかなぁ。
途中の過去編がくどかったし、全体的に予定調和で、転じるとこが全くなかった。ぜーっと平和なのも好きだけど、ずーっと平和にしたって、わりとありきたりに、枠内に収まってた感は否めない。。。 -
小中さんにしては珍しく、ド直球な恋愛もの。あとがきでハーレクインとあったのには納得。うん、そんな感じ。
オメガバースに重きを置いてないものの、さりとて無視することもできず、オメガバの説明的な文章が多くなってしまったのが見てとれる。きっと好んでオメガバにしたのではないのだと思う。
でも子供は可愛くて攻はスパダリ。テンプレな恋愛ものではあるけど、汎用性は高いので好きな人は多いと思います。
嫌いじゃないけど、個人的には小中さんらしいお話を読みたかったな。 -
オメガバースが全く浸透していない世界。一夜の暴走から身篭ってしまい、そこで初めてΩであることや新しい性別が発見されつつあることを知り、それまでの生活を捨てひっそりと子供を産んで育てている青年のお話。
王道定番の設定をどうお料理するのかな?と思って読み始めたけど、枠から外れず一本道で甘々な話でした。オメガバースを読みまくってる人には物足りないと思われます。 -
甘々オメガバース。軽くてさらっと読めます。