漫画家の明石先生は実は妖怪でした。 (SKYHIGH文庫)

著者 :
  • 三交社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815535018

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  • 正義感のため、バイトを首になる事が多い主人公。
    持ちかけられた日給5万円の怪しいバイト先は
    漫画家が妖怪でした。

    連続短編4本分。
    しかし日給5万円って…怪しすぎます。
    とはいえ、犯罪系ではなく、不思議系だったのは
    主人公にとっては良かったかも知れません?

    いじめ、飼い主、お仲間とお使い先、季節感ゼロの家。
    どれもこれも、雇い主の漫画家は「忙しいから」で
    放置する気満々。
    これだけ言われたら心動きそうなものですが
    さすが妖怪…と納得してしまう選択。
    人として…と、どうにかしようとする主人公。
    正義感が強いので、先生といて、ちょうどかと。

    どこかずれているのも、愉快な先生です。
    いや…ある意味主人公もずれてますけど。
    最後の話、明らかに怪しいのに
    何故普通に手を付けようとするのか…w

  • 漫画家妖怪・明石先生、アシスタント大学生・瑛太、猫又・ゆず。なんとなくスッキリしない部分もあるが、三者のやりとりはほんわかする。最後の第四話「ホーム・スイート・ホーム」は、母子への愛が痛いほど伝わるだけにやるせない気分で読了。

  • 日給5万ならやりたいぞ!善人じゃないから向こうからお断りかもしれないけど。でも実際、いきなり何か視えちゃったらどんな反応になるんだろうなぁ。

  • 妖怪ものは飽きが来るほど巷にあふれているけど、人情味あふれる(妖怪に人情ってどうよ)思ったより好印象の読後感だったので続きが読みたい。明石先生は4人に正体を明かして3人に受け入れられた様な事を言っていたけど、残りの一人って…?訳ありかしら?とにかく、「ゆず」可愛い♡

  • 漫画家のアシスタントなのに妖怪のお悩み解決!?

    大学生の篠崎瑛太は真っ当過ぎる性格が災いし、バイトが長続きしない。そんなある日、瑛太は准教授に漫画のアシスタントのバイトを紹介される。だが雇い主の漫画家・明石妖介はゴミの中で暮らしていた。しかもその仕事場にはこの世ならぬ不可思議な生き物が湧き出てくる。驚く瑛太だが、明石は平然と「あれは雑鬼ですよ」と告げてくる。それもそのはず、実は明石もその同類で――。
    正義漢過ぎる大学生と世間知らずの妖怪漫画家のほっこりストーリー登場!

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著者プロフィール

■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。
著書は『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り 千年狐は綾を解く』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)、『探しものは妖怪ですか?』(新紀元社)など多数。

「2023年 『神様の用心棒 ~うさぎは星夜に涼む~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

霜月りつの作品

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