マンガでわかる世界の名著

  • SBクリエイティブ
3.68
  • (5)
  • (4)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 211
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815600877

作品紹介・あらすじ

あらたな名著解説、誕生!
NHK「100分de名著」で紹介した名作を、全力で解説!
だから、わかりやすい。しかも深い。

「読んだはずなのに頭に入らない…」
「何度挑んでもおもしろさがわからない…」
教養ブームのなか今またスポットが当たっている「古典的名著」。
しかし、現代とは時代も背景もちがう本を読み解くのは至難のわざ。
挫折した人も少なくないはずです。
その理由は、名著を味わう「ツボ」を知らないから…。

本書では、ほんとうに味わうべき名著の「ハイライト」&「あらすじ」を徹底セレクト。
名シーンを漫画に再現することで、これまで挫折し続けてきた人も、名著の持つ「味わいのツボ」を上手につかむことができます。
解説は、NHK「100分de名著」制作班。古今東西の名著を取材し、その奥深い世界に迫ってきたチームが、
ぜひ知ってほしい「本の目のつけどころ」をご紹介します。
読まないで人生を終えるなんてもったいない。
「世界の教養」を存分に味わえるガイドです。

◯目次(予定)
1章 人類必読のストーリー
1. 「ハムレット」シェイクスピア
2. 「罪と罰」 ドストエフスキー
3.「星の王子さま」 サン=テ=クジュペリ

2章 いかに生きるか
4.「幸福論」 アラン
5.「夜と霧」フランクル
6.「ソラリス」 スタニスワフ・レム

3章 対人関係に悩んだときに
7.「人生の意味の心理学」 アドラー
8.「赤毛のアン」 モンゴメリ
9「獄中からの手紙」 ガンディー

4章 社会とと?う向き合うか
10.「フランケンシュタイン」 メアリー・シェリー
11.「エミール」 ルソー
12.「永遠平和のために」 カント

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 1作品10ページのマンガ!
    NHK「100分de名著」制作班の監修!
    読みどころがわかれば、難解な名著もすんなり読める!
    そもそも読みにくい名著と呼ばれる本の「ハイライト」を知り、12作の名著を1時間で理解する最高のブックガイド

    気になる…だけど難解そうでなかなか重い腰があげられない本が満載!
    自分の重い腰をあげるためと、基礎知識の足りない部分を補強してから挑みたいなぁと思い読むことに

    本の構成は各名著を
    ①簡単なストーリーをマンガで(かなり簡略化)
    ②追加のあらすじを改めて文章で
    ③解説
    というように誰にでもわかりやすいように工夫されている
    あと難解な海外の登場人物の名前!これがマンガによりビジュアル化されるため取っつきやすいいうコンセプト(絵は好みが分かれそう…)



    【名著12作品は以下】
    1. 「ハムレット」シェイクスピア
    2. 「罪と罰」 ドストエフスキー
    3.「星の王子さま」 サン=テクジュペリ
    4.「人生の意味の心理学」 アドラー
    5.「赤毛のアン」 モンゴメリ
    6.「獄中からの手紙」 ガンディー
    7.「幸福論」 アラン
    8.「夜と霧」フランクル
    9.「ソラリス」 スタニスワフ・レム
    10.「フランケンシュタイン」 メアリ・シェリー
    11.「エミール」 ルソー
    12.「永遠平和のために」 カント


    お恥ずかしながらまともに読んだ作品は「罪と罰」しかない!
    「星の王子さま」と「赤毛のアン」は子供の時に読んだかも…
    それでもほとんどの本のおおよその内容は把握していた
    その上で読んでみて…
    へーそういう背景があったのか!という知識部分はやはり補足される
    この本はこういう事を示唆しているのか…とかね
    その中でも各著者の人生背景を知れたことが一番価値を感じた
    最近は読書をする際は、その作者の人生を知っておくことがとても重要な鍵!と意識している
    (ちょっとビックリしたのが、フランケンシュタインの著者が女性だということ!)

    本来は各本を読んでから、この本を読むことが理想的
    自分で本を読みこむという作業が本当は大切だと思うから…
    そうしないと自分なりの考えや価値感が確立していかないし、豊かな想像力も育たない
    しかしそうは言っても現実はすべての本に対して取り組んでいける時間はないんだよなぁ
    そんな時にこういったガイド本のお助けを借りてもいいような気がする!
    その本の各国の時代背景(歴史、宗教、思想など)の知識があると、読む上でとても役立つ
    各著のざっくりとした内容を知っておくだけでも知識の一環にはなる

    だって旅行に行く前に読むガイドブックって楽しいもの!
    前知識をもって旅行にいくと充実する
    逆になんの知識もなくはじめていく場所での旅も刺激的
    どっちもあり(笑)
    あと実際の本を読んでもう一回こちらに戻るのも楽しみである

    「星の王子さま」と「夜と霧」はもう絶対読みたい!
    この2冊はかなり前から心の中で読みたい熱を温めている
    こういう時間もすごく好き
    本は読んでいないとき、ましてや読んだことのない本でさえ、人の心に作用するんだから、すごいアイテムだなぁと改めて…
    他にも気になる本が沢山あった!
    読むときが楽しみである

    あまり活字を読まない若い世代の方がこういう本だけでもせめて読んでくださるととてもいいなぁ
    (という願いも込めて)

  • 多くの人が知っている、世界の名著を紹介している本です。私もそうですが、まだ読んだこともないものもあれば、一度は読んだことがあっても、その時にはその本が本当に伝えたいことがわからないものもあります。その本が本当に伝えたかったこと、読みどころを、TV番組で紹介された内容をベースにわかりやすく教えてくれます。この本を読むだけでも、人生にとって大事なことをいろいろと学べます。それをきっかけに、紹介されている本を読んでみると、さらに思考に深みが増すのではないでしょうか。

    【覚えておきたいフレーズ】

    〇人類必読のストーリー
    ・「ハムレット」から学ぶ
    近代人は理性の力ですべての問題を解決できると思っているふしがあるが、ちっぽけな理性にしがみついている限りは、何を解決しようとしても空回りになってしまうどころか、たくさんの人が不幸になる。理性か情念かの二者択一を超え、やるべきことはすべてやったうえで、結果については自分を超えた大いなる運命に身を委ねることも必要。
    ・「罪と罰」から学ぶ
    自我を大切にすることは必要だが、自分だけを信じてはいけない。人間一人が築いた考えなど、狭く小さなものに過ぎないことが多い。さまざまな他者、さまざまな思想と向き合う。
    ・「星の王子さま」から学ぶ
    私たち現代人は、効率化の影響で、すべてを「量的」なものに換算してものごとを見てしまいがち。それでは大事な「質的」なものを見失うおそれがある。「本当の自分」を理解してくれる、深い人間関係は大事。

    〇対人関係に悩んだときに
    ・「赤毛のアン」から学ぶ
    人間は単純なものではなく、いいところ、悪いところ、いろんな面が組み合わさって、かけがえのない個性を作っている。偏見なく他者と向き合い、他者の個性を受け入れることが大事。
    人間にとって真の幸せとは、制限や制約を取り払うことではなく、今ある条件をしっかり受け止めて、そこで何ができるかを考え、自分の役割や使命をその中から見出すこと。運命を受け止める。
    ・「獄中からの手紙」から学ぶ
    チームリーダーは部下との関係に悩むことも多い。むやみに部下を叱り、指示を出すだけでは何も変わらない。言葉だけでは相手の心に届かないし、その行動を変えることはできない。自分が率先して行動する姿を見せる。
    私たちは意見や価値観が対立した際に、相手に「いうことを聞かせよう」としがち。それでは相手は変わらない。自らの「内なる敵」を思い出し、自分が変わる。
    ・「人生の意味の心理学」から学ぶ
    幸せは対人関係の中からしか生まれない。他者と関わることでしか幸せになれない。「劣等コンプレックス・優越コンプレックス」が対人関係を壊す。乗り越えるには「競争からの脱却」がカギ。対人関係を「横の関係」でとらえ、他人と比べるのではなく、理想の自分といまの自分を比べる。一歩でも近づいたら、よくやったと感じるようにする。
    「承認欲求」にとらわれず、シンプルに生きる。自分の価値観に従い、自分のやるべきことをやる。結果はおまけと思っておく。

    〇いかに生きるか(人生論)
    ・「幸福論」から学ぶ
    不幸の根本的な原因は情念の暴走で、鎮めるには「意志」と「行動」が大事。考えるよりも行動する。行動せず思考ばかりがぐるぐる回ると、不安が高まる。
    ・「夜と霧」から学ぶ
    どんな人生にも意味はある。いまの自分にできる創造は何か。創造はできなくても、体験はできるのではないか。体験はできなくても、態度で示すことはできるのではないか。こう考えると何かが頭に浮かぶはず。
    「人生から期待されていること」に真摯に向き合う。そこから「生きる意味」が見えてくる。「人生に期待する」のではない。
    ・「ソラリス」から学ぶ
    たとえ理解することが難しくても、相手を知ろうとする努力を手放さないこと。理解のチャンネルを開き続けようとあがき続ける。姿や形、価値観が異なっていたとしても、尊厳を持った一人の存在として向き合う。相手を単純化したり、色眼鏡で見たりしない。

    〇社会とどう向き合うか
    ・「フランケンシュタイン」から学ぶ
    悪に対して単に「邪悪なもの」としてレッテルを貼り、切り捨てるだけでは根本的な解決につながらない。なぜそんな悪が生み出されたのか、悪を生み出さないために何が必要なのかを考え続ける。
    ・「エミール」から学ぶ
    私たちが真に自由な主体になるためには、まず自分自身が何を欲するのかという「根」を洗い出す。そのうえで、社会とどうすり合わせていくかを、会社や学校といった社会的な場で訓練していくのが民主主義の基礎。ぎりぎりまで各々の意見を出し合い、それぞれの立場を尊重するためのすり合わせを行うのが本来の民主主義。多数決はその最終手段に過ぎない。
    ・「永遠平和のために」から学ぶ
    近代が築いてきたシステムや制度の根幹を押さえると、ニュースの見方が変わる。いま、世界がどの方向へ向かっているのか。どのような理想を描けば、社会が危険な方向へ行くのを止めることができるのか。先人が積み上げてきた思索を、しっかり参照する必要がある。社会を見つめるための大事な「ものさし」を持つ。

  • 中身としては12冊の本について漫画と簡易な文章で解説した後に、読み解き方(考え方)を示すという形になっており、読みやすい一冊。

    各本の内容を理解するのにはある程度適しており、気になるものをきちんと個別に読みに行けば良いかなとは思えた。

    ただ、NHKの制作出版なこともあってか、その読み解き方には偏った意見も入っている。
    「マスメディアがきちんとチェックしているか確かめよう」と一文として記す本が、マスメディアの偏りを示してしまうあたり、底が浅いというか滑稽ではあった。
    が、それ故に選んだ本は良書ばかりにも関わらず、独りよがりな解説に走る印象になる部分が生まれるのは正直不快だった。
    公正な観点でなく、公平な観点からこういった解説はして欲しいものだ…(或いは主観ありと初めに記してくれ)と感じた。

  • かなり面白い。
    昔の名著って読んでても難しくて、全然わからないんだよなーって人にはオススメです。
    100分de名著は、最近見るようになって
    解釈の難しい名作、特に海外の名作は当時の背景や文化を知っていないとなかなか頭に入ってこないが
    100分de名著はそういった名著を名著として読める手助けがすごくお気に入りの番組です。

    そのスタッフが手がけたということもあり非常に分かりやすいです。
    各作品の一部をもしくはあらすじを数ページのマンガで表現し、名著のツボとして活字で解説されています。
    この構成が非常に良く、マンガで興味を唆られた後にしっかり作品を解説してあるのでどうしても原作を読んでしまいたくなります。

    本書で紹介されてる本は番組でも取り上げられているみたいなので、それを見てから原作を読もうかなと思います。

  • たまには変わった本を読んでみようかと思い注文した一冊。
    100分de名著の番組の存在は知っていましたが、特に熱心に見ていたわけではなく。
    本がよい、悪いというわけではなくて、単純に私とは合わなかったようです。
    こんなレビューでごめんなさい。

  • 100分de名著制作班による名著の解説。
    分かりやすいが、マンガのタッチが少し怖いのと、マンガの量が少ないので、子供には薦めにくい。

  • 東洋経済ONLINEで紹介!
    読まないで人生を終えるなんてもったいない「世界の教養」を存分に味わえるガイド。

全8件中 1 - 8件を表示

NHK「100分de名著」制作班の作品

マンガでわかる世界の名著を本棚に登録しているひと

ツイートする
×