絵がふつうに上手くなる本 はじめの一歩×上手い絵の技術×安定して稼ぐ秘訣

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815601799

作品紹介・あらすじ

絵が上手い人や絵を仕事にしてるような人が「よく見て描いています」「絵で稼いでいます」などと一言で流してしまう、絵描きにとっての《ふつう》のこと。どのようにしているか? これまで語られなかった、みんなが一番知りたい《ふつう》の部分を徹底的に解説します!

ゲーム、アニメ、書籍の挿絵、グッズイラストなど多彩なジャンルで活躍するイラストレーター・よー清水が「絵が上手くなるにはどうしたらよいか」という表題の話題を中心に、「絵を描き始めたい人の疑問」や「絵を仕事にしたい人の疑問」などあらゆるレベルの悩みに答えます。
縦書きで手に取りやすいコンパクトサイズのイラスト技法書です。豊富な作例や挿絵を見ながらすらすらと読み進めることができます!


●絵のあらゆる疑問に答えます!

「絵を描き始めたい」(第1、2章)
ゲームやアニメやイラストを見て感動し、自分も絵を描けるようになりたいと思ったことはないでしょうか。でも絵を描いたことがないので、何をしたらよいかわからない、どんな道具をそろえたらいいの? という人に向けて、最初のステップを提案します。

「絵が上手くなりたい」(第3~8章)
「観察します。」「自分が伝えたいことを描きます。」など、絵が上手い人にとっては当たり前で、なかなか言語化されなかったテーマに着目し、絵の上達に悩んでいる人に向けた解決策を紹介します。
そもそも観察とはどうやるのか? 自分が伝えたいことをどうやって絵にするのか? 立体、デッサン、資料の見方、著作権、テーマの生成、構図、パース、ライティングなどの根本について、絵が上手い人が無意識レベルで《ふつう》にやってることを言語化し、具体例を交えてたっぷり約200ページにまとめました。絵が上手い人の《ふつう》を理解すれば、《ふつう》に上手くなれます。

「絵を仕事にしたい」(第9、10章)
絵の仕事がしたいという人が最初に悩む「進路」や「就職」の話から、フリーランスとして仕事を得るための営業、自己ブランディングの話を軸に、絵で安定的に稼いでる人はどのようにして仕事を得ているか? 仕事に必要なのは絵の技術だけか? といった疑問を現役で活躍している著者の具体例を交えつつざっくばらんに解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 今時のイラストレーター指南書。
    ふつうの言語化というものは専門職で有ればあるほど難しいもの。
    ところが著者は自身のテクニックを初めて絵を描く人から実際にプロとして業務にあたるイメージを全て自身の体験から言語化することができている。
    これが参考にならないわけがない。
    これこそが独自性の見出し方と観察からくるふつうなのだから。

    イラストレーター向けのビジネス書と考えるとわかりやすい。
    戦術レベルの実践がSNSの使い方含めて今時。

  • ガチのやつだった

  • 絵の初めの一歩、上手い絵の技術、安定して稼ぐ秘訣…と、著者の経験を踏まえた技術が掲載されています。上手い絵の技術、特に良かったです。美術系を学んだことのない私でも簡単に取り入れられるコツ(技術や捉え方)がたくさん掲載されていました。

  • 基礎をしっかり身に着けること、コツコツ毎日描くこと
    継続は力なり
    特別なスキルや才能ではなく、プロがふつうにやっていることをふつうに出来るようになることがまず大事
    このふつうというのは技術のことだけでなく「〆切を守る」「情報漏洩しない」といった、普通に仕事するうえでも守らなければならないことです
    プロとしてやっていくのにいちばん大事なのは信用

  • 【懇切丁寧なイラストの指南書】
    こんにちは!
    ぶくろぐです。


    【ポイント】
    イラストをたくさんの人に見てもらうコツは【共感】を得ること。
    二次創作は共感を得やすい。
    どう共感してもらうかを明確にすることにより、イラストで何を描きたいかも決まってくる

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1306049

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/773078

  • たぶん、「あっ絵が描きたいなあ、でもなにしたらいいかなんもわからんなあ」と思った人にまず勧めるのにすごくよい本だと思う。技法書というよりは「絵を描く」ことにまつわる心構えの指南書という趣。それも、初心者からプロになるまで面倒みるぜ、というレベルでの指南書。

    絵を描きはじめると「模写をやるといいよ」→「模写できぬ…」という流れはよくあるやつだけど、そこを方法論で解決している。というか本書の各所で絵描きさんが無意識でやっているため言語化できず初心者に伝わらないアドバイスをしがちなところをはっきり言語化するだけでなく、実際のメソッドを提示しているところがすごくよい。ありがたい。

    模写に限らず基礎的な技法、すなわち「立体を捉えること」「イメージを表現すること」「光を表現すること」をうまく解説してくれている。資料の使い方すらも。ただ個別の具体的かつ詳細な技法については別途本を購入されたし。あくまでも総合的な観点から「絵が上達するには」を書いた本である。

    特筆すべきは「模写・トレスの公開がだめな理由」など著作権の話や「共感とはなにか」の考察、そしてプロに至るまでの話題を扱っているのもすばらしい。「人気と信頼」の話なんてもはや絵とか関係なく、人生そのものにとってとても大事なことである。もうまさに「本書で一生面倒見るぜ」という心意気を感じる。

    そして一番大事なメッセージ: 「楽しんで!」

    あと、ほんのりとしかしひしひしと伝わってくる文鳥さんへの愛。

  • 絵の描き方が学べる技術書として、分かりやすい解説が良い。

    技術のみならず、イラストレーターとして収入を得る方法やフリーランスになる方法など、実体験に沿った内容が書かれているのが役立つ。

    作者が力説しているように、良い作品を作れる人は本当にコミュニケーションが上手い。

    他人の思い描いているビジョンや想いなどをしっかり聞き出して、コミュニケーションを取るからこそ、良い作品が作れる。

    後、作品は自分とは切り離されて商品として考えるという思考法は役に立ちそう。

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著者プロフィール

コンセプトアーティスト、イラストレーター。

「2022年 『百島王国物語 竜騎手の反逆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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