言語化力 言葉にできれば人生は変わる

著者 :
  • SBクリエイティブ
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本棚登録 : 2000
レビュー : 115
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815602734

作品紹介・あらすじ

こんな時代に、自分の道を切り拓くための道具がある。
それは分厚いキャリアガイド本でもなければ、海外の大学で取得するMBAでもない。
仮想通貨も、最先端のAIも、5Gも関係ない。
ぼくやあなたが今まさに使っている「言葉」だ。
誰でも簡単に意識せずに日常的に使っている「言葉」こそが、
あなたの価値を明確にし、あなたの願いを叶え、あなたを成長させるたった一つの、
そして最強の武器だ。

かつては社会に対して、不特定多数に対して発言できるのは、「選ばれた人」だけだった。
だが、今は、望めば誰もが、より自由に発言できる時代になっている。
そこで必要なのは、
「自分の言葉で話せるかどうか」
「自分の言葉を持てるかどうか」
そして、
「言葉で他者を動かすことができるかどうか」

言葉を自分の思う通りに使えるようになれば、
あなたの言葉は、必ずあなたをあるべき場所に連れていってくれる。
人間関係をよりよくすることもできる。仕事も、前に進めてくれる。



注目のクリエイターが放つ、誰もが人生を変えることができる
ほんの小さな「言葉の使い方」を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • ■目的
    ・伝えたたい考えやアイデアがあるのに、うまく言葉にできないため相手に伝わらないことが多々ある。
    ・振り返るとそれがいいアイデアだったと気づくも、もう少し手際良く、刺さる伝え方をできてればと後悔する場面が多い。
    ・こうした悩みや失敗を克服し、思考を形にする方法を身につけて、より楽に生き、相手を変えていける存在になりたい。

    ■今の課題は?
    ・話の構成やストーリーがよくない。
    ・相手が欲しい情報の順番で話きれていない。

    ■本書を読んで変わったこと
    ・メモを見ずに思い出せる本書の内容は限られているが、仕事でパワーポイントのプレゼン資料を作るとき、圧倒的に刺さる言葉が書けるようにになったこと。
    ・他人が書いた文章が、あまりにも読者目線になっていないと感じる。
    ・自分なら、例えば記者から聞かれることは、報道のネタにするだろうと逆算し、そのまま報道に使われるような書き方にする。
    ・メッセージを大事にするようになった。相手がどんな言葉を欲しているか、考えるようになった。

    ■本書のエッセンス
    ・LIFE is contents 人生に起こる出来事はすべてネタにできる。成功も、失敗も。
    ・あらゆる企業活動は、「価値を生み出し」「価値を伝える」ことの2つが大事。
    ・自分のスタンスが決まっていれば、どんなテーマでも、自分のポジションから発言ができる。
    ・相手の立場になって、どう言われたら動くのか、嬉しいのかを考える。
    ・比喩力を身につける。「ガンジーが助走つけて殴るレベル」「ボブサップにゲートボールさせてる」日常の会話を、全部比喩で話すゲームをしてみると、意外と面白いかもしれない。
    ・ほぼ直感で思いついたことが答え。余計な理屈がない分、ピュアにものごとを考える。
    ・アイデアを脳内に放牧すること。あとで勝手に組み合わさって面白いアウトプットになる。
    ・賢いやつは複雑なことを単純に考える。
    ・WHATやHOWよりも、WHYから始めることが何よりも大事。
    ・視点を、IからWEに切り替える。巻き込んでいく。
    ・批判ではなく、賛同によって物事を進めていきたい。
    ・過去の出来事を単なる屈辱や失敗で留めておくのか、あるいは美化して思考を切り替えて、過去に新しい意味を与えて、未来を生きる武器とするのか。すべての過去は未来に必要な材料。
    ・作品を作るのではなく、現象を起こすこと。
    ・「何をしている時が一番楽しいか」。人生でいちばんテンションが高くなった瞬間を思い出せ。その環境に変えていこう。

  • んー、率直な感想を。

    綺麗事でもなんでもなく、自分が思ったことを述べます。

    今やこの世界に「言葉」について書かれている本は数多とあるが、「言葉」についての初めての本が「この本」で良かったと思っている。

    他の「言葉」の本を読んでいないので比較評価などはできないが、

    改めて「言葉」の可能性を見出すことができた。

    言葉一つで、言葉の使い方一つで自分の人生を変えることができるし、他人に影響を与えることができる。

    ネガティブな側面をポジティブに変え、「何か」を作り出す。

    そしてこの本の筆者である三浦崇宏さんが「ロマンチスト」であると感じた。

    これは僕の独断だが、書かれている言葉言葉にロマンチックなコンテクストを感じた。

    最初から最後まで自信を持ってお勧めできる一冊。

    この本を見かけたら手に取って欲しい。気付いたらレジの前にいるから。

  • 申し訳わけないけれど、私はこの本を人に勧めることはできない。

    何故ならば、中身こそが外に現れると感じている私にとって、この本はどうにも薄すぎる。
    筆者も始めにまずスタンスを決める、と書いているがそこが一番重要なのではないか?
    本質を掴む手順や、どうしてすぐに考えが出るのか?はなるほど、と思うこともあり実践していきたいと思った。

    仮にもうスタンスができている人が次の段階として読むものだとしても、
    いっていることがあまりにも表面的である。理論の根拠が全く信用できない。
    例えば会議中にスマホを弄ることは当たり前、
    マルチタスクの時代であって昔の常識は通用しないと書かれているが、果たしてそうなのか?
    疑いすぎるのも良くないけれど、時代の変革はあれど、筆者の書いていることは相関関係が見当たらない。

    対象が明確に設定されていないため、初心者がこの具体的な小手先だけを知ってしまったらどうなるか。
    その行末に現代のSNSと通じたところを感じ、私の心には届かなかった。

    クリエイターなだけあって、作中にもあるような手法を駆使して出来上がった著者の一品だとよく分かりました。

  • 言葉には人の人生を変える可能性が溢れている。
    自分に使えば、自分の人生観や目の前のの課題の捉え方が変わる。他人に使えば、他人が敵になったり、仲間になったりする。
    言葉で世界を捉える僕たち人間にとって、扱う言葉は人生を左右する。

  • わたしも言葉について考え、言葉や自分の感情を因数分解する側の人間なので、とても頷きながら読むことができた。

    言葉にこだわることで認識を変え
    認識を変えることで自分を変え
    自分を変えたところで人生を変える

    思考と言葉は切っても切り離せない関係という点に着目し、現状を打破するための小さな突破口として、言語力をつけろというお話をされているのだと思います。

    言葉を発する時、人はなにかしらの立場やスタンスを明確にせざるを得ない。まずはそこの認識からスタートですね。

  • 言葉でヒトの行動を変える!
    言葉こそパワーだ!
    言葉の可能性は無限大だ!

  • <どんな本?一言で紹介>
    「保育園落ちた 日本死ね」。Twitterの無名アカウントから発信されたツイートは、国を動かすきっかけとなった。
    普通の人でも言語化の型やコツを抑えることで、自分の意見を伝えられる人になれる本。


    <どんな人におすすめ?>
    意見を求められたとき、うまく話せなかった人。
    クライアントに納得してもらう説明をしたい人。
    言いたいことがありすぎて、言葉が出てこない人。

    <読んだら、どんなことが分かるの?>
    瞬時に意見を出せるようになる言語化の型と、影響力を持つ自分の言語を使えるようになるポイント。

    ・「普通の人」の言葉が強い時代
    ・ ビジネスで数字より言葉が大事な理由

    ・「戦わずに勝つ」ための道具、それが言葉
    ・瞬時に言葉が出てくる人はなにが違うのか

    ・「自分の言葉」でなくていい。「引用」でいい
    ・「印象に残る言葉」をいかに生み出すか

    ・ 変化が起きるのが「いい言葉」
    ・人を動かすときの3つのポイント

    ・独立も「デンジャー」ではなく「リスク」にすぎない

    <日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
    1.言語化の「段取り」をする
    問題や事象について語りたくても、うまく言語化できない人もいるだろう。そんな人は、(1)スタンスを決める→(2)本質をつかむ→(3)感情を見つめる→(4)言葉を整えるというプロセスをたどるといい。最初はうまくいかず苦労するかもしれない。言葉を使いこなすには練習が必要なのだ。

    (1)スタンスを決める

    自分のスタンス(構え方)、つまり「社会に対する向き合い方」をある程度固める。たとえば政治的なことを聞かれても「原則的には民主主義には賛成だが、衆愚政治に陥ることに対しては警戒的」というポジションがあるため、どんなテーマを振られても、そのポジションから発言することができる。もっと言うと、著者はGOという会社の代表として「変化と挑戦」に対しては絶対的にポジティブなスタンスを取っている。

    だから、様々な質問に対して、基本的には「変化したほうがいい」「挑戦は素晴らしい」という角度から回答することになる。自分のスタンスを明確にしているので、何を聞かれても「ぼくのスタンスではこうですね」と答えられるのだ。


    まずは自分の「世の中との向き合い方」を決める。自分の社会における立ち位置と、世の中の動きに対する好き嫌いを明確にしておくくらいのイメージだ。

    たとえばあなたが商社で働くビジネスパーソンだったら、日本とアメリカの関係についてどう思うだろうか。あなたが地方都市の市役所で働いているとしたら、日本の今のSNS炎上社会についてどう思うだろうか。あなたが4人の子どもを育てるシングルファーザーだったら、今の働き方改革といった社会の変化についてどう思うだろうか。迷惑だとか、チャンスだとか、自分のスタンスによって社会における現象の捉え方はまったく変わってしまう。とにかく素直に考えることが大事だ。

    自分の世の中における立ち位置はどこか。社会がどう変われば自分が快適に、ストレスなく生きていけるかを考えると自然と見えてくることも多い。

    (2)本質をつかむ
    表面的な現象ではなく、現象の構造をつかみ取ること。そのためには、固有名詞を省いて時系列も無視して、行為と現象と関係性だけを抜き出す。慣れれば一瞬でできるようになる。

    (3)感情を見つめる
    思いっきり自分に目を向ける。人の心を動かすのはいつだって感情だ。問題の本質をつかんだら、自分のスタンスと照らして、「どんな感情を抱いたか」冷静に観察する。ワクワクした、ムカついた、誰かに伝えたくなったなど、喜怒哀楽だけでない様々なグラデーションがあるだろう。その感情を抱いた理由を考える。腑に落ちるまで、徹底的に自問する。

    (4)言葉を整える

    ここまでのステップで生み出された言葉を、相手やその場の雰囲気に合わせて調整する。相手に残したい印象によって言い方を丁寧にしたり、ネガティブをポジティブにしたりして、整えていく。

    2.人を動かすには「パンチライン」を意識せよ
    ラップの世界では記憶に残り、感情を動かす強い決めの言葉を「パンチライン」と呼ぶ。講演や会議、打ち合わせでも、「強い言葉」を使うよう意識すると結果は変わってくる。そういった言葉は、どうやったら生み出せるのか?ポイントは4つある。(1)「視点を上げる」(2)「領域を広げて、一般化して考える」(3)「逆張りをする」(4)「ゴールから逆算する」

    (1)「視点を上げる」
    自分が「社員」だったら「部長」の視点、自分が「部長」だったら「社長」の視点と、1つ上の立場で物事を見てみる。たとえば、一般社員のあなたが「会社に行きたくない」と思っていたとする。そこで一般社員として言葉にするのではなく、社長の視点で見てみる。
    すると「我が社の問題は、社員が会社に行くことを楽しくないと思っていることだ」ということになる。 さらに、主語を会社にするともっと言葉に強さが生まれる。「この会社は行きたいと思われる場所になっていない」。

    自分の視点を上げてみるだけで、個人の話ではなく、もっと大きな企業や社会の話に聞こえてくる。あなたの気持ちには興味が持てなかったとしても、社会や自分が勤めている会社については関心を持たざるをえない。

    (2)「領域を広げて、一般化して考える」
    たとえば読者モデルをやっている友だちが、インスタグラムのDMでセクハラをされて大変だったという話を聞いたとする。この事象を、領域を広げて一般化してみる。「友だちの女の子」を「女性全体」、「インスタグラム」を「人生」に、「DMのセクハラ」を「悪意」に広げて考えてみる。
    すると「実は世の中の女性は、生きているだけで悪意にさらされている」という言葉になる。友だちの身に起きた個人的な体験だとしても、対象を広げてみることで社会に対する発言になり、「強く」聞こえる。

    (3)「逆張りをする」
    たとえば、みんな「人脈が大事だ」と言っているなかで、「人脈なんて言葉を使っている奴はクソだ」と言えば、これは明確な逆バリになる。「人脈が大事」ということは誰でもわかっているので、あえて「人脈はクソ」と言うことでセンセーショナルなことを言っているような印象を与える。徹底的にマイノリティの立場をとる。あえて逆のことを言う。

    「SNSで世界が広がっている」とみんなが言っているなか、「SNSは世界を狭くしている」と言えば、強い言葉になる。記憶に残る。「なんで?」と意識を向けることができる。議論が生まれる。もちろん、なんでも逆張りすればいいというものではない。「人脈はクソ」という言葉の裏には「つながっていることだけを価値にしても、本人の成長にとっては意味がない」という真意が隠されている。「SNSは世界を狭くする」という言葉の裏には、SNSは誰とでもつながることができるシステムだが、実際には知り合いや興味のある人とだけつながっているので、結果として世界を狭くするようにしか使われていない、という複雑な意味が隠されている。こういった「本当に伝えたいこと」を伝えるために、逆張りした強いメッセージを発信することはとても有効だ。

    (4)「ゴールから逆算する」
    何よりも、人が気づいていない世界の真実、本質的なことをきちんと言えば、それは当然ながら強い言葉になる。本質的に考えるためのポイントは「ゴールから逆算する」ということだ。
    WEBメディアの記事の人生相談で「お酒は飲めないのですが、広告業界で活躍したい。どうしたらいいでしょうか?」と聞かれた。確かに「お酒を飲めないと、広告代理店では出世できない」という印象がある。飲み会ではお酒を飲んだほうが周囲の人からの印象もいいし、お酒を飲めない奴はつまんない奴だと思われる状況もある。酒が飲めないなら、別の面白さを見せればいいだけ。お酒が飲めないことも武器にして、「お酒飲めるってうらやましいです!」とか、「お酒飲むの憧れます〜」って開き直って話せばいい。

    こういう世の中の思い込みについて考えるときこそ、ゴールから逆算して本質を見つける。「お酒を飲んでほしい」と言う人々の欲求の本質は何か? この場合の、人々が求める本当のゴールは「お酒を飲んでほしい」ではなく「無理をしてほしい」ということだ。広告業界でなぜあんなにお酒を飲むのかといえば「無理をしてほしい」からなのだ。常に「この場合の本当のゴールはどこか?」を考えること。そうすると「問題の本質」が見えてきて、それに対して率直に答えれば、自然と強い言葉になる。マーケティングの世界では「顧客が本当にほしいものはドリルではなく、穴である」という有名な言葉がある。
    表面的な要求にいちいち応えるのではなく、そのとき本当に求められていることは何か、立ち止まって思考してみるといい。

    <感想>
    「作品を作るのでなく、現象を起こす」。現象を起こすためには、「自分が何者であるのか」、まさにスタンス、積み重ねた実績や経験(アウトプット)とそれの言語化が必要だ。

  • 朝のラジオ内”ビジネス書売れ筋ランキング”で紹介されていた本。第1、2章はさーっと流し読み。

    第3章「言葉で人を動かす」は、メモしておきたいことがいくつかあった。

    人を動かすときの3つのポイント
    ①目的を明確にすること
    ②目的に向かうプロセスを明確にすること
    ③主語を複数にすること

    数字で「目標」をたてると逆効果になってしまうことが多い。「目的」を示すことが大事。その「目的」こそが人を動かす。

    名言の引用も多かったが、それを含めて”言葉”とつきあってきた筆者の作風といったところなのだろう。

  • 自分としては読んですごく良かった本でした。
    書いてあることが全てとは思わないし、名言の引用の仕方や自叙伝的な部分等苦笑した部分もあったけれど、思考の起点として、色々な大切なポイントが語られていたのではないかと思いました。

    この本はビジネス書として、実用的な部分が多いと思ったので、言語化についてもっと考えたいという方には「具体と抽象」という本をおすすめします

  • 上手く語源化できる人は頭の中で「言葉の因数分解」しているというところが印象に残った。

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著者プロフィール

The Breakthrough Company GO 代表取締役、PR/CreativeDirector 博報堂・TBWA\HAKUHODOを経て2017年独立 『表現を作るのではなく、現象を創るのが仕事』が信条。 日本PR大賞・CampaignASIA Young Achiever of the Year・ADfest・フジサンケイグループ広告大賞・グッドデザイン賞・カンヌライオンズクリエイティビティフェスティバル ゴールド他受賞。ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS イノベーション部門グランプリ/総務大臣賞 受賞。広告やPRの領域を超えて、クリエイティブで企業や社会のあらゆる変革と挑戦を支援する。

「2020年 『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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