言語化力 言葉にできれば人生は変わる

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815602734

感想・レビュー・書評

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  • 言葉が持つ力をもう一度見つめ直すことのできる本で、僕はすごく好きな本でした。

    まず変化の激しい現代において、いやもっと長いこれまでの人類の歴史において『言葉』が不要になった過去はない。

    なぜならどんな時代においても『言葉』は重要な武器だったから。

    ここでいう武器とは誰かを攻撃するための道具でなく、自分や他人を動かすことのできる手段という意味での武器であり魅力のようなものである。

    僕はここ数ヶ月ビジネスにおいて数字は数字が全てだと考えていた。
    それは誰が見ても同じ見え方をするから。誰が見てもすごい数字はすごいから。(語彙力)

    だけど、そうではないかもしれないとこの本を読んで感じた。

    それはその数字に魅力を持たせるのは言葉だから。
    つまり人に魅力を伝える時、言葉がないと伝わらないし、言葉を武器にできれば必ずしも数字は必要ないかもしれないと感じたから。

    例えばチームを引っ張るとき。細かなKPIを決めてもそこに向かっていくためには言葉が必要。
    少なくとも僕はKPIとおなじかそれ以上にリーダーの言葉に影響を受けると思う。


    話は変わり、言葉はみんなが使えるしありふれているからこそ僕は武器にしたいと思う。
    自分しか使えない道具を上手に使ってもきっと価値は認めてもらえない。
    けど日常にありふれているからこそ、それを捉え直して自分の武器にできる人は強い。だから僕は言葉を武器にしたいと強く思った。


    良い本に出会えたと思う。
    読んでよかった。

  • Life is Contents. というフレーズに出会ってから、日々の発信のネタに困らなくなったし、些細なことに感謝できる体質になります。

  • 言語化の方法にあった4つのことは、良いフレームワークになった。抽象と具体、例が的確でわかりやすかった。

  • 言語化する事に苦手意識があったので手に取ってみた。言葉一つで周りはもちろん、自分までも変えることができる。言葉の力って思っていたよりも強いんだなと思わされた。
    ビジネス本であるようだけど、生き方を考えさせるような内容もある人生の教科書。

  • 言語化することに苦手意識を持っていたので、どうにかしたいと思い、シンプルなタイトルに惹かれて読みました。あまりビジネス書の類は読まないのですが、するすると入ってきました。一文一文が短く、タイトル通り中身もシンプルだったのもあります。
    例え3つなくとも「3つあります」と言い切ってしまうこと、など実践しやすそうなことも多々あって勉強になりました。とにかく自分のスタンスを定めておくこと、それさえぶれなければ言葉にすることはそんなに難しいことじゃない。小手先ではなく本質的なことから考えなくてはいけないのですね。仕事をするうえでは言葉を軽んじてはならない、心にきざんでゆきたいです。

  • ■言葉は武器にでもなるし凶器にもなる。それを思い出させられた一冊


    確かに自分のスタンスを明確にすることで、誰かにメッセージを伝えやすくなる。
    自分のスタンスは意外と分かっていないので言語学しないといけないかもしれない。

    ○言葉にする方法
    ①スタンスを決める
    ②本質を掴む
    ③感情をみつめる
    ④言葉を整える

    ○言葉の優先順位をつけること
    まずは自分に一番響く言葉
    つぎは相手に響く言葉

    ○情報過多の時代では深く考えなくなる
    →テレビなどツッコミをいれていく。何故かを考えるようになる。

    ○SNSでコメントをするときはなるべく個人的な話をする。そのほうが総論より共感をよぶ。

    ○「頑張ってください」でなく「一緒に頑張りましょう」のほうが人は動く

  • 言葉の重要性について書かれた本
    言葉は価値を伝える手段。良くも悪くも言葉次第。
    言語化の訓練はwhyを極めること
    →これの積み重ね、仮説検証を繰り返すことで早く的確に思考する訓練ができて印象に残る言葉を生み出せるようになる。
    言葉で人を動かすポイント
    1.目的を明確に2.目的に向かうプロセスを明確に3.主語を複数
    生きていく上で、幸福を言葉で定義できていないと頑張る理由を見失う。(他人や社会に惑わされない)

    広告代理店で活躍するのはこんな人なんだろうなーって感じがした。あと広告がブラックなのは「一緒に頑張れるか」を知るためらしい。

  • NewsPicksなどでビジネス芸人として活躍している三浦さんのファンだったので、読んでみました。

    マインド的なことしか書いてないのかな?と高を括っていましたが、方法論や思考プロセスも丁寧に書いてあって勉強になりました。

    さすが言葉のプロだけあって、テキストも小気味良くて読みやすいし、先人たちの名言も含めて刺さる言葉が盛り沢山で、溢れそうでした。

    学んだことはたくさんありましたがその中から一つだけ、
    「言葉の細部に相手へのリスペクトがあるか」
    最短距離で伝えようとせず、いったん立ち止まってもいいからちょっとした言葉に気を使えるようになりたいと思いました。

  • 言葉のテクニックの話かと思いきや、言葉にすることで人生を変えていくための哲学的示唆に富んだ本であった。目的と目標、危機と危険、紆余曲折あった作者だからこその、含蓄のある言葉が散りばめられている。

  • 単純に面白い本だった。
    言葉は残る。言葉で人(自分も含めて)を動かすということを考えるとどういう言葉を使うべきかをよく考えないといけない。
    あと、それぞれの根底にあるのはやっぱり自己認知だということ。

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著者プロフィール

The Breakthrough Company GO 代表取締役、PR/CreativeDirector 博報堂・TBWA\HAKUHODOを経て2017年独立 『表現を作るのではなく、現象を創るのが仕事』が信条。 日本PR大賞・CampaignASIA Young Achiever of the Year・ADfest・フジサンケイグループ広告大賞・グッドデザイン賞・カンヌライオンズクリエイティビティフェスティバル ゴールド他受賞。ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS イノベーション部門グランプリ/総務大臣賞 受賞。広告やPRの領域を超えて、クリエイティブで企業や社会のあらゆる変革と挑戦を支援する。

「2020年 『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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