数学ガールの秘密ノート/学ぶための対話 (数学ガールの秘密ノートシリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815603991

作品紹介・あらすじ

本書は、「数学ガールの秘密ノート」シリーズの新たな展開です。

数学に興味はあるけれど、数学が非常に苦手な女の子「ノナちゃん」が登場します。彼女が苦手なのは数学だけではありません。「自分で考えて学び、疑問を解決していくこと」が苦手なのです。ノナちゃんは、自分の思いに浸って説明を聞き逃したり、突拍子もない質問を発したり、「全部わからない」と嘆いたりします。そんなノナちゃんに対して、本シリーズのいつもの仲間が数学を教えていきます。

数学に苦手意識がある人がどのように勘違いをするのか。数式に対してどのように接したらいいのか。覚えるときにはどのように何を覚えればいいのか。学んでいてわからなくなったときにどうやってパニックから脱出するのか。そして数学に限らず学び続けていくために必要な心構えとは何か。数学が苦手なノナちゃんと、いつものシリーズのキャラクタたちとの対話が「教えること」と「学ぶこと」の情景をくっきりと浮かび上がらせます。

本書で扱っているのは、数学という科目ではなく、より大きな「考える」という活動全体です。考えて学ぶことが苦手な「ノナちゃん」との対話を通して、「考える」とはどういうことなのかを読者が体験していきます。読者は、本書を通して「考えること」や「学ぶこと」についてより深く理解することになるでしょう。

数学を学んでいる学生はもちろん、教える側の教師や親たちにぜひとも手に取っていただきたい数学読み物です。

感想・レビュー・書評

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  • 勧められて読んだ本。私には難しかったけど登場人物の女子中学生たちにリアリティがなくてオタクの妄想というか…小学2年生ぐらいの知能に感じた…。ちょっと私には受け付けないタイプのキャラクターだった…。肝心の数学の方はそれなりに面白かったので数学好きや数学をリスキニングしたいと思ってる人には向いてると思う。

  • 「本書は、「数学ガールの秘密ノート」シリーズの新たな展開です。

    数学に興味はあるけれど、数学が非常に苦手な女の子「ノナちゃん」が登場します。彼女が苦手なのは数学だけではありません。「自分で考えて学び、疑問を解決していくこと」が苦手なのです。ノナちゃんは、自分の思いに浸って説明を聞き逃したり、突拍子もない質問を発したり、「全部わからない」と嘆いたりします。そんなノナちゃんに対して、本シリーズのいつもの仲間が数学を教えていきます。

    数学に苦手意識がある人がどのように勘違いをするのか。数式に対してどのように接したらいいのか。覚えるときにはどのように何を覚えればいいのか。学んでいてわからなくなったときにどうやってパニックから脱出するのか。そして数学に限らず学び続けていくために必要な心構えとは何か。数学が苦手なノナちゃんと、いつものシリーズのキャラクタたちとの対話が「教えること」と「学ぶこと」の情景をくっきりと浮かび上がらせます。

    本書で扱っているのは、数学という科目ではなく、より大きな「考える」という活動全体です。考えて学ぶことが苦手な「ノナちゃん」との対話を通して、「考える」とはどういうことなのかを読者が体験していきます。読者は、本書を通して「考えること」や「学ぶこと」についてより深く理解することになるでしょう。

    数学を学んでいる学生はもちろん、教える側の教師や親たちにぜひとも手に取っていただきたい数学読み物です。」

  • 主人公と、そのいとこの友達(バカ)のお話。いとこの友達に対して勉強を教えてあげる(一次方程式・一次関数)のだけど、従姉妹の友達が全然理解できなくてめちゃくちゃ頑張って話してあげる話

  • ものすごい物語、タイトルなんだよね。
    数学の物語であるのに
    数学だけではない、本当に学ぶための対話。
    どこまでがわかっていて
    どこまでがわかっていないか
    それがわかってそこを質問できるってことは
    わかっていることに他ならないけど、
    考えることが怖くて
    自分を伝えることが怖くて
    全てわからないで逃げたくなるけど
    一歩一歩、どこまでわかってどこからわからないかを明確にしていく。
    人との対話だけではなく、自分とも対話する方法を学んでいく。
    自分の中に自分と対話する自分を作る
    誰にでもいるけど、意識することは難しい人。

    なぜ、どうしては
    理由を問う言葉は大切にしたい。
    なぜ、どうしては理由を聞きたいのだけど、
    理由を聞こうとすることが相手を追い詰める、
    問い詰めるような状況になってしまうのはね。
    理由があるから納得できる。
    正解なんてない、間違いなんてないからこそ
    間違えは怒ることではなく、
    朝鮮の結果。

  • [初版]2019年12月12日

  • 批判的なコメントなので、気分を害される可能性のある方は読まないようにお願いします。















    物語のキャラクターの言動に対して個人的に不快感があり、内容よりもそちらに対する嫌悪感が先に来てしまう。中学生の女の子2人に囲まれる主人公「僕」が数学を語るという設定自体、隠キャの妄想感が強いので、そのような設定・筋書きが好きで無い人は読まない方が良い。

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著者プロフィール



「2023年 『数学ガールの秘密ノート/数を作ろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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