お金の減らし方 (SB新書)

著者 :
  • SBクリエイティブ
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本棚登録 : 144
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815604233

作品紹介・あらすじ

お金を他人のために使ってはいけない

・お金はもともと仮想のもの
・お金は社会が保証したもの
・お金は価値を測る物差し
・価値は誰のためのものか?
・自分の欲求をよく知ることが基本
・値段が価値ではない
・ものの値段に左右されない
・お金がないからできない?
・自分の満足を得ることが最終目的
・他者のためにお金を使う人たち
・価値を見極めるためには?
・自分の欲求をよく知ることが基本

感想・レビュー・書評

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  • お金は必要なものより欲しいものに使う。
    なぜ欲しいのか?それが自分のやりたい事、自分にとって価値ある事、自己の満足を突き詰めていく。
    人からどう見られたいとかじゃなく自分のやりたいことに金を使う。

    森博嗣は期待を裏切らないなあ。

  • 好きな作家の一人、森博嗣の何冊目かのエッセイ。読後感はいつも同じで、合理性というのか、その身も蓋もない様が痛快である。ディテールで、オレにはそこまでは無理だ、と感じる部分はもちろんあるが、その価値観はいつもわが身の来し方を、また行く末を考えるきっかけをくれる。本を通じて新たな視点を得られたり、ぼんやり感じていたことを体系的に整理できたり、という体験はやっぱり良いな。SNSなどとは異なり、じっくりしみじみと身体に染み込んでいく気がする。

  • 今まで必要なものは買う、欲しいものは基本的に我慢し、我慢できないほど欲しいものとなった場合は買うというスタンスだった。
    だから、必要なものは買わないという著者の考えに衝撃を受けた。
    今後は、必要なものは極力買わない、欲しくてたまらないものを買う、というスタンスに変えようと思った。

  • 森博嗣らしいタイトルの本であり、中身も森博嗣らしく仕上がっています。

    「自分にとっての価値が何かをはっきりさせることが大切」「お金は、自分にとって価値あるものを得るためのものであり、そのために稼ぐものである」「必要だから買う、のではなく、欲しいから買う」「買うのを諦めるモノは、それほど欲しいモノではない」など、森語録満載です。

    今の自分は、お金については、まだまだ常識に縛られていることに気づかされましたし、もう少しちゃんとお金について考えようと思います。

  • タイトルに騙されずに買うといい本。
    欲しいものにお金を使い、必要なものにはできるだけお金を使わない、といった直感に反するけど変に納得できる考え方が多数。お金の使い方を通じて生き方を規定していく、人生論に近い内容。これからのお金の使い方がいくらか変わるかもしれないと思った。

  • いや~、考えされたわ。

    ・必要なものではなく、欲しいものを買うこと。
    ・お金がない、という言い訳は、本当に欲しいとは思っていないということ。
    ・本当に欲しい欲しいものを知ること=自分が何に価値を見出しているかを知ること
    =自分を知ること。

  • 普段聞いてるお金に対する概念とはまた別の角度からの考え方でとても面白かった!
    今一度自分の欲しいもの、好きなこと、お金を使いたいこと、自分の欲求を考え直したいと思う♪

  • ●仕事と言うのは、少なくとも投資やギャンブルよりかは期待値が高い。仕事をすれば、金は増える。
    ●お金という共同幻想が成立するためには、絶対的な権力が必要なのだ。
    ●モノを買う=お金を減らす=自分が得をするための行為  大事なのは自分の気持ち、他者がどう思うかなんて難しい問題ではない。
    ●お金は目的ではない。お金を得ることが目的であるわけではない。目的を達成するための手段として、お金があるのである。
    ●僕は自分の持っているお金でできることしか考えない。他者がやっているから自分もやりたい、という欲求が僕にはまったくない。そもそも、他者に対して興味を持ってない。
    ●自分が成長すれば、同じお金で、より広く、より高い可能性を実現できるようになる。自分の未来の可能性を考えるツールの一つだ。
    ●他者と比較して惨めだと感じるのは、単なる主観でしかない。自分の感情がコントロールしきれていないだけ。
    ●あなたが今買う気になっている欲しいものを、誰も見てくれない、自慢もできない、どんな反応もない。それでもそれが欲しいと思うだろうか?
    ●人間の仕事はどんどん楽になっている。いわゆる肉体労働のようなものは機械が担ってくれるようになるだろう。いずれ仕事は完全に趣味になるだろうと予測できる。
    ●仕事量と賃金は比例していない。既婚だとか、子供があるということに手当がつく事自体、仕事以外のものを評価している証拠である。
    ●仕事は例外なく社会に貢献していることは間違いない。そのプライドを持って、自分で自分を褒めれば良い。お金をもらう方が感謝するのであるから、仕事で感謝されようとするのは、明らかな筋違いである。
    ●本当の趣味人は人を誘わない。誘おうものなら、指導をしなければならない。その分、自分が楽しむ時間が削られてしまうではないか。
    ●お金とは、欲しい気持ちを測る物差し。
    ●ますお金を使って、孤独を買ってみたらどうか?欲しいものと、必要なものを、整理してみよう。

  • 他の著書で何度も読んでいる内容。ただ「お金の減らし方」というテーマを軸にしてまとめられているので、理論整然としていて腑に落ちる。世の常識と反対のようなことが随所に書かれているけれど、それはどれも、森さんは運が良かったから・才能があったから上手く言っただけなのでは?とか、それはできないなという思い込みなどからしか抵抗できず、反論の余地がない。まとめ:お金は自分の欲しいものに使う、必要なものより欲しいものを優先させる。森さんのせいではないけれど、この本の値段、新書にしてはちょっと高すぎない?

  • 大変面白かった。新たなお金の考え方を知り、参考にしたいと考えさせられる部分が多々あった。これからの生活で自分を取り戻していきたい。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2020年 『森メトリィの日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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