感性思考 デザインスクールで学ぶ MBAより論理思考より大切なスキル

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.20
  • (1)
  • (5)
  • (6)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 257
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815605018

作品紹介・あらすじ

デザインスクールのプログラムへようこそ

Airbnb共同創業者ブライアン・チェスキーとジョー・ゲビア。
いま、世界で活躍するビジネスエリートたちはなぜ、次々と革新を起こせるのか?
その秘密は、アート的な感覚とビジネスを同時に学べる「デザインスクールのプログラム」にあった!

このプログラムを受けることで、卒業生たちは、自分自身の中に「ビジネスとデザインの最適ミックス」を創り出し、それを武器にMBA(経営学修士)では実現できない、世界を動かす強烈なインパクトを生み出している。

本書では、いま世界のビジネスエリートたちが殺到する米国デザイン系大学院の1年間のプログラムのエッセンスを紹介しつつ、変化が激しく問題の見えづらいVUCA時代に、彼らがなぜ活躍できるのかを解き明かしていく。

ポイントは、天性のものは全く不要であるという点。
上記のビジネスエリートたちのような強烈なアウトプットを生み実現する力が、同プログラムでは実践的な「方法論」として身に付けられるのである。

また、本書はデザイナー出身ではなく、ビジネス出身の著者が実際に同プログラムに飛び込んだ際のとまどいや失敗を元に解説されているため、これまでデザインとはまったく縁のなかったビジネスパーソンでもできると思える一冊になっている。

目次
はじめに いま、世界を動かすビジネスエリートたちの原点
第1講義 「ビジネス×デザイン」マインドセット―Mindset
・武器としての「ビジネスとデザインの最適ミックス」
・デザイン思考だけではダメな理由 など
第2講義 誰でも良質なアウトプットを生み出せる思考術―Output
・枠外発想は身に付けられるスキル
・FLAME チリテーブル 思考を広げる など
第3講義 創造性を劇的に高めるインプットの技法―Input
・デザインスクール流インプット6つの基本
・FLAME エスノグラフィリサーチ 潜在的ニーズを見つける など
第4講義 聞く耳を持たない人でも説得できる伝え方―Presentation
・FLAME メタファー&アナロジー 新しいものを人にわかってもらう
・スティーブ・ジョブズの世界を制した伝え方 など
第5講義 "売れるかもしれない"の確度を上げる―Marketing
・FLAME マイクロパイロット 売れないリスクを最小化
・Amazon Kindle 敢えて赤字を背負う深い戦略 など
最終講義 「ビジネス×デザイン」人材こそ最強の生存戦略

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 論理思考に対して、感性思考。デザイン思考としなかったのは、ビジネスマインドを取り込むことの意識からかしら。第4講義、社内での承認を勝ち取ることへのアドバイスが、とくに参考になった。どう聴講者のモードを切り替えるか?考えたい。多数のフレームも試してみたい

  • サブタイトルに「デザインスクールで学ぶMBAより論理思考より大切なスキル」とありますが、今時MBAでも同様のことは教えているんじゃないかなと若干の違和感を持ちながら読み進めました。
    結局のところ既存の枠組みの中でざっくりとマーケティングをするだけでは差別化された価値提供はできなくなっており、そのために新たな発想・仮説を創り出すための「デザイン」の力が必要だということです。
    アイディアの創出はデザイン思考で新規性の高いものを、ビジネス化は仮説思考でローンチ後にクイックにPDCAを回すと理解しました。
    日本のビジネスパーソンを対象に書かれているので、伝統的な日本企業でこれらを実践する際の周囲とのコミュニケーションの勘所も解説されており、この点は新鮮に感じます。

  • ▼読み手の感じ方
    相手を論理モードから感情モードに変える事の大切さ。
    ワインの事例の後に、ジョブズの事例※を読むと、
    ヒトの無意識に働きかける事の重要性と難しさを
    体感できるのでは?

    ▼ワインの例
    ワイン売り場でドイツ音楽を流すとドイツワインの売上が伸びる研究結果(ホンマでっか?w)
    被験者への質問
    「なぜそのワインを買った?」だと誰も音楽に触れない。被験者は音楽意識してないから。

    ▼課題
    ヒトの無意識な行動のトリガーを解読するのは難しい。
    そこで解読できるトリガーを探らないと
    良い製品でも売れない。

    ▼例
    ダイエットや手術
    ●90%が成功
    ×10%が失敗


    https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20200413_336306/

  • 感性思考という言葉も新しく、今持つ自分のあらゆる常識をブレークスルーしてくれるという期待で読みました。内容は筆者の方がデザインスクールで学んだ事、さらに実践して肉付けされたことを中心として実例をあげつつの、考え方のHOW TO本みたいな感じというのが近いかもしれません。なので、今課題に直面していない内容に関してはピンとこないところもあると思いますが、何かの際に読み返してヒントにつなげるには便利そうだと思えました。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

Takramディレクター&ビジネスデザイナー
早稲田大学政治経済学部卒業。イリノイ工科大学デザイン大学院(Institute of Design)修士課程(Master of Design Method)修了。グロービス経営大学院客員講師(デザイン経営)。
総合商社でベンチャー企業との新規事業立ち上げ等を担当後、経済産業省でBig DataやIoT等に関するイノベーション政策の立案を担当。
2014年、デザインコンサルティングファームTakram に参画。クリエイティブとビジネスを越境するビジネスデザイナーとして、家電、自動車、運輸、通信、食品、医療、素材など幅広い業界で企業のイノベーション支援を手がける。
デザインリサーチから、プロダクト・事業コンセプト立案、エクスペリエンス設計、ビジネスモデル設計、ローンチ・グロース戦略立案等を得意とする。複数の事業立ち上げ経験を持ち、ファイナンスにも精通。

「2020年 『感性思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐々木康裕の作品

感性思考 デザインスクールで学ぶ MBAより論理思考より大切なスキルを本棚に登録しているひと

ツイートする