僕の軍師は、スカートが短すぎる~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815607470

作品紹介・あらすじ

「おにーさん、助けてくれたお礼に、定時帰り、させてあげよっか」
ブラック企業に勤める史樹。終電帰りのある日、家の前に少女がうずくまっていた。その少女・穂春は、助けてもらったお礼として、史樹の抱える仕事上のトラブルをたちどころに解決してしまう。
どうしても定時帰りしたい史樹と、身を寄せるところを探していた穂春。史樹は衣食住を提供する代わりに、穂春のアドバイスに頼ることにする。
「人は先に親切にされると、お返ししなきゃって思う生き物なんだよ」
二人の同居生活が始まると同時に、史樹の社畜生活は一変するのだった。
サラリーマンとJK の、温かくも奇妙な同居生活ラブコメディ、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 【電子】終電帰りが続く会社員の史樹は、ある晩自宅前で蹲っている少女・穂春を助けることに。翌朝、彼女はそのお礼にと、史樹が抱える社内の問題を解決してみせた。そのことを切っ掛けに、穂春は史樹のもとに身を寄せ、専属軍師として史樹の定時帰りを手伝うことになるのだが…。心理学をベースに次々とトラブルを解決していく展開は読んでいて清々しく感じました。心根の優しい史樹とのやり取りを通じて、知らず知らず恋心を抱いていく穂春がとても可愛らしい。ラブコメはまだ始まってませんが、今後に期待。続きが楽しみな新シリーズでした。

  • 最近流行りの女子高生同居ラブコメ。
    ただ、今回の少女は単なる家出人とかじゃ無くて、特殊なスキル持ちなのがちょっと新鮮。
    前半の彼女が繰り出す策の数々は確かに軍師という感じでカッコよかった。
    ただ他人の感情・行動は簡単にわかるくせに、自分のことはよく分かったいないのは、まあ、お約束と言える^^

    そんな軍師に育てられた主人公が困っている会社の同僚や、彼女自身を助ける側に回るのはなかなか良かった。
    ただ、物語の展開上仕方ないのかもしれないけど、後半に軍師の見所があまり無かったのはちょっと残念。

    それにしても定時帰りの社畜てなんだろうね笑

  • とても面白い。
    話の組み立てがとても良い。
    主人公の良い人すぎて苦労してる感じは共感性も好感も抱きやすい。
    話の密度もこれ2~3冊分くらいない?と思えるほど濃いモノだった。

    『軍師』と名乗るだけあって心理学系のワードや心理現象が沢山出てくる。これについて当てはまる当てはまらないは人によると思うが大部分は当てはまるハズ。少なくとも「ああ大体の人はそうかも」程度には思えるのでは?
    それ以上に描写と分量、問題が現れてはサクサクと解決する『軍師』のテンポの良さが説得力を持たせてる。

    もちろん『軍師』な彼女にも悩みや弱みがあるわけで...
    それを巡る主人公との関係もとても良い。

  • なんちゃら効果、どれも該当せんな。

  • 面白かったです。
    イラストが綺麗で、可愛いらしくて、非常に好みでした。
    サラリーマンの方が本当にいい人かつ芯を持ってる人だから、どの登場人物にも好感が持てて読みやすかったです。

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著者プロフィール

七条剛
神奈川県在住。第4回GA文庫大賞《優秀賞》受賞「うちの居候が世界を掌握している!」シリーズでデビュー。
ほかの著作に「ヴァリアブル・アクセル」「レーゼンシア帝国繁栄記」「ちょろいんですが恋人にはなれませんか?」がある。

「2021年 『僕の軍師は、スカートが短すぎる2~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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