一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.83
  • (6)
  • (10)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 319
感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815608781

作品紹介・あらすじ

国内トップ通訳者兼超人気英語講師による、"画期的"な英文法の教科書!
「英文法って、こんなに面白かったんだ!」「気が付いたら、英文法がすべて頭に入っていた!」と話題沸騰の大人気授業を書籍化。
公式を使わずに、be動詞から関係代名詞までを1つのストーリーで理解することで
ネイティブの思考が勝手に身につく、"新感覚"の英文法の教科書!
学生時代、公式をひたすら暗記するだけの授業を受けて、英文法に苦手意識を持っているという方に必読の1冊です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「1億人の英文法」と同様なコンセプト。表現は若干異なるが似たような説明がなされていた。
    「1億人の英文法」は情報量に圧倒されてしまうが、本書は1/10程の量なので格段に取っ付きやすい。

    英語(英文法)の無機質な学習ではなく、英語という言葉の歴史を知り、背後にある気持ちを感じ取ることができる。

    例えば、「能動態→受動態」への書き換え。
    受動態 = be動詞+過去分詞 と数学の公式のように覚えていると大きな弊害がある。

    He broke the window.
      ↓
    The window was broken by him.

    学校の英語のテストでは正解!でした。でも、実際に使われる時は、

    The window was broken. と「by him」は付けない。日本の学校のテストでは減点?ですか。

    「責任の所在を隠したい時」に使われる文法が受動態だそうだ。

    「1億人の英文法」でも、能動文が圧倒的に優先されて使われる。とあり、
    受動文が使われるケースの一番手は、「誰がやったのか分からない・言う必要がない場合」でした。

    英語の勉強を始めた学生の時、国語(日本語)では習わなかった現在完了進行形なんていう言葉が出て来てピンと来なかったもんだ。

    本書では、英語の時制は15種類に対し、日本語の時制は6種類と言っている。
    日本語の時制は、現在と過去の2種類という人もいる。(例:食べる、食べた)
    現在進行と過去進行を加えた4種類という人もいる。(例:食べている、食べていた)
    本書では、未来と未来進行も加えて6種類としているのだが、説明もないし私には日本語での未来の時制はわからない。

    私は、日本語の時制は、現在と過去の2種類だけというのが理解しやすい。
    それに対して、英語はいろんな時制の表現方法があるから、英語の気持ちで理解しましょうということ。
    本書でも、「1億人の英文法」でも、時表現に多くのページを割いているので、時制は英語のキモなんでしょう。

    「進行形」の説明では「瞬間」を示す表現だとあった。
    「1億人の英文法」では、「短期間」「一時的な感じ」と説明されている。

    気になった所を、いちいち「1億人の英文法」と読み比べながら読んでいて感じたこと。
    「1億人の英文法」で「ふ~ん」「なるほど」と思いながら読んだ内容をちゃんと覚えていない!

    日常で英語を使わないので、「一度読んだら絶対に忘れない」この本の内容も忘れてしまいそう。

    今年6月には、「一度読んだら絶対に忘れない英会話の教科書」も出るようです。

  • ブクログ内でのレビューを読んで、興味を持ちました。
    思いのほかスラスラ読めて、面白かったです。

    「高校時代に手に取ることができたら、
    あそこまで落ちこぼれることなく
    楽しく英語の勉強ができただろうな」と。
    あの頃の自分に薦めたいです。

    でも今の自分は、英語ができたらいいなとは思うけど
    そこに労力と時間を費やすことができないので
    この本では知識と教養を得る
    そんな感じで読書を楽しみました。

    面白かった例をあげます。
    日本語の時制はたった6種類なのに
    英語には15種類あります。
    日本人が英語を話す場合、日本語にない多数の時制をあつかわないといけないため、英語が難しく感じてしまう。

    英文法にはネイティブが「直感」で理解している文法(感覚文法)
    形を知っていれば、とりあえずは使える文法(構造文法)とあり、
    日本語と英語の認識に大きな"乖離"がある"感覚"文法に
    「時制」「仮定法」「敬語」「条件副詞節」があります。
    この解説が大変面白い。

    仮定法のところで、「神が知る領域のことを話すために、謙譲語として、未来形から時制を一段下げて現在形にします」とあります。
    (わかる人にはこれだけで意味が通じるのでしょう)

    canの過去形couldの使い方のところでもこのように書かれています
    〈じつは、多くの言語において、「過去形にするとニュアンスが柔らかくなる」という現象が起きています。
    例えば日本語でも、「よろしかったでしょうか?」などと、ニュアンスを和らげる認識で過去形が使われることがあります
    (正しい日本語かという問題は置いておいて)。
    人間の本能的な反応だと考えられていますが、
    はっきりとはわかっていません。
    もう一つの説としては、「仮定法の時制下げ」の理論と同様に、
    時制を下げることで立場が一歩引き下がり、
    ニュアンスが和らいでいるという考え方もあります〉

    「いまさら英文法なんて!」
    「もう英語、やだ!」
    なんて言わないで、多くの私のような英語脱落者の皆さんに
    楽しく読んでいただきたいと思いました。

  • この本はねぇ、好みは分かれるかもしれないけど、私は大好き、敬語をどう取り入れるかに時制を下げることで対応したとか歴史を踏まえた説明で中学時代の謎が解けます。

  • 得るものはある

  • 英語の教員を20年以上しているが、自分が生徒に伝えている内容とほぼ同じであり、じぶんにとっては得るものはなかった。しかし、ある程度英語の勉強をしたことがある方が、学び直しに使用するには適当な本かもしれない。

  • ニュアンスや歴史的背景があって、なぜこうなったのかがありためになった。
    学生のうちにあればとても役に立っただろうに。

  • もの凄い勉強になりました。英語に隠されたニュアンス、なぜその形になっているかなど本質的なことが沢山書いてあります。教科書的に何回も見る本だと思いました。オススメです。

  • 2階書架 : 835/MAK : 3410166072
    https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/webopac/BB50371190

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

通訳者・翻訳家。ワールドアリーナ株式会社 代表取締役。常葉大学外国語学部講師。1963年、静岡県掛川市生まれ。大学卒業後、英会話のイーオンに入社し、国際ソフトボール大会における専属通訳や、プレイステーション用ゲームソフト「バイオハザード」の字幕制作などを手掛ける。1996年、英会話のイーオンを退職し、独立。独立後は、元アメリカ大統領のジミー・カーター氏の会見通訳や、アトランタ夏季オリンピックのIOC公式通訳、アメリカのメジャーリーグの各球団広報通訳など、通訳者として多方面で活躍。また、通訳の仕事と同時に務めていた予備校の代々木ゼミナールの英語授業では、「面白く、かつわかりやすい!」と生徒の間でたちまち評判となり、講師の人気ランキングで1位を獲得する。現在は、第一線で通訳者として活躍する傍ら、高校や大学の教育関係者へ授業を行ったり、英語スクールで一般向けにも授業を行っている。2020年東京オリンピック代表通訳。著書に、『一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書』(小社刊)がある。

「2022年 『1日10分!30日でネイティブと普通に話せるようになる英語音読ドリル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

牧野智一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
アンデシュ・ハン...
米澤 穂信
辻村 深月
ヴィクトール・E...
朝井 リョウ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×