- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815612351
作品紹介・あらすじ
15万部突破のベストセラーが新版になって帰ってきた! 高齢者の困った行動は、ほとんどが認知症や頑固な性格よりも、老化による体の変化が原因だった? 老化の正体と、周囲と高齢者本人がすべき解決策を、医学的背景に沿って具体的に解説する。
感想・レビュー・書評
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医師から見た老人のよくある行動とその背景、本人、家族、予防のために取るべき行動などがまとめられた本。
面白かったし、役に立つとは思うけど、さすがに自分には早かった。本人の面でも、親の介護という面でも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はじめは、介護士や看護師のための本だと思いましたが、家族のいる全ての人たちが知っておかないといけないマニュアルだと思います。「妻の取扱説明書」や「夫の取扱説明書」では、性格の違いや育ちの環境でマニュアル化するのはどうかと思いましたが、この「老人の取扱説明書」では人間誰でも老いるので、性格や環境では済まされない科学的根拠をマニュアル化しても納得いく話だと思いました。
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低い声でゆっくり正面からが聞こえやすい
耳が悪いから声が大きくなる
難聴にはマグネシウム 海藻、種子類 腹八分目
短期的な記憶力が落ちる 過去の良いことが記憶に残る
本を読む、文章を書く、複雑な仕事をする、知的好奇心を持つ
五感 塩味は若いころの12倍低下、うまみ5倍、甘み3倍 だし、亜鉛
声を出すのがつかれる
唾液不足で口が乾燥 唾液腺マッサージ 酸っぱいもの 果物 鼻呼吸
感情を聞き取りにくい
共感性の低下
ポジティブバイアスがかかりやすい
40歳を超えると実年齢より20%若いと感じるようになる
著者プロフィール
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