「遅読」のすすめ (SB新書)

  • SBクリエイティブ (2025年7月6日発売)
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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784815635503

作品紹介・あらすじ

コスパ・タイパの時代だからこそ
「味わって読む」理由

今の時代、情報はとめどなく流れ、次から次へと新しいものが現れては消えていきます。
そんな中で、あえて立ち止まり、ゆっくりと読むことをおすすめしたいのです。
たとえば旅行に出かけたら、足早に観光名所を巡るのではなく、町の空気を吸い、風景を見つめ、記憶を自分の奥深くにまで探しに行くような方法があります。私は読書にも、同じような読み方があっていいと思うのです(「はじめに」より)。

「本物の教養」は「時間をかけて本を読むこと」「何度も同じ本を読むこと」によって身につきます。
読書の大家である齋藤先生が、遅読をすることの意義と効用、その技術を解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 速読と遅読は読書という点では同じだが、両者は全くの別物。
    速読は資料の読み方に近いが、本来の読書といったら、遅読のことを指すト思う。
    ゆっくり、味わいながら著者や登場人物との会話を楽しみ、背景を浮かべながら読む。
    本を読むことそのものが楽しい。
    それこそが遅読の真髄。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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