近代世界システム1730~1840s: 大西洋革命の時代

  • 名古屋大学出版会
3.13
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815803278

作品紹介・あらすじ

資本主義世界経済の第二の大拡大期を描き切る。ウォーラーステインのライフワーク第3巻の全訳。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • WI1b

  • 18世紀、技術が進化した事により産業革命が起こり、経済圏がどんどんと広くなっていった。イギリスを中心に、外部の国だった経済圏(例えばアメリカ、ブラジル等)が、西ヨーロッパの経済圏に組み込まれ、同一経済圏になっていった。モノ・人が経済圏の中で動くことにより既成の経済や法律、価値観に歪が生じ、革命が起こった。18世紀から19世紀は新しい時代へジャンプした時代だ。激動の時代ということが本書を読むとよくわかる。

  • なんだかんだといって、私の考え方に結構影響を与えてるような気がする。めちゃめちゃな分量なので、読めば箔がつくかも。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1930年ニューヨーク生まれ。アメリカの社会学者。研究対象としていた現代アフリカの状況から、「低開発」の歴史的生成過程に関心をもち、従属理論に接近した。他方では、ブローデルを中心とするフランス・アナール学派の歴史認識、とくに「世界経済」の着想に啓発され、「一体化した現代世界」の歴史的形成過程を分析、歴史学や社会科学一般に絶大な影響を与えている。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の「経済・史的システム・文明研究のためのフェルナン・ブローデル・センター」長(1976-99年)、国際社会学会会長(1994-98年)などをつとめた。

「2013年 『近代世界システムIV』 で使われていた紹介文から引用しています。」

I.ウォーラーステインの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×