ものづくりの寓話―フォードからトヨタへ―

著者 : 和田一夫

• 名古屋大学出版会 (2009年9月10日発売)

作品紹介・あらすじ

誤解に満ちたフォード・システムの実態を明らかにすることからはじめ、その日本への導入について考察。事実を積み上げていくことで、出来合いのイメージの向こうから、トヨタが構築してきた生産方式のまったく新たな相貌が浮かび上がる。

感想・レビュー・書評

[nyankoteacherさんの感想 · 2019年1月31日]

トヨタ社史の解説のよう。ものづくりこそ、日本のコアという自負にあふれているな。

[monkeypodさんの感想 · 2012年2月6日]

新しい本なのに、内容が古くて90年代くらいの話ばかりで、何にも楽しくなかった。作者の今までのまとめのような本なんだろう。

[generous1988さんの感想 · 2010年12月12日]

フォードやトヨタの神話は寓話であった。安易に神話に加担したアカデミズムやジャーナリズムへの批判を声高にあげつらうのではなく事実や典拠をもとに追い詰める方法論。個別の内容より学者としてのアプローチの正確さに感服。

[兵藤 隆さんの感想 · 2010年11月3日]

第53回　日経・経済図書文化賞