歴史は現代文学である―社会科学のためのマニフェスト―

著者 : イヴァン・ジャブロンカ 真野倫平

• 名古屋大学出版会 (2018年5月10日発売)

作品紹介・あらすじ

文学的ゆえに科学的？　真実と物語のあいだで揺れ動き、その意義を問われてきた歴史。ポストモダニズムの懐疑を乗り越えた後で、いかにして「歴史の論理」を立て直すことができるのか。自らの実践に基づき、社会科学と文学の手法を和解させ、歴史記述を刷新するための挑戦の書。『メタヒストリー』以後の新たな歴史論であり、好評既刊『私にはいなかった祖父母の歴史』の姉妹編。

感想・レビュー・書評

[國學院大學さんの感想 · 2022年1月14日]

國學院大學「大学生にこそ読んで欲しい」おすすめ本アンケートより。

※國學院大學図書館
　https://opac.kokugakuin.ac.jp/webopac/BB01651131

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2019年6月5日]

イヴァン・ジャブロンカ氏講演会 « 名古屋大学出版会
http://www.unp.or.jp/ev908_20190624
『歴史は現代文学である／私にはいなかった祖父母の歴史』　イヴァン・ジャブロンカ著 | レビュー | Book Bang －ブックバン－
https://www.bookbang.jp/review/article/555703
歴史は現代文学である　イヴァン・ジャブロンカ著　「私」を組み込む語り方を提唱　:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO31816480V10C18A6MY7000/

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文学的ゆえに科学的？　真実と物語のあいだで揺れ動き、その意義を問われてきた歴史。ポストモダニズムの懐疑を乗り越えた後で、いかにして「歴史の論理」を立て直すことができるのか。自らの実践に基づき、社会科学と文学の手法を和解させ、歴史記述を刷新するための挑戦の書。『メタヒストリー』以後の新たな歴史論であり、好評既刊『私にはいなかった祖父母の歴史』の姉妹編。
www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0908-9.html

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2018年6月28日]

東2法経図・6F開架 002A/O74k//K

著者プロフィール

1973年生まれの歴史家・作家。現在、パリ第13大学教授。『私にはいなかった祖父母の歴史』（2012年）によりギゾー賞、オーギュスタン・ティエリ賞、歴史書元老院賞を受賞。本作『歴史家と少女殺人事件――レティシアの物語』（2016年）は文学的な観点からも高く評価され、メディシス賞、ル・モンド文学賞を受賞。ほかの著作に『歴史は現代文学である』（2014年）、『公正な男性』（2019年）など。

「2020年 『歴史家と少女殺人事件 レティシアの物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」