国際政治経済学[第2版]

  • 名古屋大学出版会 (2024年6月18日発売)
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本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784815811570

作品紹介・あらすじ

政治学と経済学の間で専門分化が進む一方、今日の世界では、政治と経済がいっそう密接に結びついている。その広大な領域といかに向き合うのか──。社会科学の古典や歴史的知見に学びつつ、大国間の角逐が激化する時代のエコノミック・ステートクラフトの動向も織り込んで改訂した決定版入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 投票フォーム【政治・経済・教育】No.11

  • 第1章 政治、経済、国際関係
         1 国際政治経済学とは何を検討する学問なのか
         2 経済と経済学
         3 政治と政治学
         4 富と権力の交錯
         5 グローバル市場と国民国家
         6 国際政治経済を見る3つの視角

    第2章 国際政治経済の史的概観
         1 グローバル政治経済システムの登場と西洋近代
         2 自由貿易の展開とイギリス
         3 戦間期の国際経済秩序の混乱
         4 パックス・アメリカーナの国際経済秩序
         5 冷戦の終わりとグローバル化
         6 グローバル化の夢と挫折

    第3章 市場経済とその限界
         1 経済的繁栄の条件
         2 国際自由主義の論理
         3 自由主義の限界
         4 国際自由主義の条件 —— 覇権、理念、制度
         5 国際貿易制度の変遷
         6 国際通貨の制度

    第4章 権力闘争の経済学
         1 富と権力
         2 経済的関与
         3 経済援助
         4 経済制裁
         5 経済安全保障
         6 武器生産と移転

    第5章 社会構造と経済
         1 搾取と支配の政治経済学の原型
         2 開発論の展開
         3 生態論
         4 技術革新
         5 脱工業社会
         6 文化と経済発展

    第6章 激化する大国間競争下のグローバル化
         1 グローバル化の新局面
         2 国際人口移動の政治経済学
         3 安全保障貿易管理と感染症
         4 グローバル・ガバナンス
         5 地経学と新興技術
         6 新興経済大国の国際秩序観

  • 東2法経図・6F開架:333.6A/Ta16k//K

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著者プロフィール

1956年生まれ。京都大学大学院法学研究科修了。慶應義塾大学法学部教授などを経て、現在、国際大学大学院国際関係学研究科特任教授、慶應義塾大学名誉教授。主な著書に、『国連財政』(有斐閣、1996年)、『「アメリカ」を超えたドル』(中公叢書、2001年、サントリー学芸賞)、『越境の国際政治』(有斐閣、2018年)、『素顔の現代インド』(編、慶應義塾大学東アジア研究所、2021年)他がある。本書『国際政治経済学』の初版により政治研究櫻田會賞(奨励賞)を受賞。

「2024年 『国際政治経済学[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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