諸子百家 (図解雑学)

著者 :
  • ナツメ社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816342332

感想・レビュー・書評

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  • 内容的に盛りだくさんなのだが、思想の入門書と思って読んでいると、歴史考証の部分にけっこう紙幅を費やしているので食傷気味になるかも。筆者が現代の目線から思想家を批評している点がけっこう笑えたりする。

  • 諸子百家の違いを簡単に把握するために図解を入れた本ならとっかかりがしやすいと思い購入した本。まず言いたいのが新しい資料が出土したことを延々と言った挙句前からの定説を否定する文が長いのが苦痛。そこの部分さえなければもっと読みやすいと思う。
    とは言え有名な儒家や道家など個々に解説してくれているので予備知識もあまりない自分でもふわっと分かったつもりにはなれた。引用文も多いので実際の出典を元に解説してくれているのも分かりやすくてよい。
    個人的に儒家と道家に興味を強めた。

  • 章というか扱う派によって露骨な差がありますが、割と熱い語りに惹かれて時たま読み返したくなる本です。特に荘子のラスト、「大いなる疑惑」の内容は抜群。下手な伝記よりも名文だと思います。

  • 入門書というわりにはわかりにくかった。
    新しく見つかった資料に熱くなる気持ちはわからなくもないけど、まだよく理解できていない時点でそんなに説明されても混乱すると思う。

  • 中国の思想家の一生、大まかな思想を分かりやすく(そしてボロクソに)書いてあってスラスラ読めた。
    図はもう少し工夫してほしかった。

  • 儒家へのdisが不安になるレベル

  • 歴史考証がくどい。

  • 本の性質上仕方ないことだけど諸子それぞれの思想内容の解説が浅いように感じた。

  • 期待したほど、魅力的な内容じゃなかったな。
    08.02.06

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著者プロフィール

1946年, 仙台市生まれ. 東北大学名誉教授. 中国哲学専攻. 『黄老道の成立と展開』(創文社, 1992), 『孔子神話』(岩波書店, 97), 『孫子』(講談社学術文庫, 98), 『儒教 ルサンチマンの宗教』(平凡社新書, 99), 『古代中国の言語哲学』(岩波書店, 2003), 『戦国楚簡研究』(台湾・萬巻樓, 2004), 『諸子百家』(講談社学術文庫, 2004), 『古代中国の文明観──儒家・墨家・道家の論争』(岩波新書, 2005), 『図解雑学 諸子百家』(ナツメ社, 2007), 『古代中国の宇宙論』(岩波書店, 2008), 『上博楚簡與先秦思想』(台湾・萬巻樓, 2008)ほか.

「2016年 『『甲陽軍鑑』の悲劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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